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~ Whyから始めるAgile ~ Agile Japan 2018 2018/7/19 13:00~14:30 担当実行委員: 今村 博明 ファシリテーター: 森 一樹

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このセッションの目的 他者との協働を通じて、自分自身のAgileに 対する意義や目的を見つめなおしてみましょう 「アジャイルソフトウェア開発宣言」と その背後にある「原則」に改めて触れて その意図を考えてみましょう  “Why” を常に意識することの重要性を 再確認しましょう

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セッション担当 AJ実行委員 インフォテック株式会社 金融第3グループ マネージャ 社外活動 Agile Japan2018 実行委員長 IPA ITスキル標準プラス アジャイル領域策定WGメンバー 青学ワークショップデザイナー育 成プログラム第26期履修終了 今村 博明 Imamura Hiroaki 普段何してる人なの? 客先常駐型SIer企業勤務 プロジェクトのマネジメント 開発保守チーム支援

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ファシリテーター 野村総合研究所 bitLabs ・プロダクトオーナー ・チームファシリテーター 社外活動 森 一樹 Mori Kazuki 普段何してる人なの? 社内外へのアジャイル推進 チームファシリテーションの展開 … プロジェクト マネージャー保護者会 アジャイルひよこクラブ ふりかえり実践会

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ゴールデンサークルを使っていきます • スタートアップのアプローチの1つ • 「なぜ物事をはじめるのか」「なぜやる必要があるのか」 ”Why”に立ち戻って考える Why How What

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ゴールデンサークルを使っていきます • スタートアップのアプローチの1つ • 「なぜ物事をはじめるのか」「なぜやる必要があるのか」 ”Why”に立ち戻って考える Why How What アジャイルに 取り組む 目的に立ち戻って 考えましょう

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ゴールデンサークルを使っていきます • スタートアップのアプローチの1つ • 「なぜ物事をはじめるのか」「なぜやる必要があるのか」 ”Why”に立ち戻って考える Why How What アジャイルに 取り組む 目的に立ち戻って 考えましょう 目的を達成する ために大切な 「原則」を 考えましょう

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ゴールデンサークルを使っていきます • スタートアップのアプローチの1つ • 「なぜ物事をはじめるのか」「なぜやる必要があるのか」 ”Why”に立ち戻って考える Why How What アジャイルに 取り組む 目的に立ち戻って 考えましょう 目的を達成する ために大切な 「原則」を 考えましょう Howを実現する ための行動を 考えましょう

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ワークショップのすすめかた わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 Why → How → What の順で考えていきます Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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ワークショップのすすめかた わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 まずは ”Why” を考えましょう Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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円卓のつかいかた 膝のうえに乗せてテーブルにします 円卓をくるくる回して書くこともできます

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“わたし”の “Why Agile” を描く アジャイルに取り組む理由を考えてみましょう を(解決/達成/実現)したい 私はアジャイルで 解決したい課題 達成したい目標 実現したいもの お手元のイシューカードにご記入ください 」 「

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“わたし”の “Why Agile” を描く アジャイルに取り組む理由を考えてみましょう 」 を(解決/達成/実現)したい 私はアジャイルで 迅速に市場からフィードバックを得て、 顧客満足度の高いプロダクトを作りたい お手元のイシューカードにご記入ください 解決したい課題・達成したい目標・実現したいもの 「 ※テンプレートから外れてもOKです

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“わたし”の “Why Agile” を描く アジャイルに取り組む理由を考えてみましょう を(解決/達成/実現)したい 私はアジャイルで 解決したい課題 達成したい目標 実現したいもの お手元のイシューカードにご記入ください 」 「 5分間で書いてみましょう

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ワークショップのすすめかた わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 グループを作ります Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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グループ編成 イシューカードを胸にかかげ、 イシューが近い人同士で5-6人のグループを作りましょう 5分間でグループを作り、円卓を使って着席してください アジャイル経験者(黄色)が固まらないようにしましょう Issue Issue Issue Issue Issue Issue

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ワークショップのすすめかた わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 Whyを深めていきましょう Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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付箋のつかいかた • 黄・青・赤・青緑の4色の付箋をご利用ください • 上にめくるのではなく、「横にめくって」剥がすと キレイに貼れます

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“みんな” の “Why Agile” • あなたは何のためにAgileに取り組もうとしていますか? • 自己紹介をしながら共有しましょう (7分) **** *** *** *** *** 円の中心にWhyを付箋で 書き入れていきましょう 意見・議論はどんどん ペンでメモしていきましょう ※ペンはご自由にお使い ください

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“みんな” の “Why Agile” • あなたは何のためにAgileに取り組もうとしていますか? • 自己紹介をしながら共有しましょう (7分) • なぜ?をさらに具体化、深めましょう(6分) **** *** *** *** *** 共通するものや、大事だと 思うものに○をつけましょう 他人が発言した内容は どんどん記入していきま しょう

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ワークショップのすすめかた わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 Howを考えましょう Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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アジャイル宣言の原則 “How” • 目的を達成するために、特に重要だと思う原則を3つ 選びましょう • なぜ重要だと思うのか?という理由も記載しましょう • Whyが不適切な場合は修正しましょう *** *** *** *** *** 2つ目の円に選んだ原則と、 重要だと思う理由を記載し ましょう 議論はどんどんメモしてい きましょう *** *** 円を3分割してください *** *** *** *** *** *** ***

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ワークショップのすすめかた わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 Whatを考えましょう Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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あなたは “What” なにをしますか? • “How” を実現するためにどんな「行動」をとりますか? • 普段やりたくても出来ていない「行動」はなんでしょうか • 普段やっている、狙いが分かっていない「行動」は なんでしょうか *** *** *** *** *** 3つ目の円に行動を記載 しましょう 議論はどんどんメモしてい きましょう *** *** 特に大事だと思う行動に 〇をつけましょう *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***

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ワークショップのすすめかた わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 共有しましょう Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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ゴールデンサークルの共有 • このゴールデンサークルをAgile Japan公式Facebookページ/会場内で 公開してもよい場合は、公開OKに○をお願いします • 他のグループのゴールデンサークルのWhy・How・Whatを確認しましょう • 「イイネ」「わかる」などなんでもコメントを記載して残してください • 何か持ち帰れる考え方があれば、付箋にメモしておきましょう *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** 「参考になった」「イイネ」 「気になること」など、 どんどんコメントを 残しましょう 公開OK/NG 公開OK/NGどちらかに○

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みなさまお疲れ様でした わたしのWhy “わたし” がアジャイルに 取り組む目的 “Why” を考えよう 10分 グループ編成 目的が似ている人を探そう 5分 Whyの深化 目的を共有して、深堀りしよう 20分 Howの検討 目的を達成するために大事な原則を考えよう 10分 最後にふりかえりをしましょう Whatの検討 原則を実現するために必要な行動を考えよう 10分 共有 Why, How, Whatをみんなで共有しよう 5分

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ふりかえり これまでのワークショップをふりかえり、 しっかりと持ち帰りましょう • 自分の ”Why” はどう変わりましたか • なにか分かった、気付いたことはありますか • どんなコメントをもらい、どう思いましたか • 持ち帰りたいものはなんですか • ここにいない人に伝えたいことはなんですか ご自身のイシューカードの裏に ふりかえりを記載してください

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おわりに Agileで提唱されている原則や手法はあくまでも “How” であり、それをベースにして現場で 実践していることは “What” です あなた自身の “Why” を常に忘れず、 “Why” から始めることを大事にして いきましょう