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現在の測位システムでは、複数の航法の長所及び短所を組合せ、これらを複合的に
用いることにより、全体として高精度で冗長的なシステムとしている。
その組合せや補正技術は、適用するプラットフォームやユースケースに依存してい
る。
累積誤差が発散しないように、各種航法を組み合わせ、補正手法を構築することで、
[測位システムの最小誤差]=[補正する航法の最小誤差]
を満足するように、測位システムは設計される。
補正用外界センサ
(車速、対地速度、
ピトー管、DVL)
電波航法受
信機
ランドマーク検出用
外界センササブシス
テム
(カメラ、ソナー)
地図航法用内界セン
ササブシステム
(磁気コンパス、受
信機、VDS,地図
データ)
プラットフォーム
(搭載機体)
電波
灯台、
衛星
ラン
ド
マー
ク
プラットフォーム
制御用センサシス
テム
(状態推定)
慣性航法装置/
姿勢計測装置
位置姿勢角推
定処理(補正手法)
出力
外界環境
(情報)
推定された
・位置
・姿勢角
・方位角
・速度
・加速度
・角加速度
測位システム
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測位システムにおけるセンサフュージョン