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頻度主義への批判とベイズ主義の台頭
● 頻度主義統計学の最も便利なツールである「統計学的仮説検定」の「p値」「有意性」
が批判にさらされており、ベイズ統計学が見直されてきた
○ 科学的な結論やビジネス・政策上の決定は、「 p値が特定の閾値を超えたかどうか」だけに基づいて
行われるべきではない(『 The ASA Statement on p-Values: Context, Process, and Purpose』)
● 頻度主義統計学は論理が回りくどく、本質を理解するのが非常に難しい(個人の感
想)
○ 古典統計(=頻度主義統計学)の核となる検定のロジックはやや込み入っており、直感的に理解しに
くい(『統計学を哲学する』)
● ベイズ統計学の台頭に伴い、「統計学といえば頻度主義統計学を指す」というほど
の地位は失いつつあるが、今なお多くの学問分野で頻度主義統計学が使われ続け
てる
○ 日本の大学でまず習うのは頻度主義統計学