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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. 贄川 佳大 2024/10/30 AWS ACMで証明書の自動更新を設定してみた JTP株式会社・エンタープライズクラウドソリューション部

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. 0,目次 1, 自己紹介 2, ACMって知ってる? 3, 証明書の自動更新の条件とは 4, 実装時に勘違いしたこと 5, まとめ

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. 1,自己紹介 • 名前:贄川 佳大 • 所属:JTP株式会社(2023年入社) • 出身:大阪府堺市、近畿大学 • 趣味:ランニング、映画、リアル脱出ゲーム • 業務内容 o1年目:仮想化技術を使用したシステムの運用保守 o2年目:Terraformを使用してAWSシステムの構築

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. そもそもACMって知っていますか?

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. 2,AWS Certificate Manager (ACM) とは AWS ACM サービス概要 信頼できるSSL/TLS証明書を提供・更新するサービス フルマネージドサービス ⇒管理・運用はAWSが実施 証明書の発行・自動更新は無料(パブリック証明書のみ) パブリック証明書、プライベート証明書の発行、証明書のインポー ト・エクスポートが可能 証明書を利用可能なサービスは、ELB、CloudFront、Cognito、 API Gateway、NetworkFormationなど多くある ACMはリージョン単位のサービス ⇒別リージョンへのコピーなどもできない

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. 3,証明書の更新方法について • 証明書の更新方法は2種類 • Eメール検証:ドメインを含んだメールのリンクをクリックし更新する 証明書を要求したドメイン名(yourdomain.com)なら[email protected] • DNS検証:検証用のDNSレコードを作成する ⇒発行した後に更新方法の切り替えはできない • 自動更新はDNS検証のみ • 条件として、 1,証明書がAWSサービスで使用されていること 2,DNS CNAMEレコードが存在し、パブリックDNS経由でアクセスできること

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. 4,実装時に勘違いしたこと AWS Certificate Manager (ACM) Amazon API Gateway AWS Lambda AWS Step Functions 起動する Curlコマンド 関連付けてカスタムドメイン を使用できるようにする POSTメソッド 東西切り替え ツール Amazon Route 53

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. ACM コードで書く際に必要な要素 • resource aws_acm_certificate:証明書発行リクエスト • resource aws_route53_record:DNSによる検証専用レコードの登録 • resource aws_acm_certificate_validation:証明書とレコードの関連付け ⇒コード上のエラーもでないし、applyコマンド(実装コマンド)も成功した ⇒AWS環境に実装できたが、、、 ⇒ずっと検証中で証明書が発行できなかった

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. 5,最後に:調べてみて • ACMは信頼できるSSL/TLS証明書を提供・更新するフルマネージドサービス • サービスは基本的に無料(プライベート証明書やDNSレコード料金以外) • 証明書はリージョン単位 • アップデートが多い ⇒関連付けられるサービスの増加、更新方法のアップデートなど ⇒正直、アップデートする要素がない印象だったのでかなり意外に感じた

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© JTP Co., Ltd. All Rights Reserved. ご清聴ありがとうございました