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続・金融引き締め局面の投資戦略
PWのポートフォリオ構築のための投資戦略骨子を確認します。
○経済情勢と大局観
2022年はここもと見られなかった本格的なインフレが確認され、グローバルな金融政策の引き締めと経済成長ペースの鈍化がテーマとなり、種々のアセットクラスが下落し
ました。しかし、2022年終盤以降米国でインフレがピークを打ちつつあり、今後は景気や実体経済の悪化との天秤を勘案して金融政策が決定されていくと考えられます。
2023年前半、金利が高止まっている間は債券投資の実行に有利な局面。一方で、2023年後半に金融緩和の累積的影響による景気減速が実現してくる段には、
AT1(優先株式預託証券、CoCos)をはじめとするリスクアセットに好機が訪れると考えられます。
従って2023年前半は、経済成長ペースの鈍化の可能性等を踏まえ、景気サイクルの終盤を意識しながらディフェンシブなポートフォリオ運営を実施。2023年後半戦の
リセッションリスクに対応できるよう、ポジションはやや軽め、高クオリティ銘柄でキャッシュフローをしっかりと確保することを推奨します。(2023年1月時点)
✓ 長期的には2024年の下げ相場
は良い買い場と考える。
✓ 2024年9月のFOMCで50bpの
利下が決定。約4年半ぶりの利
下となり、22年から続いてきた金
融引締に遂に終止符が打たれる。
✓ 銘柄選択の基本スタンスとしては、
構成銘柄の幅広さ、米国市場を
代表する優良銘柄の組入状況
及び過去のリスクリターンを勘案し、
S&P500指数に比重を置くことを
推奨。
✓ Mag7を筆頭に大型テック系企業
は2024年も相場を一定牽引す
る見込み。
✓ ハイパーグロースや赤字決算のハ
イテク企業は、Fedの金融緩和に
伴い時間分散でエントリーすること
を推奨(基本は押し目買い)。
但しグロース企業が須らく上昇す
るわけではなく、強靭なビジネスモ
デルを有する一部のグロース企業
が選好される可能性が高い。選
別が重要。
株式 債券
通貨
オルタナティブ
1. 金利
✓ 米10年利回りは経済指標に応じて
レンジで推移(やや下方バイアス)
✓ 短期金利は高水準で推移
✓ 超長期については水準次第
2. クレジット
✓ ポートフォリオのインカムゲインを維持す
るパーツとして利用
✓ 短期のシニア、Tier2劣後債の活用
✓ 長期の高クオリティ銘柄の活用
✓ 景気後退時に時間分散・円ベース単
価を勘案しながらAT1を仕込む
3. デュレーション
✓ 攻防安定的な年限は3-5年ゾーン
✓ 長期の年限は戦術的な投資対象
✓ ポートフォリオとしては緩やかなラダーを
構成
4. セクター・エリア
✓ 新興国については、米金利の高止ま
りによる相対的な魅力低下、インフレ
リスク・取引コスト等の観点から引き
続き慎重な見方
✓ 2023年は日銀新総裁就任、また
米国インフレ動向により、日米両
国の金融政策の転換が想定され
るため上下に大きくぶれる可能性
がある
✓ ドル建て資産を購入するために必
要なUSDの手当てについては、購
入する資産から得られる中長期的
なリターンと、円高リスクとの見合い
を検討
✓ 日銀要因で円高進行するタイミン
グではドル買いの好機
✓ 環境に応じて、ドルを購入するタイ
ミングは分散する
✓ 新興国通貨は基本的に保有しな
い
1. REIT
✓ 日本は個別銘柄、米国はインデック
ス投資、私募REITの場合はファン
ド活用
✓ 絶対水準に割安感がないため、選
別的に検討
2. コモディティ
✓ 基本的にキャッシュフローを生み出さ
ない資産には投資しない
3. ヘッジファンド
✓ ヘッジファンドの銘柄を見て一部検
討
✓ 流動性と残高に留意しつつファンド
マネージャーを吟味する
4. プライベートエクイティ投資
✓ 米国PEマーケットにおける、ミドル~
レイトステージの有望な企業へ投資
は引き続き検討
仕組債
✓ 円建てのニーズに対しては私募SB,
CLNの活用を検討
Pragmaworksの投資戦略骨子