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SRE book の Podcast を通じて知った SRE と事業運営の共通点

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自己紹介 名前 : 菱田健太(@kenta_hi) 仕事 : Topotal COO 直近のキャリア - 2016年〜2020年 : サーバ運用の会社で 取締役 - 2021年〜 : Topotal Podcast - もう一度読むSRE

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SRE から事業運営側に 自分たちの価値を伝えるのに 困っていませんか?

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LTのきっかけ - 2021年から続けている Podcast を通じて、SRE と事業運営は 課題への取り組み方が似ていることを知った - 事業運営していると SRE の活動の価値を知る機会が少ない - SREの活動の価値が高いのでもっと広がってほしい 共通点をもちいて、SREの活動を広げるために事業運営目線で必要 な要点をお伝えします

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事業運営の意思決定のサイクル OODAループを使い、アクションの積み上げを行っている 実行する 決めた手段を実行する 原因と課題を
 特定する 取得した情報から何が課 題なのか見極める。 意思決定 手段を洗い出し目的に沿っ た手段を決める 行 動 観 察 課 題 特 定 OODA
 ループ
 意 思 決 定 観察する 様々な情報を取得する


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事業運営が困っている点 SRE の活動が会社の利益にどう繋がるか直感的にわかりにくい - 会計帳簿どの勘定科目に寄与するのか知りたい - どのような行動変容が生まれるか知りたい - 競合他社や市場動向と比べて、どうなのか知りたい などなど

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SRE の活動を広げるためにほしい情報 1. 目的に会社が得られる利益を伝えてください a. 自社だけでなく、市場の動向や他社の情報 もあるとなお嬉しいです。 2. 複数の選択肢から選んでください a. 1つだけだと他にもあるんじゃないかと考えてしまい、判断が止まりがちです。 3. 選んだ選択肢が会社に適した判断軸にしてください a. 自社の取り巻く状況や会社の考え方 を反映した判断軸だと納得感が高いです。 4. 結論を教えてください。 a. 課題や選択肢を共有してもらっても選べないので、結論まで導いてください。

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例えば。。。 「IaCを推し進めたい」 - 目的 - 開発チームにインフラ管理の権限を移譲し、より開発スピードを高める施策を SRE が行うためです。開発スピードを高めるこ とは売上やソフトウェアの資産の質の向上に寄与します。 - IaC は、SaaS を提供している事業会社では使われている技術になり、一般的になりつつあります。 - 選択肢 - SRE のリソースの確保をするには、コード化以外にも SRE の採用や人材派遣の登用で解決することもできます。 - 判断軸 - IaC を進めるためには、インフラ構成の把握や背景を知る必要があるため、派遣や採用では直ぐに解決できません。 - IaC を内部で進めることは、技術的な会社としてのイメージを発信出来る要素にもなりえます。 - 結論 - IaC を推し進めます。

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SRE の活動を広げるためにほしい情報 1. 目的に会社が得られる利益を伝えてください a. 自社だけでなく、市場の動向や他社の情報 もあるとなお嬉しいです。 2. 複数の選択肢から選んでください a. 1つだけだと他にもあるんじゃないかと考えてしまい、判断が止まりがちです。 3. 選んだ選択肢が会社に適した判断軸にしてください a. 自社の取り巻く状況や会社の考え方 を反映した判断軸だと納得感が高いです。 4. 結論を教えてください。 a. 課題や選択肢を共有してもらっても選べないので、結論まで導いてください。