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チラシの裏となにが違う︖ 読者を虜にするブログの書き⽅講座 2018/4/18 AWS事業部 濱⽥孝治 1
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2 ⾃⼰紹介 濱⽥孝治 •2017年9⽉⼊社 •AWS事業部 •⼤阪育ち東京勤務 •@hamako9999
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3 ジョインブログ 2400字
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4 ⼊社以来のブログ執筆ステータス
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5 今⽇伝えたいこと ⼼底思うのは 「ブログの書き⽅に正解は無い」 ということ 今⽇の話の中でブログ書く時のヒントや着⽬ 点を持ち帰ってもらって、これからのブログ 執筆の刺激にしてもらえれば最⾼です
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6 __ (祭) ∧ ∧ Y ( ゚Д゚) Φ[_ソ__y_l〉 ブログダワッショイ |_|_| し'´J
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7 本⽇喋ること • 技術記事にこそ必要なタイトルの要素 • リード⽂で読者を真剣にさせよう • ブログ書く時の⼼得
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8 技術記事にこそ必要なタイトルの要素
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9 利⽤上の注意 ここから先は濱⽥オレオレ箇所です 基本主観で喋るのでそのつもりで お聞きください
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10 記事タイトルが重要な事のリアルな理由 以下の要素にもろに影響する SNSシェアされた時のクリック率 Developers.IOトップページのクリック率
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11 こういったシチュエーション
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12 クリックされるタイトルとは︖ ではここでAWSの架空のサービスを例に クリックされるタイトルについて 考えてみましょう
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13 クリックされるタイトルとは︖ AWSの新サービスがリリースされました。 「AWS Drill」
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14 タイトル案① AWS Drillを試してみた
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15 タイトル案② 午前3時、深夜のラスベガスで AWS Drillを試してみた
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16 タイトル案③ 海外ホテルで部屋締め出されても安⼼︕ AWS Drillで5分で簡単ドアロック破壊
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17 あなたはどれをクリックしたくなりましたか︖ ①AWS Drill を試してみた ②午前3時、深夜のラスベガスでAWS Drill を 試してみた ③海外ホテルで部屋締め出されても安⼼︕ AWS Drill で5分で簡単ドアロック破壊
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18 技術固有名詞だけのタイトルで弱い点 技術の固有名詞だけだと、それに疎かったり 知らない⼈がクリックする動機がどうしても 弱くなりがち そのため、固有名詞以外の要素をいれること で、クリックする導線を増やしてあげる
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19 技術記事に必要なタイトルの要素 • その技術の固有名詞 • どういうユースケースで活⽤できるか︖ • 誰向けの記事なのか︖ • 具体的な数字でイメージできるか︖ • どれぐらい著者が感動しているのか︖
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20 濱⽥がつけてみたタイトル例 クラスメソッド⼊社以来 ⾃分で書いてみた記事のタイトル例で解説
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21 濱⽥タイトル例 • 「5分と6⾏」という数字で、直接的に「始めるのはこんなに簡単だ よ」と知らせてる • 「⼊⾨」という単語で⼊⾨記事であることを知らせる • 冒頭【CloudFormation⼊⾨1】は、不要かもしれない
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22 濱⽥タイトル例 • ターゲットとユースケースを冒頭に明⽰ • 書評だが、あえて「書評」という単語をいれなかった • タイトルみれば書評と丸わかりだし、世の中にあるいわゆる「書 評」の先⼊観を排除したかった
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23 濱⽥タイトル例 • 「丸裸」とちょっと強めの単語をいれてみた • セッションタイトルは「Monitoring,Logging, and Debugging for Containerized Services」だが、⽇本語で読まれることを⾒越してあえ て無視 • 本⽂に書いてあるので、セッションタイトルでググってもでる
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24 濱⽥タイトル例 • 「導⼊3分」で簡単に導⼊できることを強調 • 「超絶便利で悶絶」で、素直に感動していることを表現
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25 濱⽥タイトル例 • 「ほんまに運⽤できるの︖」で、⾃分が感じていた懐疑⼼と共に、⾒ る⼈の「まじかよ︖」という気持ちを刺激 • 数字「毎秒6000イベント」「ミリsec」で具体的なイメージを提⽰ • セッションタイトルは「マルチクラウドで構築する⼤規模解析サービ ス〜戦略とポイントについて」だが、⼀切無視
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26 濱⽥タイトル例 • ストレートに疑問(メインテーマ)を提⽰ • この本を読んで欲しいターゲットを明確に提⽰ • 書評だが「書評」の⽂字を⼊れず
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27 SEO対策としても効果があるのか︖ SEO対策にもなるし 検索結果におけるクリック率(CTR) にも関係する
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28 「CloudFormation ⼊⾨」の検索結果 「CloudFormation ⼊⾨」は Developrs.IOが圧倒的に強いキーワー ド(上位4結果独占) この中からどれをクリックするか︖ にもタイトルは⼤きく関わってくる
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29 タイトルまとめ • 技術要素の固有名詞だけだと、馴染みがな い⼈にはどういう内容かわかりにくい • その記事がどんなひとにどのように有⽤な のかという情報を付加することで、クリッ クされるきっかけを増やすことができる
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30 リード⽂で読者を真剣にさせよう
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31 リード⽂とは︖ 本⽂に⼊る前、記 事の冒頭に書く挨 拶⽂のようなもの (画像も含む)
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32 リード⽂の役割とその重要性 リード⽂はタイトルみてクリックして 記事に⼊ってきた⼈が 「その記事をどれぐらい 真剣に読むか」 を決定づける
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33 もしリード⽂が無いとどうなるか︖ いきなり本題に⼊り詳細な⼿順が始まったり すると、読者が「記事の落ち着き先」や「⾃ 分が本当に読む価値があるか︖」がわからな くなり流し読みで終わってしまいがち →シェアされづらい
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34 リード⽂に必要な要素 リード⽂に⼊れておいたほうが良い要素 1. その記事はなんなのか︖(結論) 2. その記事は誰向けの記事なのか︖ 3. 読むことでどんなメリットがあるのか︖
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35 濱⽥がつけてみたリード⽂例 クラスメソッド⼊社以来 ⾃分で書いてみた記事のリード⽂例で解説
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36 リード⽂例 RDSの読取り性能向上に⾮常に有効なリードレプリカ。みなさん、お使 いでしょうか。参照が多いアプリケーションの場合、書き込み⽤のマ スターとは別に参照⽤のリードレプリカを構築するのがベストプラク ティスです。 今回は、リードレプリカ複数台構成時の負荷分散とヘルスチェックに よるルーティング制御を、Route 53のヘルスチェック機能とCloudWatch Alarmを利⽤して、AWSマネージドで構築した様⼦をお届けします。 リードレプリカの冗⻑構成において、アプリケーション側からアクセ スさせる時、⼀般的にはHAProxy、MySQL Router、Consul by HashiCorp、 ProxySQLなどのソフトウェアロードバランサの導⼊が必要ですが、今回 は、全てAWSマネージドかつDB種別に依存しない構成、という点がメ リットです。 リードレプリカ以外にも応⽤できそうな⼿法なので、気になる⽅は是 ⾮⼀読をオススメいたします。 RDSリードレプリカの負荷分散・冗⻑構成をRoute 53のヘルスチェックとCloudWatch Alarmで実現する https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/readreplica-ha-route53/ • この記事が何かを記 載 • ソフトウェアロード バランサー導⼊時と ⽐べてのメリットを 太字で提⽰
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37 リード⽂例 「俺は、Linuxユーザーを⼀元管理・・・したいんやで︕︕」 AWS Directory ServiceのSimple AD、皆さんご利⽤でしょうか︖ AWSが 提供するフルマネージド型ディレクトリサービスです。設定がむちゃ くちゃ簡単でユーザー管理のみのシンプルな利⽤⽅法では、⾮常にお ⼿軽に使えて便利なサービスです。 複数インスタンスにおけるユーザーの統⼀管理にはディレクトリサー ビスの利⽤がベストですが、ディレクトリ管理にはWindowsOSを利⽤す る場合が多いと思います。しかし、Linuxユーザの管理を、わざわざ Windowsサーバーを⽴ててやるのも⾯倒ですよね。 今回は、AWS上におけるLinuxOSのユーザーをSimple ADで管理するため のディレクトリセットアップ、Linuxインスタンスのドメイン参加⽅法、 ユーザー追加の⼀連の流れを紹介します。 AWS環境上でのLinuxOSユーザー管理の参考になれば幸いです。ほな、 いってみよ。 Windowsを⼀切使わずDirectory ServiceのSimple ADを使ってLinuxユーザーを⼀元管理する https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/linux-simplead-management/ • Simple ADの簡単さ を説明 • Windowsを導⼊する 必要がないメリット を提⽰
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38 リード⽂例 「もっと早く知っておけばよかった・・・」 という気持ちしか湧いてこない、素晴らしいGoogleスプレッドシートの アドオンがあったので紹介します。昔から探してたんですが、ようや く巡り会えました。 導⼊も利⽤⽅法も超カンタン、普段からMarkdownで表を書いている⼈ には絶対オススメしたいアドオンなので、これを機にガンガン Markdownで表を書きましょう︕ 【導⼊3分】GoogleスプレッドシートをMarkdown出⼒するアドオン「MarkdownTableMaker」が超絶便利で悶絶 | https://dev.classmethod.jp/etc/markdown-tablemaker/ • タイトルの前のめり 感をそのまま引き継 いで感動した様⼦を お届け • 簡単に導⼊できるこ とを明⽰ • 対象読者を明⽰
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39 リード⽂例 「わかる・・・わかるで、それ・・・リモートワークは難しいんや でぇ・・・」 デブサミ2018で、「リモートワークは難しい - それでもぼくらは⻭をく いしばってやっていく」というセッションを聞きながら、⾃分は何度 もそう頷いてました。普段⾃分がなんとなーく感じていたことが、ど んどん⾔語化されていく感触です。共感する内容が盛り沢⼭で、むっ ちゃ⾯⽩かったんですよ。 この記事では、はてなの粕⾕さんのセッションを聞いて閃いた、リ モートワークを円滑にすすめるためのオンラインコミュニケーション のコツみたいなものを、いくつか紹介したいと思います。 リモートワークバリバリ導⼊している組織でも、これからやってみよ うかなと思っている⽅々にも参考になる部分あるかと思いますので、 気軽に読んでいただければと思います。 ほな、いってみよ。 本気でリモートワークを活⽤する組織が注意すべきオンラインコミュニケーションの指針6点 https://dev.classmethod.jp/remote-work/remotework-communication/ • ⾃分が感動したポイ ントを明⽰(太字に してる) • 書いている内容を要 約(オンラインコ ミュニケーションの コツ) • 対象読者を明⽰(リ モートワーク導⼊検 討組織向け)
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40 (おまけ)まとめはどう書くか︖ 濱⽥の場合、まとめはリード⽂とほぼ同じ内 容を書いてます。⽂章を置き換えてるぐらい。
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41 リード⽂まとめ • リード⽂の書き⽅次第で、読者の記事を読 むポイントが明確になる • 記事を読んだ時の納得性が⽣まれて、シェ アされやすくなる
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42 ブログ書く時の⼼得
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43 ⼼得① ブログ⼒は筋⾁である 書けば書くほどブログ⼒が備わる しばらく書かないと億劫になる 書く≠下書(チラシの裏) 書く=公開(多数の読者)
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44 ⼼得② ブログ執筆のハードルを上げない ある程度できたら公開してしまう 後からの修正もブログなら簡単 社内マサカリに圧倒的感謝 はてブで罵られてからが圧倒的本番︕︕
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45 ⼼得③ 書いていないものに 苦⼿意識をもたない 苦⼿なジャンルとか先⼊観をもたない (AWSアップデート記事、書評、勉強会レ ポート、ポエム) いざ書くと初めてなにが書きにくいか分かる 圧倒的成⻑
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46 まとめ
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47 まとめ タイトルは重要 リード⽂も重要 中⾝は好きなようにかけ ⼼得をもつべし