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1万台のRaspberry Piを制御する。
AWS IoT で実現する
新処方箋情報基盤
株式会社カケハシ
処方箋情報基盤開発 エンジニア 加藤健二
2021/10/05 AI在庫管理（新規事業）の設計勘所
https://connpass.com/event/223220/
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自己紹介
（かっこいい写真） ● 2018 カケハシ参画
● 〜2019 Musubi開発
● 〜2020 Pocket Musubi開発
● 〜2021/05 AI在庫管理開発
● 2021/06〜 新処方箋情報基盤開発
最近の推し漫画： ハコヅメ
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Musubi と電子処方箋情報
● Musubi には「薬歴」と呼ばれる処方や服薬指導に関する情報を
記録する機能がある
● 薬歴は各処方箋ごとに記録する
● 処方箋はレセコンと呼ばれる他の計算機からファイルとして出力・送信される
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電子処方箋情報取り込みの仕組み
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現状の課題
排他制御
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ファイアウォール
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現状の課題 - 2
クライアントアプリの過負荷
Musubi以外のプロダクトのみ
契約のユーザ
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● カケハシ創業期の負債の1つであり、利用者が増えるに従って影響が無視できなく
なってきた
● AI在庫管理やMusubi Insight単独契約のケースでは致命的に
新処方箋情報基盤が必要
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新処方箋情報基盤
● Raspberry Pi で Musubi 依存から脱却
● SORACOM で ファイアウォールの影響を排除
● 処方箋情報はファイルをプロダクトに送信
→ ゆくゆくは基盤側へ移行
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新処方箋情報基盤の課題
● Raspberry Pi には入出力がないため、ユーザへのフィードバック手段が必要
○ レセコンとの連携が切れた、電源が落ちた、ハードウェアの温度が上昇、 etc
○ 局内IPアドレス、レセコンの Windows共有など設定変更
● セキュリティの確保
○ 個別のRaspberry Piの盗難検知、無効化
● x10,000台（将来的に）
AWS のマネージドサービスをフル活用
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使用している AWS リソース
AWS IoT
● Thing （モノ） - Raspberry Piを個別のリソースとして扱う
● メッセージブローカー - MQTT等によるPub/Sub
● Device Shadow - Thingとクラウドとの共有領域
● Jobs - AWSからRaspberry Piにジョブを発行する
その他
● S3, Lambda, API Gateway, Systems Manager, EventBridge
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機能紹介
● 処方箋情報読み込み
● 端末管理
他にも
● 自動キッティング
○ 電源入れるだけでAWSへのデバイス登録〜最新のソフトウェアに更新まで実施
● 薬局状態レポート
○ 各Raspberry Piの状態やアップロードされたファイルの数を報告
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処方箋情報読み込み
Lite版
リアルタイム性に課題
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端末管理
ネットワークが一時的に不通でも
Device Shadow に値が保持され
ている
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端末管理画面 on Slack
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今後の処方箋情報基盤開発予定：
● カケハシ全社で使う共通処方箋データ基盤への昇華
● 薬局ユーザー向け管理画面のフロントエンド・バックエンド
まだまだ足りない！！
我こそは！という方
是非カケハシへ来てください
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