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Azure犬駆動開発の記録 2024/4/20 Global Azure in Fukuoka 馬場ひろの Hirono Baba

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スピーカーについて ◼ 馬場ひろの ◼ (株)オルターブース所属 ◼ エンジニア4年生 ◼ AzureやGitHub, .NETがんばってます ◼ 夫、犬と3人(2人と1匹)家族 @nina-sensei

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発表内容について ◼ 今日話すこと ◼ 我が家で2年超運用中の犬用システムの開発過程について ◼ 第1弾:ごはんあげた通知してくれるLINE Botの開発 ◼ 第2弾:ごはんあげた時間の記録が見れるWebページの開発 ◼ 第3弾:イッヌがしゃべってる感じのBotの開発 ◼ 対象者 ◼ Azure初心者向け ◼ あまり高度な開発ではないです ◼ 息抜きにご覧ください

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愛犬テイラーちゃん ◼ ロングコートチワワ(レッド) ◼ 6才、女の子 ◼ 関西出身 ◼ 性格:神経質 ◼ 特技:拗ねる ◼ 宇宙一かわいい

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第1弾

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リモートワーク中に起こった、 お昼ごはんをあげたのかわからない問題 お昼休み遅くなった… テイラーのごはんあげてくれたかな? (ミーティング中なので部屋を閉めている) どうしよう確認が取れない… (おなかすいた)

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◼ えさ用器の隣にIoTデバイスを設置 ◼ ごはんあげたらボタンを押す ◼ 押すとLINEに通知がくる 開発したシステム SORACOM Beam Messaging API Azure Logic Apps SORACOM LTE-Mボタン

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LTE-Mボタン + LINE Bot + Logic Apps ◼ SORACOM LTE-Mボタン + LINE Bot + Logic Appsで通知システムを作成 ◼ SORACOM LTE-M Button for Enterprise ◼ 3種類のクリックに応じたアクションをクラウド側で設定できる、自分だけのIoTボタンを作れる デバイス ◼ LTE-M通信を内蔵し、単四電池で駆動 ◼ クリックのパターンでBotの内容が変わる ◼ シングルクリック:お昼ごはんをあげた時 ◼ ダブルクリック:夜ごはんをあげた時 ◼ ロングクリック:ペットシーツを交換した時

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Azure Logic Apps ※SORACOM、LINE側の設定は割愛

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実際のLINE Bot ◼ (◐ㅈ◐)チワワの顔文字でテイラーがしゃべって いる感を演出 ◼ 犬と会話できているようで満足 ◼ クリック以外のレスポンスには定型文を送信

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第1弾運用実績 ◼ 運用費(一か月あたり) ◼ SORACOM LTE-M Button for Enterprise ◼ 月額:275円 ◼ Azure Logic Apps ◼ プラン:消費(従量課金の方):1円未満 ◼ 感想 ◼ ごはんを誰があげるかでもめなくなった ◼ ありがとうが増えた ◼ あげないほうも、ごはんをあげた確認ができるのが地味に助かる だいたいの実行回数 ◼ 昼:1回 ◼ 夜:1回 ◼ ペットシーツ交換時: 2~3日に1回

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第2弾

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ほしい機能ができた ◼ 通知のおかげでストレスなくごはんをあげられるようになった ◼ と同時に、ごはんをあげる時間のばらつきが気になるようになってきた ◼ 決まった時間にごはんをあげられているのか…? ◼ ごはんをあげた時間の記録を見たい! (◐ㅈ◐)はよくれ

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追加機能 ◼ ごはんをあげた時間の記録が見たい ◼ Azure Table Storageに実行記録を保存 ◼ データをグラフで表示できるようにする ◼ Azure Static Web AppsでWebページを作成 Azure Static Web Apps (React.js) Azure Table Storage 当時社内の若手メンバーやインターンの 子たちとTS勉強会をやっていたので Reactを選定(初挑戦)

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Webページを開発 ◼ 最初はLINE内にWebページを表示 できるLIFFアプリを作ろうとした ◼ Azure Static Web Appsの認証を 実装してみたかったのでWebペー ジに変更 ◼ 折れ線グラフであげた時間を表示

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第2弾運用実績 ◼ 運用費(一か月あたり) ◼ SORACOM LTE-M Button for Enterprise ◼ 月額:275円 ◼ Azure Logic Apps ◼ プラン:消費(従量課金の方)、1円未満 ◼ Azure Static Web Apps ◼ プラン:Free、0円 ◼ Azure Table Storage ◼ 1円未満 ◼ 感想 ◼ 作成して1週間もしないうちに見なくなった ◼ 早々にサ終(SWAの勉強にはなった?) 原因:自分たちを追い込むだけの アプリになってしまった

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第3弾

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(このBotに)飽きてきた ◼ 2年超運用し、もはや我が家にはなくてはなら ないシステムとなった ◼ テイラーが話してる感が欲しくてこんなメッセ ージにしたのに、毎日見てるともちろん新鮮味 など皆無 ◼ いくつか返答パターンを作ってもいいが、どう せならテイラーAIを作ろう…!

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テイラーAI作成の作戦 ◼ いきなり本番用環境はいじれないので別アカウントのLINE Botを作る ◼ 本番環境はLogic Appsで運用中だが、先々を見据えてAzure Functions に移行することに Messaging API Azure Functions Azure Open AI Service

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AOAIリソースの作成 ◼ リソースからキーとエンドポイントを取得 ◼ Azure OpenAI Studioでモデルのデプロイを忘れずに

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LINE Botの開発 ◼ Azure Open AIのSDKを使って実装 ◼ 最新バージョンでは`ChatMessage`は廃止 ◼ `ChatRequestSystemMessage` ◼ `ChatRequestUserMessage`

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LINE Botの作成 ◼ 会話してみた ◼ 「わん」はやめてほしい ◼ SDKじゃなくてWeb APIたたく形にしても よかった ◼ でもAzure FunctionsのAOAIバインド機能 も使いたい ◼ どこまでできるかは要検証

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改善点 ◼ 何往復か会話すると、設定が反映されなくなってくる問題 ◼ 今までの会話をプロンプトとして読み込ませるようコーディングしなおす? ◼ 会話の例をデータとして追加する?

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今後について ◼ 本番環境にテイラーAIを組み込む ◼ Botの定型文がAIが生成した言葉に変わる ◼ テイラーAIの精度向上 ◼ Azure Logic Apps → Azure Functionsに移行する ◼ Logic Appsに組み込んでもいいが、せっかくコーディングしたので使おう ◼ 勉強したいAzureサービスを組み込むアプリとして活用したい

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