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データ活用戦略とツール選定のポイント クラスメソッド株式会社 布施 郁美 2023/12/13 1

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2 クラスメソッドとは 会社名 代表 1億円 本社 設立 資本金 事業内容 クラスメソッド株式会社 横田 聡 2004年7月7日 東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー26階 •クラウド(AWS等)の技術コンサルティング、開発、運用 •データ分析基盤の技術コンサルティング、開発、運用 •アプリケーション(LINE、iOS等)の企画開発、運用 •SaaS、Webサービスの企画開発、導入支援、運用 •企業向けIT人材育成、内製化支援 •無人店舗技術・キャッシュレス決済システムの企画開発、運営

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3 自己紹介 布施 郁美 クラスメソッド株式会社 アライアンス事業部 エンジニアグループ AlteryxやTableau、Lookerの技術支援

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4 アジェンダ 1.最新のデータ活用戦略について 2.BIツール選定のポイント 本日お話しすること 1.各製品の使い方・価格 本日お話ししないこと

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5 最近のデータ活用戦略について

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6 「データ基盤」、運用してますか?

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7 「データ基盤」とは データの収集~蓄積~加工を行える、分析などに必要なシステムのこと 収集 蓄積・加工 分析用データ加工 活用 営業データ アクセスデータ 外部データ アンケート データウェアハウス データの 取り込み 加工 可視化 機械学習 マーケティング

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8 データ基盤の必要性の高まり 取り扱うデータ量や形式・活用の幅も飛躍的に拡大し、 蓄積されたデータを有効的に活用する事が事業活動の要となっている 2013年頃~ 2016年頃~ 近年 ・Tableau等BIの流行 ・データサイエンスの発展 ・データ基盤の必要性 が高まる データ基盤の発展により予測分析・マーケティングへの活用など、 効率よくビジネスに役立てることができるように

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9 しかし、データ基盤を構築するうえでの課題も… 人材不足や時間・費用などの課題のほか、 運用面や拡張性、データの品質などといった多くの課題が発生している データ上の課題 基盤側の問題 データが社内に分散している データの信頼性や品質に欠ける 運用・保守の複雑化 スケーリングが難しい 導入までの課題 進め方が分からない データ基盤に詳しい人材がいない

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10 課題を解決する様々なサービスの発展 オンプレからクラウドの時代へ さらにSaaSの発展によりスケーラブルな基盤が構築可能になり、リソースも削減 近年 オンプレ中心の体制 スケーラビリティに富んだ クラウドデータウェアハウス 「データの自動収集サービス」 「データ変換サービス」など、 様々なサービスが発展

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11 Snowflakeについて クラウド・サービス マルチクラスタ コンピュート 様々なワークロードをパフォーマンスを 低下させず同時実行が可能 ストレージ 自動で暗号化され、タイムトラベル機能 により容易にリカバリが可能 マルチクラウド対応 AWS、Azure、Google Cloudを 基盤として利用 クラウドテクノロジをベースに構築された 超高速で柔軟性の高いデータプラットフォーム・データクラウド

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12 Modern Data Stackという考え方 クラスメソッドのModern Data Stack全体像 最新のクラウドネイティブの技術やサービスなどを組み合わせた データ基盤、あるいはその考えや該当するサービス群を指す言葉 分析環境が整い、 BI活用の重要性も高まっている

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13 BIツールはどのように選ぶべき?

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Salesforces 豊富な機能で、 可視化表現は圧倒的に優れている Microsoft Microsoft製品との相性が良く、 導入しやすい Google データ管理に優れた データプラットフォーム Google 手軽に導入でき、 レポートの共有も簡単 14 代表的なBIツール

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15 Lookerとは ニア リアルタイムのデータを、ビジネスユーザーが必要な時に、必要な場所でデータ取得し、 各種施策ツールへの連携やデータの収益化を実現するデータプラットフォーム

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16 BIツール導入に向けて BIツール導入の際は、まずは想定する利用方法を整理する 利用目的 利用人数 使用データソース (既存ツールとの連携) データの共有方法 構築担当者のスキル (SQL等) 予算 整理したい項目

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17 活用方法によってBIツールを選定する 基盤がない・Excelデータを分析したい 現行のレポート表現を変えたくない データ分析したいが、SQLが書けない 人によってデータにばらつきが出る ツールの得意・不得意な機能を理解してツール選定を行うことが大事 手元のデータを小規模で活用できる 可視化表現に優れている SQL不要でデータの探索ができる ガバナンスを担保できる 課題 実現したいこと

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18 結局みんなどう活用しているのか?

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19 Tableau:活用事例 Case . アパレル企業におけるTableau活用事例 • ブランド×店舗別の売上実績 • 顧客属性別の購入商品明細 • 併売ブランド×商品分析 主な活用方法 • 売上実績、顧客属性 • ECサイトのアクション(お気に入り等)データ 取扱データ • ブランドによって異なっていた評価指標が統一できた • 現場の感覚で進んでいたことが、データを掛け合わせた判断もできるように Tableauを活用して変わったこと

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20 Looker:利用ユースケース Case . Lookerを活用してデータの収益化を実現する • 決済事業における顧客の利用状況分析ダッシュボード • マーケットプレイス事業における収益分析ダッシュボード 例 • Looker Embedded機能を利用しサイトにダッシュボードを埋め込み、利用料金を回収する 提供方法 • 自社のサイトにインタラクティブなダッシュボードを埋め込めるため、 顧客に向けて専用のツールを用意する必要がない • APIも利用可能なため、ダッシュボードのUIをフルカスタムできる Looker Embedded のメリット

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