©Fusic Co., Ltd. 0 AWS Well-Architected Framework をみんなで読んでいる話 2024.11.20 Mai Miyazaki @maimyyym 九州AWS若手の会 #2

©Fusic Co., Ltd. 1 宮崎 真衣 Miyazaki Mai HN: mai (@maimyyym ) ◉ I am - 管理栄養士（養成校卒業・資格保持のみ） - 元百貨店スタッフ（Beauty Counselor） - 2023年10月 Fusic入社 / 2年目エンジニア ◉ Skill - AWS / Python / TypeScript / PHP(Laravel) - Interested in: Security & Complience ◉ Comment - 明後日も登壇予定（JAWS-UG朝会） - re:Invent 行きます！ABWGプログラムで参加します 自己紹介 はじめに 事業本部 技術創造部門 / エンジニア 株式会社Fusic

©Fusic Co., Ltd. 2 CONTENTS 目次 1. AWS Well-Architectedとは？ 2. 輪読会のきっかけと前提 3. 輪読会の進め方と光景 4. 輪読会の効果と期待 5. まとめ

©Fusic Co., Ltd. 3 AWS Well-Architectedとは？ 1

©Fusic Co., Ltd. 4 AWS Well-Architectedにアクセスしてみる AWS Well-Architectedとは？ 公式ページのQRコードです。 この話を聞く前に、ぜひ読み取ってください！

©Fusic Co., Ltd. 5 AWS Well-Architectedにアクセスしてみる AWS Well-Architectedとは？ AWS Well-Architected Framework では、クラウド上でワー クロードを設計および実行するための主要な概念、設計原則、 アーキテクチャのベストプラクティスについて説明していま す。 AWS Well-Architected Framework

©Fusic Co., Ltd. 6 AWS Well-Architectedにアクセスしてみる AWS Well-Architectedとは？ AWS Well-Architected と6つの柱 AWS Well-Architected レンズ AWS Well-Architected ガイダンス 運用上の優秀性の柱 / セキュリティの柱 / 信頼性の柱 パフォーマンス効率の柱 / コスト最適化の柱 / 持続可能性の柱 特定の業界およびテクノロジー領域に広げたもの 特定のユースケース、テクノロジーや実装シナリオに焦点を当てたもの 汎用的 具体的

©Fusic Co., Ltd. 7 AWS Well-Architectedにアクセスしてみる AWS Well-Architectedとは？ AWS Well-Architected と6つの柱 AWS Well-Architected レンズ AWS Well-Architected ガイダンス 運用上の優秀性の柱 / セキュリティの柱 / 信頼性の柱 パフォーマンス効率の柱 / コスト最適化の柱 / 持続可能性の柱 特定の業界およびテクノロジー領域に広げたもの 特定のユースケース、テクノロジーや実装シナリオに焦点を当てたもの 具体的 汎用的

©Fusic Co., Ltd. 8 輪読会のきっかけと前提 2

©Fusic Co., Ltd. 9 きっかけ 輪読会のきっかけと前提 AWSのベストプラクティスが求められるプロジェクト AWS Well-Architected が役に立ちそう せっかくだから社内で読んでみよう AWS Well-Architected Framework

©Fusic Co., Ltd. 10 前提 輪読会のきっかけと前提 クライアントワークをしています。 非エンジニアのお客さま (Webシステム開発) エンジニアチームのお客さま (開発・伴走支援) AWS Well-Architected Framework

©Fusic Co., Ltd. 11 前提 輪読会のきっかけと前提 クライアントワークをしています。 非エンジニアのお客さま (Webシステム開発) エンジニアチームのお客さま (開発・伴走支援) 私はこの両方のプロジェクトを並行していました AWS Well-Architected Framework

©Fusic Co., Ltd. 12 読む前の印象 輪読会のきっかけと前提 難しいことが書いてある コンプライアンス要件が高いプロジェクトには 確かに使うかも…だけど、私にとっては すぐに活かせるものではない AWS Well-Architected Framework

©Fusic Co., Ltd. 13 輪読会の進め方と光景 3

©Fusic Co., Ltd. 14 進め方 輪読会の進め方と光景 固定メンバー4人 + 自由参加 業務はAWSメイン それぞれ異なるプロジェクトを持っている ＋ • オフライン + リモート • 専用のSlackチャンネル

©Fusic Co., Ltd. 15 進め方 輪読会の進め方と光景 心がけていること 無理せず継続できること （業務優先！） 読み終わること （今、折り返し地点！）

©Fusic Co., Ltd. 16 AWS Well-Architected 6つの柱の中身 輪読会の進め方と光景

©Fusic Co., Ltd. 17 AWS Well-Architected 6つの柱の中身 輪読会の進め方と光景 概要 一般的なアンチパターン 期待される効果 実装のガイダンス リスクレベル

©Fusic Co., Ltd. 18 AWS Well-Architected 6つの柱の中身 輪読会の進め方と光景 概要 一般的なアンチパターン 期待される効果 実装のガイダンス リスクレベル 「運用上の優秀性の柱」だけで 70以上ある！

©Fusic Co., Ltd. 19 いっぱいある・・・ 輪読会の進め方と光景 何を読み、何を読み飛ばすか？ 概要 期待される効果 必要に応じて他も読む みんなであれこれ会話する 実装のガイダンス 具体的にどんな サービスを使う？

©Fusic Co., Ltd. 20 いっぱいある・・・ 輪読会の進め方と光景 何を読み、何を読み飛ばすか？ 概要 期待される効果 必要に応じて他も読む みんなであれこれ会話する 実装のガイダンス より良いやり方で 進められるよう試行錯誤。 具体的にどんな サービスを使う？

©Fusic Co., Ltd. 21 いっぱいある・・・ 輪読会の進め方と光景 何を読み、何を読み飛ばすか？ 概要 期待される効果 必要に応じて他も読む みんなであれこれ会話する 実装のガイダンス より良いやり方で 進められるよう試行錯誤。 具体的にどんな サービスを使う？

©Fusic Co., Ltd. 22 いっぱいある・・・ 輪読会の進め方と光景 何を読み、何を読み飛ばすか？ 概要 期待される効果 必要に応じて他も読む みんなであれこれ会話する 実装のガイダンス より良いやり方で 進められるよう試行錯誤。 具体的にどんな サービスを使う？ 都度気になるところでコメントしていく ファシリテーションはしない。 あくまで 雑談 ベース（重要）

©Fusic Co., Ltd. 23 実際の会話 輪読会の進め方と光景 業務での経験談 かなり具体的で高解像度な 知見を得られる 知らない概念やサービスに ついてその場で調べて、 みんなでへーって言う つまりどういうこと？ を話す

©Fusic Co., Ltd. 24 会話の仕方を言語化してみる 輪読会の進め方と光景 （意識はしていないけれど…） 全員の理解度の一致がゴール 誰かが知っている・分かったことは みんなにその知見を広める 調べても誰もよく分からないことは 「へー」で終わる

©Fusic Co., Ltd. 25 輪読会の効果と期待 4

©Fusic Co., Ltd. 26 私が得られた効果 輪読会の効果と期待 私自身に即効で効果があったこと＝個人の状況によること Well-Architected自体だけではなく、 そこで生まれる会話の中で得た知見が 業務にすぐに活かせた 進行中の案件にベストプラクティスを適 用するための多角的な視点が自分の脳内 インデックスとして得られた （考慮点は増えて頭はパンクしそう） システム 開発案件 開発 + 伴走案件

©Fusic Co., Ltd. 27 みんなに聞いてみた”効果と期待” 輪読会の効果と期待 みんなに聞いてみた＝普遍的なこと • 自分の引き出しが増える • AWSサービスに関する知識が広がる • AWSが推奨していることが分かる • AWS利用におけるリスクと優先度が分かる • AWSが推奨していることを実際に お客さまに話す • 既存プロジェクトへの適用 • Well-Architectedを元にした改善 効果 これからに期待

©Fusic Co., Ltd. 28 AWS Well-Architectedへの今の印象 輪読会の効果と期待 • 難しい言葉や表現はたしかにあるが、日頃から当たり前に やっていることやすぐにできることも多く含む （IaC、自動化、一次認証情報…etc） • 輪読会を通して副次的に自分の知見が増える

©Fusic Co., Ltd. 29 まとめ 5

©Fusic Co., Ltd. 30 若手こそAWS Well-Architectedを覗いてみよう まとめ さまざまな経験値を持つ人が集まることで関連する事例の会話から新たな知見を得られる Point 01 分からないことはみんなで調べて、いい感じに効率よく知見が増える Point 02 ゆるい会話から生まれるベストプラクティスの引き出しと集合知 Point 03 少しずつ経験を重ねてきた若手AWSエンジニアこそ複数人で読むことをおすすめ！ Point 04

©Fusic Co., Ltd. 31 Thank You We are Hiring! https://recruit.fusic.co.jp/ ご清聴いただきありがとうございました