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サブ資料③:ドメインモデル中心の設計(ドメイン駆動設計)
ドメイン駆動設計について
概要
ドメイン駆動設計(Domain-Driven Design, DDD)は、エリック・エヴァンスによって提唱され
たソフトウェアの開発手法および設計手法。
特徴は、ビジネスドメインの複雑さを反映し、ソフトウェアをビジネス要件に対して柔軟か
つ効果的に対応できるようにするために、ビジネスドメインの理解と表現に焦点を当て、ソ
フトウェアの設計と実装を行う。
ドメインモデル中心の設計(ドメイン駆動設計)のメリット
①機能性を高められる
これは、役に立つものを作ること、言い換えると「作ったけど使えない」プロダクトが出来上
がることを避けやすい
②保守性を高めること
⾧期間開発しても機能拡張が容易でありつづけられる、つまり、「技術的負債でどんどん開発
速度が低下する」を避けられやすい。開発者も理解しやすい
ドメイン中心のアプローチでは、最初は追加のメンテナンスのオーバーヘッドが発生するが、
時間の経過とともに大きな利益が得られる。
ある時点から、ドメイン中心の手法が複雑さの点でデータ中心のアプローチを追い越し、原則
に準拠したシステムの維持と進化が容易になる。
その理由は、アプリケーションにおいて、問題のドメイン自体が、そこから生成されるデータ
よりも重要であるため
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