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2025/3/11 JAWS-UG朝会 #67 データの民主化を目指す Q in QuickSight トピックの使い方

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目次 2 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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目次 3 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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データの民主化?

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データの民主化? 5 ● データの民主化とは ● 組織内のすべての人がデータにアクセスし、適切に活用できるようにすること ● データの民主化のメリット ● 意思決定のスピード向上 ● データ分析の専門チームに依存せず、各部門がすぐにデータを活用できる ● イノベーションの促進 ● 誰でもデータを活用できることで、新しいビジネスアイデアや改善策が 生まれやすくなる

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データの民主化? 6 ● データの民主化とは ● 組織内のすべての人がデータにアクセスし、適切に活用できるようにすること ● データの民主化のメリット ● 意思決定のスピード向上 ● データ分析の専門チームに依存せず、各部門がすぐにデータを活用できる ● イノベーションの促進 ● 誰でもデータを活用できることで、新しいビジネスアイデアや改善策が 生まれやすくなる

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データの民主化? 7 ● データはあるけど、どうやって分析すべき? ● 誰かがダッシュボードを作ってくれれば使えるけど… ● ○○の数値が知りたいけど、項目別に集計するための関数を誰でもすぐに 書けるわけではない ● 分かりやすく可視化してすぐにお客様に見せたいけど、ビジュアルを 選択して集計関数を書いて……などとやっている時間はもったいない

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データの民主化? 8 ● データはあるけど、どうやって分析すべき? ● 誰かがダッシュボードを作ってくれれば使えるけど… ● ○○の数値が知りたいけど、項目別に集計するための関数を誰でもすぐに 書けるわけではない ● 分かりやすく可視化してすぐにお客様に見せたいけど、ビジュアルを 選択して集計関数を書いて……などとやっている時間はもったいない Q in QuickSight で解決できるかもしれない

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目次 9 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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Q in QuickSight とは

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Q in QuickSight とは 11 ● re:Invent 2023 の 2 日目 11/28 にパブリックプレビュー版として発表された、 生成 AI を利用した QuickSight の新機能 ● 同じキーノートで Amazon Q の発表があった ● それ以前からも QuickSight Q という機能があり、この re:Invent 2023 のタイミングではデータ ストーリー機能、エグゼクティブサマリー機能、新しい Q&A エクスペリエンスが追加された • AWS re:Invent 2023 - CEO Keynote with Adam Selipsky – YouTube:https://youtu.be/PMfn9_nTDbM?feature=shared&t=6135 • 新しい Amazon Q in QuickSight は、生成系 AI アシスタンスを使用してデータインサイトをより迅速かつ簡単に取得 (プレビュー) | Amazon Web Services ブログ:https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-q-in-quicksight-uses-generative-ai- assistance-for-quicker-easier-data-insights-preview/ • [アップデート] [プレビュー] QuickSight Q + 生成 BI 機能をさらに拡張した「Amazon Q in QuickSight」が発表されました #AWSreInvent | DevelopersIO:https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-q-quicksight-data-exploration-generative-bi-capabilities/

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Q in QuickSight とは 12 ● 2024/4/30 に GA(一般提供開始)された ● それまでは「Q アドオンの購入」という操作を行うと Q の機能が使えたが、これが無くなり、 QuickSight ユーザーのロールに「プロ」というロールが追加された ● 「プロ」ロールを作成すると QuickSight アカウント全体に 250 USD/月 が追加で課金される ● (詳細は後述) • AWS が Amazon Q in QuickSight を発表:https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/04/amazon-q-quicksight/ • [アップデート] Generative BI の Amazon Q in QuickSight が GA となり、QuickSight のユーザーロールに「プロ」が追加されました | DevelopersIO:https://dev.classmethod.jp/articles/q-quicksight-data-exploration-generative-bi-capabilities/

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Q in QuickSight とは 13 ● re:Invent 2024 の 3 日目12/3 の Keynote で Dr. Swami 氏より Scenarios という 機能が発表された(パブリックプレビュー中) ● 自然言語で質問すると Q はデータを検索・分析し、ステップごとに 詳細な洞察と提案を提供 • AWS re:Invent 2024 - Keynote with Dr. Swami Sivasubramanian – YouTube:https://youtu.be/qGzYTg5FIA4?feature=shared&t=5216 • Amazon QuickSight AWS re:Invent 2024 recap | AWS Business Intelligence Blog:https://aws.amazon.com/jp/blogs/business-intelligence/amazon-quicksight-aws-reinvent-2024-recap/

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Q in QuickSight とは 14 ● Q in QuickSight の GA リージョン ● Q in QuickSight 自体まだ日本で GA しておらず、以下 AWS リージョンのみ ● 米国東部 (バージニア北部) (us-east-1) ● 米国西部 (オレゴン) (us-west-2) ● アジアパシフィック (ムンバイ) (ap-south-1) ● アジアパシフィック (シドニー) (ap-southeast-2) ● カナダ (中部) (ca-central-1) ● ヨーロッパ (フランクフルト) (eu-central-1) ● 欧州 (アイルランド) (eu-west-1) ● ヨーロッパ (ロンドン) (eu-west-2) ● 南米 (サンパウロ) (sa-east-1) 比較的新しいリージョンでは GA されているっぽい?

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Q in QuickSight とは 15 ● Scenarios は以下 AWS リージョンでパブリックプレビュー中 ● 米国東部 (バージニア北部) (us-east-1) ● 米国西部 (オレゴン) (us-west-2)

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目次 16 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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日本での使用は?

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日本での使用は? 18 ● 東京、大阪共にまだ一般提供されておらず ● 英語以外の言語は未対応 ● QuickSight Community でも多言語対応に関するやり取りがいくつか ● Data Story on QuickSight - 日本語で質問 | Q&A - Amazon QuickSight Community ● https://community.amazonquicksight.com/t/data-story-on-quicksight/41115 ● New supported languages for AWS QuickSight Q - Question & Answer - Amazon QuickSight Community ● https://community.amazonquicksight.com/t/new-supported-languages-for-aws-quicksight-q/8201 ● 多言語対応予定はあるとのこと

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日本での使用は? 19 ● 2025/2/17、Q in QuickSight で日本語プロンプトが 使えるようになった旨が AWS 公式ブログにて 周知された ● これまでは日本語だと回答が全く返ってこない (エラーになる)ことが多かったが、確かに日本語で 回答が得られるようになっている ● しかし回答は英語だったり、思っているのと違う結果が 返ってくることがある ● 明確に「日本語で回答してください」とプロンプトで 指示すると日本語で回答してくれることもある • Amazon QuickSight の生成 AI アシスタンスを使用して小売データを分析する | Amazon Web Services ブログ:https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/analyze-retail-data-using-amazon-quicksight-generative-ai-assistance/ • Q in QuickSight で日本語でプロンプトできるようになったそうなので日本語で Q&A してみた | DevelopersIO:https://dev.classmethod.jp/articles/q-in-quicksight-can-now-prompt-in-japanese/

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目次 20 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件

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Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 22 Attention ● Q in QuickSight の機能を使い始めるには「プロ」ロールの QuickSight ユーザー が必要 ● 「プロ」ロールの QuickSight ユーザーは以下月額固定料金が発生する ● Author Pro(著者プロ):50 USD/月 ● Reader Pro(閲覧者プロ):20 USD/月 ● 月の途中で削除しても月末まで案分され請求される ● QuickSight アカウント自体にも 250 USD/月 課金される • 料金 - Amazon QuickSight | AWS:https://aws.amazon.com/jp/quicksight/pricing/ • Generative BI の使用を開始する - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/generative-bi-get-started.html

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Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 23 ● 「プロ」ロールの権限が無くても使える Generative BI 機能もある • 料金 - Amazon QuickSight | AWS:https://aws.amazon.com/jp/quicksight/pricing/ • Generative BI の使用を開始する - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/generative-bi-get-started.html

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目次 24 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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「プロ」ロールの使用

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「プロ」ロールの使用 26 ● Q in QuickSight が GA されているリージョンでは 「トピック」、「Data Stories」、「Scenarios」が表示されている

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「プロ」ロールの使用 27 ● 「プロ」ロールではないユーザーで見ると、新規作成ボタンが表示されない

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「プロ」ロールの使用 28 ● 「プロ」ロールへの変更は QuickSight の管理画面から • 料金 - Amazon QuickSight | AWS:https://aws.amazon.com/jp/quicksight/pricing/ • Generative BI の使用を開始する - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/generative-bi-get-started.html • QuickSight コンソールから自分自身のロールを変更できるようになっていた | DevelopersIO:https://dev.classmethod.jp/articles/change-own-role-gui-quicksight/

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「プロ」ロールの使用 29 ● 「プロ」ロールで確認すると、新規作成ボタンが表示される

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目次 30 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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「トピック」を操作してみる

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「トピック」を操作してみる 32 ● 「トピック」について なんなのか

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「トピック」を操作してみる 33 ● トピックとは? ● データセットに含まれる情報がどういうものでどんな意味を持つかを登録しておく場所 ● データセットのインデックス(索引)のようなもの ● データセットに含まれるカラムに、以下のような要素を登録しておく

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「トピック」を操作してみる 34 ● トピックとは? ● データセットに含まれる情報がどういうものでどんな意味を持つかを登録しておく場所 ● データセットのインデックス(索引)のようなもの ● データセットに含まれるカラムに、以下のような要素を登録しておく イメージしにくいので 作ってみましょう

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「トピック」を操作してみる 35 元になるデータが必要なので データセットを作ります

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「トピック」を操作してみる 36 ● データセットの元になる CSV ファイル コンピューティング部 ストレージ部 データベース部 EC2 課 Lambda 課 Lightsail 課 FSx 課 EFS 課 S3 課 RDS 課 DocumentDB 課 DynamoDB 課

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「トピック」を操作してみる 37 ● データセットを作った

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「トピック」を操作してみる 38 ● NEW TOPIC

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「トピック」を操作してみる 39 ● トピックの名前と説明を入力し、 「Use new generative Q&A experience.」にチェックを入れ 「CONTINUE」をクリック

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「トピック」を操作してみる 40 ● データセットの選択画面で 先ほど作成したお菓子のデータ セット「sweets_with_status」を 選択して「CREATE」

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「トピック」を操作してみる 41 ● 数秒待つとトピックのできあがり

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「トピック」を操作してみる 42 ● トピックを開くと以下のような画面 ● トピックワークスペースというらしい • トピックワークスペース - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-interface.html

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「トピック」を操作してみる 43 ● もうこの状態で画面上部の [Ask a question aboutトピック名]もしくは [Open Q&A] から自然言語でデータに対して質問できる • トピックワークスペース - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-interface.html

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「トピック」を操作してみる 44 データタブ データフィールド

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「トピック」を操作してみる 45

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「トピック」を操作してみる 46 Include Q への Q&A で、質問への回答に該当のフィールド情報を 含めるか含めないかを設定する項目 Include をオフにすると、質問への回答にそのフィールド の情報を含まなくなる

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「トピック」を操作してみる 47 Friendly name フィールドの名前 デフォルトではデータセットのカラム名がそのまま入るが 自然言語で問い合わせる際に分かりやすい名前に変更できる 例)「column-001」のようなカラム名で回答が返ってくると 分かりにくいので「Chocolate」のように直接そのフィールドが 意味する言葉に変えておくことで、問い合わせ結果が 分かりやすくなる

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「トピック」を操作してみる 48 Synonyms(シノニム) 類義語 例えば「Northwest」というフィールドが あるとして、自然言語で問い合わせる 際に毎回「Northwest」と入力するの が面倒な場合に「NW」というシノニム を登録しておくと、問い合わせの際に Q が解釈してくれる 社内で使われている一般的でない 用語を使う場合もシノニムに登録して おくことで Q が解釈してくれる

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「トピック」を操作してみる 49 Details その他詳細設定 展開して設定できる

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「トピック」を操作してみる 50 • Amazon QuickSight Q トピックの作成 natural-language-friendly - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-natural-language.html?icmpid=docs_quicksight_console) Role • ディメンション(軸):数字ではない • 時間(いつ) • 商品(何が) • 店舗(どこで) • 店員(誰が) • 測定(メジャー、指標):数字 • 売上金額 • 販売数 • 客数

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「トピック」を操作してみる 51 • Amazon QuickSight Q トピックの作成 natural-language-friendly - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-natural-language.html?icmpid=docs_quicksight_console) Default aggregation デフォルト集計方法 データを集計する際に自動的に適用される 計算方法 レポートやダッシュボードで数値フィールドを 使用する際、個々の値ではなく集計された値 (合計や平均など)が表示される

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「トピック」を操作してみる 52 • Amazon QuickSight Q トピックの作成 natural-language-friendly - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-natural-language.html?icmpid=docs_quicksight_console) Not allowed aggregations 許可しない集計方法 特定のデータフィールドで使用を禁止し たい集計方法を指定する 意味をなさない集計方法 (比率を合計するなど)や、 誤解を招く可能性のある集計方法を 制限する

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「トピック」を操作してみる 53 • Amazon QuickSight Q トピックの作成 natural-language-friendly - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-natural-language.html?icmpid=docs_quicksight_console) Semantic Type セマンティックタイプ データフィールドの意味的な分類を指定 パーセントなのか、ブール値なのか、 距離なのか、場所なのか…等

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「トピック」を操作してみる 54 • Amazon QuickSight Q トピックの作成 natural-language-friendly - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-natural-language.html?icmpid=docs_quicksight_console) Format フォーマット 表示形式 Value Preview プレビュー

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「トピック」を操作してみる 55 • Amazon QuickSight Q トピックの作成 natural-language-friendly - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-natural-language.html?icmpid=docs_quicksight_console) Inverted Metric 反転メトリック 数値が小さいほど「良い」と解釈されるよう設定 「エラー数」や「応答時間」など Never aggregate in filter フィルターで集計しない フィルター操作を適用する際にこのフィールドの値が集計されなくなる 個々のレコードレベルでのフィルタリングを確実に行いたい場合に使用

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「トピック」を操作してみる 56 • Amazon QuickSight Q トピックの作成 natural-language-friendly - Amazon QuickSight:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/quicksight-q-topics-natural-language.html?icmpid=docs_quicksight_console) Non Additive 非加算的 単純に合計することが意味をなさないメトリックに使用 比率、平均値、すでに集計されている値など 「顧客満足度評価(1-10)」とか

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「トピック」を操作してみる 57 ● トピックとは? ● データセットに含まれる情報がどういうものでどんな意味を持つかを登録しておく場所 ● データセットのインデックス(索引)のようなもの ● データセットに含まれるカラムに、以下のような要素を登録しておく

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目次 58 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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自然言語による Q&A 機能を試してみる

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Q in QuickSight を使ってみる-トピック 60 ● トピックを作成すると、データセットに対して自然言語で質問できるように なる

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Q in QuickSight を使ってみる-トピック 61 ● 棒グラフなどのビジュアル付きで回答してくれる

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Q in QuickSight を使ってみる-トピック 62 ● シノニムで設定した類義語も解釈してくれる

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Q in QuickSight を使ってみる 63 ● Q in QuickSight でトピックを用意すれば、ダッシュボードがなくても 生データに対して自然言語で問い合わせしビジュアル付きの回答を得られる ● トピックの設定でチューニングすることで回答の精度を上げられる ● 自然言語で問い合わせできるため非エンジニアでも使える

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目次 64 ● データの民主化? ● Q in QuickSight とは ● 日本での使用は? ● Q in QuickSight を使う前の注意事項や前提条件 ● 「プロ」ロールの使用 ● 「トピック」を操作してみる ● 自然言語による Q&A 機能を試してみる ● まとめ

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まとめ

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まとめ 66 ● Q in QuickSight は日本でまだ GA していないが、一部日本語対応しており 徐々に日本での導入ハードルは下がっていく見込み ● トピックはデータセットに含まれる情報がどういうものでどんな意味を持つ かを登録しておく場所、データセットのインデックス(検索)のようなもの ● トピックの設定によって自然言語による回答の精度をあげられる(チューニングできる) ● ダッシュボードがなくても生データに対して自然言語で問い合わせし、 ビジュアル付きの回答を得られる ● データはあるが何をしたらいいか分からない場合に次の一手を考えるのに 役立ちそう

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まとめ 67 ● Q in QuickSight は日本でまだ GA していないが、一部日本語対応しており 徐々に日本での導入ハードルは下がっていく見込み ● トピックはデータセットに含まれる情報がどういうものでどんな意味を持つ かを登録しておく場所、データセットのインデックス(検索)のようなもの ● トピックの設定によって自然言語による回答の精度をあげられる(チューニングできる) ● ダッシュボードがなくても生データに対して自然言語で問い合わせし、 ビジュアル付きの回答を得られる ● データはあるが何をしたらいいか分からない場合に次の一手を考えるのに 役立ちそう まずは PoC から!

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参考 68 ● AWS re:Invent 2023 での Amazon QuickSight の新機能 | AWS ビジネスインテリジェンスブログ ● https://aws.amazon.com/jp/blogs/business-intelligence/whats-new-with-amazon-quicksight-at-aws-reinvent-2023/ ● Amazon QuickSight AWS re:Invent 2024 recap | AWS Business Intelligence Blog ● https://aws.amazon.com/jp/blogs/business-intelligence/amazon-quicksight-aws-reinvent-2024-recap/ ● Q in QuickSight の機能はトピック無しでどこまで使えるのか色々試してみた | DevelopersIO ● https://dev.classmethod.jp/articles/q-in-quicksight-without-topic/ ● AI サービスのオプトアウトポリシーを OU に適用してみた | DevelopersIO ● https://dev.classmethod.jp/articles/attach-ai-service-opt-out-policy-to-organizational-unit/ ● https://app.sli.do/event/drBctj7E3cAvWHgSHWYbVA/live/questions ● QuickSightで自然言語を解釈し、クエリを投げてその結果をもとに判断する形になるので、全データを見ていくわけではありません

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