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スクラムマスター入門者のための 学習マップ 〜効果的な学びと実践〜 N1! スクラムエバンジェリスト 西野 香織 Copyright© NIFTY Corporation All Rights Reserved.
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LOVE! スクラム
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アジェンダ ● このセッションの目的 ● 私のスクラム学習ロード ● スクラムの学習マップつくってみた ● どう学習するか
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このセッションの目的 ● スクラムガイド以外の学習リソースを体系的に伝えることで、 スクラムマスターの学習障壁を取り除く ● スクラムマスターは、個人学習だけでなく 共同学習する「仕組み」をつくることで学習効果を最大化できる
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私のスクラム学習ロード
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No content
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初心者期(1-2年目) 学習量 :⭐⭐⭐⭐⭐ 学習効率 :⭐⭐⭐⭐⭐ 学習の楽しさ:⭐⭐
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ノウハウ化期(3年目) 学習量 :⭐⭐⭐ 学習効率 :⭐⭐ 学習の楽しさ:⭐⭐⭐⭐
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アウトプット期(4-5年目) 学習量 :⭐⭐⭐⭐ 学習効率 :⭐⭐⭐ 学習の楽しさ:⭐⭐⭐
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組織課題を捉える期 学習量 :⭐⭐⭐ 学習効率 :⭐⭐⭐⭐⭐ 学習の楽しさ:⭐⭐⭐⭐⭐
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6年間のスクラム学習・実践で気づいたこと ● スクラムガイド「だけ」では、スクラムの学習と実践には不十分 ○ スクラムの関連知識の学習範囲が広すぎる ○ 周辺にどういった知識があるのか、最初は手探り ● よい学習経験ほど、人と唸っている時間が長い ○ 同じ課題を抱えている人同士で集まると「唸り」が生まれる ○ ひとりで唸るのはつらいが、人と唸ったときは最終的に「面白い」「楽し かった」という感情につながった経験が多い
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6年間のスクラム学習・実践で気づいたこと ● スクラムガイド「だけ」では、スクラムの学習と実践には不十分 ○ スクラムの関連知識の学習範囲が広すぎる ○ 周辺にどういった知識があるのか、最初は手探り ● よい学習経験ほど、人と唸っている時間が長い ○ 同じ課題を抱えている人同士で集まると「唸り」が生まれる ○ ひとりで唸るのはつらいが、人と唸ったときは最終的に「面白い」「楽し かった」という感情につながった経験が多い
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スクラムの学習マップつくってみた
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学習領域には 相互影響がある ● 学習領域は、すべてが重なりあい、 相互影響がある ● これ↓は簡略化している
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スクラムの原理 ● スクラムの理論 ○ 経験主義 ○ リーン思考 ● アジャイル ○ 価値観と原則 ● システム思考 ○ 複雑性への対応 ● 複雑性理論 ○ プロジェクトの予測不能性
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プロセスと改善 すべての学習領域を内包する 仕事をどう進めると効率がいいか、個人が 成長できるか、プロダクトの競争力をどう強 化するかという領域 ● 継続的改善 ● フィードバックループ ● カンバン(プロジェクト管理手法) ● スクラムイベント などなど…
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人と組織 「プロセス」「プロダクト」と特に近い関わり 個人の成長、人と人の関わり、組織のあり方 をどう発展していくかという領域 ● リーダーシップ論 ● ファシリテーション ● コーチング ● 組織論 ● 心理学 などなど…
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プロダクトとビジネス 「技術」「人と組織」と特に近い関わり プロダクト価値の増大、費用対効果、プロダクト やビジネスの成長をどうするかという領域 ● デザイン思考 ● 顧客中心主義 ● プロダクトマネジメント ● ビジネス戦略 ● 顧客価値の想像 ● メトリクスと設定 などなど…
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技術と実装 「プロダクト」と特に近い関わり これがなくてはなにもできない。効果的・効 率的に価値を届けるにはどうするかという 領域 ● 変更管理 ● アジャイル技術プラクティス ● ソフトウェアアーキテクチャ ● 品質管理 などなど…
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PO SM DEV この図はスクラムの役割とも重なる。学習の起点として動きやすいエリアを意味する
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おまけ:楽しい使い方 自分やチームの学習マップを描いてみよう ● 読んだ本をマッピング ○ この分野について学習したいときの関連書籍がわかる ○ 好きなところ、足りてないところの見える化 ● 足りていない理論や項目の追加
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自分の読んだ本を 学習マップにマッピング
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どう学習するか
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6年間のスクラム学習・実践で気づいたこと ● スクラムガイド「だけ」では、スクラムの学習と実践には不十分 ○ スクラムの関連知識の学習範囲が広すぎる ○ 周辺にどういった知識があるのか、最初は手探り ● よい学習経験ほど、人と唸っている時間が長い ○ 同じ課題を抱えている人同士で集まると「唸り」が生まれる ○ ひとりで唸るのはつらいが、人と唸ったときは最終的に「面白い」「楽し かった」という感情につながった経験が多い
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効果的な「グループ学習の場」に必要な要素 単なる学習の場(人を募り、時間を取って学ぶ)は質にムラがある ● 唸るほど「考え抜く」仕組みをつくる ○ 複雑な課題と、その解決に役立ちそうな学習内容とを照らし合わせて 考えることを学習のメインにする ○ 参加者の学習経験値に差がない(経験値は「0」が最も揃えやすい)
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まとめ
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学び続けるために ● 「スクラムの学習マップ」見る・使う ○ 「プロセスとカイゼン」「人と組織」「プロダクトとビジネス」「技術と実装」 ● 「唸り」がグループ学習中にうまれるようにする ○ うなりがない=わかりやすすぎる、実践していない、本気でない ○ 「うーん…」という時間があることが、結果、効率的な学習につながる
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理論は地図、実践は旅 学びたいこと=「道はわからないけど行ってみたい場所」 地図を囲んで旅行の予定をたてるような「学び」をしよう!