Slide 1

Slide 1 text

バズったからって こういう安直な提案は するな!& 乗るな! _・)つかまん(@tsukaman) https://bit.ly/CNDF23-PFEM4-TKMN インフラSIおじさんが贈る

Slide 2

Slide 2 text

2 • 名前︓ Masataka Tsukamoto(塚本 正隆) • 通称︓ _・) つかまん (@tsukaman) • 会社︓ ⽇本ヒューレット・パッカード合同会社 • 所属︓ WW Advisory & Professional Service Hybrid Cloud • 役割︓ 打楽器、Vocal、メガネ、Cloud Solution Architect • 書籍︓ Ansible実践ガイド 第4版、Raspberry Pi〔実⽤〕⼊⾨ • 好き︓ ⾳楽、ガジェットIYH、眼鏡、楽しいことをする • 最近︓ ⾃宅にNutanix CE環境が⽣えました 誰?

Slide 3

Slide 3 text

本⽇のテーマ こ れ か ら こ ん な こ と を 話 す よ 3

Slide 4

Slide 4 text

4 όζ͔ͬͨΒͬͯ ͜͏͍͏҆௚ͳఏҊ͸ ͢Δͳʂ ৐Δͳʂ

Slide 5

Slide 5 text

例えば こんな 物語 〜 ク ラ ウ ド ・ ク ラ ウ ド ネ イ テ ィ ブ ・ プ ラ ッ ト フ ォ ー ム エ ン ジ ニ ア リ ン グ 〜 5

Slide 6

Slide 6 text

6 最近クラウドが 流⾏ってる らしいな インターネット経由で サービス提供してたら クラウドらしいぞ 弊社のサービスも ○○○クラウドって 名前にしちゃって 良いのでは・・・

Slide 7

Slide 7 text

7 今度はなんか クラウドネイティブ ってのが流⾏ってる らしいぞ 弊社サービス、 クラウドって付いてるし、 クラウドネイティブなん じゃない︖知らんけど アプリをコンテナに つめてKubernetesと かいうので動くように したらOKっぽいぞ

Slide 8

Slide 8 text

8 めっちゃ プラットフォーム エンジニアリング って聞くな︖ 弊社の製品も ITプラットフォーム って前から⾔ってる し、いけるんでは︖ なんかポータル ページがあって、 ユーザー⾃⾝が操作 できれば良いっぽいぞ︖

Slide 9

Slide 9 text

その結果 安 直 の 先 で 辿 り 着 い た 夢 の 世 界 9

Slide 10

Slide 10 text

「弊社のクラウドソリューションを活⽤して業務の最適化を︕」 「弊社はクラウドネイティブなサービスを提供します︕」 「弊社ツールの導⼊でプラットフォームエンジニアリングを加速︕」 10

Slide 11

Slide 11 text

「弊社のクラウドソリューションを活⽤して業務の最適化を︕」 「弊社はクラウドネイティブなサービスを提供します︕」 「弊社ツールの導⼊でプラットフォームエンジニアリングを加速︕」 11 あちゃー

Slide 12

Slide 12 text

対策 〜 表 ⾯ だ け の ⾔ 葉 に 惑 わ さ れ な い た め に 〜 12

Slide 13

Slide 13 text

賢いユーザーになるには︖ 1.⾔葉の定義を調べよう 2.そのうえでのUnlearning 3.求める本質を追求しよう 13

Slide 14

Slide 14 text

⾔葉の定義を 調べよう そ の ⾔ 葉 を 正 し く 理 解 す る 努 ⼒ 14

Slide 15

Slide 15 text

それぞれの⾔葉の定義を探る • キーワードによってはきちんと定義がされている – Cloud Computingの場合 • アメリカ国⽴標準技術研究所(NIST)によるクラウドコンピューティングの定義がある – https://nvlpubs.nist.gov/nistpubs/legacy/sp/nistspecialpublication800-145.pdf – Cloud Nativeの場合 • Cloud Native Computing Foundation (CNCF)によるクラウドネイティブの定義がある – https://github.com/cncf/toc/blob/main/DEFINITION.md – Platform Engineeringの場合 • 特定の団体による明確な定義はない(個々の企業などでは定義・解説があったりする) • まずCNCFによるPlatformのWhite Paperが有⽤となる – https://tag-app-delivery.cncf.io/whitepapers/platforms/ • 様々な⼈の意⾒などをまとめて考える必要がある – 過去のPFEMの資料が⼤いに役⽴ちます • https://platformengineering.connpass.com/ 15

Slide 16

Slide 16 text

そのうえでの UNLEARNING 学 び の 第 ⼀ 歩 は 「 疑 問 を も つ こ と 」 か ら 16

Slide 17

Slide 17 text

UNLEARNING 〜こうである“べき“を外す〜 • 定義はあくまでも「定義」 – 原理原則を知るのは重要だが、とらわれ過ぎてもダメ – 定義がなされた時点から、状況は常に変化し続けている – 原点から考えを常に前に進めて、アップデートしつづけよう • 参考︓予測できない時代に学ぶ「クラウドネイティブ」にまつわる誤解と本質 – https://speakerdeck.com/jacopen/essence-of-cloud-native • キーワードを「はずして」考えてみることも重要 – 何が利点なのか、何が重要なのか、何が必要なのか – “流⾏りのキーワード“を使わずに説明できますか︖ • そこに「本質」が⾒つかるはず・・・ 17

Slide 18

Slide 18 text

求める本質を 追求しよう あ な た が 本 当 に 必 要 と し て い る も の は ︖ 18

Slide 19

Slide 19 text

貴⽅にとっての「本質」を追求する • ⽬先の⼿段ではなく何が本当に必要かを考える – 参考︓PlatformCon 2023 Recap @ PFEM #3 • 「Output」ではなく「Outcome」 • https://www.docswell.com/s/tananyan29/ ZJL8QQ-2023-06-30-204644 – 特定の「モノ」を使うことに気を取られ過ぎてないか︖ • Kubernetesを使うことがクラウドネイティブではない • IDP製品を導⼊することがプラットフォームエンジニアリングではない • あえてそのモノを「使わない」ことが最適解である可能性はないか︖ • 実現すべき「コト」があるからこそ、その「モノ」を選べているか︖ 19

Slide 20

Slide 20 text

CONCLUSION お ・ ま ・ と ・ め 20

Slide 21

Slide 21 text

賢いユーザーになるには︖ 1.⾔葉の定義を調べよう 2.そのうえでのUnlearning 3.求める本質を追求しよう 21

Slide 22

Slide 22 text

賢い○○○○になるには︖ 1.⾔葉の定義を調べよう 2.そのうえでのUnlearning 3.求める本質を追求しよう 22 ⾃由にポジションを⼊れてみよう︕ ユーザー、営業、提供者、エンジニア、経営者 etc…

Slide 23

Slide 23 text

ベストパートナーを⾒つけよう • 流⾏り⾔葉の表⾯だけをなぞらない • 変化にあわせて考えをアップデートできる • 実現すべき要望から最適な選択肢を⾒つけ出せる • 本質について⼀緒に考えて共に成⻑していける 23

Slide 24

Slide 24 text

ベストパートナーを⾒つけよう • 流⾏り⾔葉の表⾯だけをなぞらない • 変化にあわせて考えをアップデートできる • 実現すべき要望から最適な選択肢を⾒つけ出せる • 本質について⼀緒に考えて共に成⻑していける 24 ⾃由にポジションを⼊れてみよう︕ 同僚、取引先、顧客、友達、恋⼈、家族、戦友 etc…

Slide 25

Slide 25 text

ベストパートナーを⾒つけよう • 流⾏り⾔葉の表⾯だけをなぞらない • 変化にあわせて考えをアップデートできる • 実現すべき要望から最適な選択肢を⾒つけ出せる • 本質について⼀緒に考えて共に成⻑していける 25 ⾃由にポジションを⼊れてみよう︕ 同僚、取引先、顧客、友達、恋⼈、家族、戦友 etc… いつでも お声がけ お待ちしてます

Slide 26

Slide 26 text

26 Are you hiring︖