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UXのプロ集団が提供する プロダクトマネジメント Concentrix Catalyst コンセントリクス・カタリスト株式会社(旧 Tigerspike) 五味夏季 / 鷲野貴行

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自己紹介 五味夏季 / Gommy 鷲野貴行 / Wassy 2022年1月入社 Senior Product Manager 前職 料理系サービスの運営会社 12年 (広告事業・プロダクト開発) 信条 生活者の暮らしを良くするプロダクトをつく ること 2020年2月入社 PM歴10年 Lead Project Manager 前職ではWebディレクター/プロデューサー/ IA/ PM/ UXデザイナーまで幅広く経験 年賀状の注文サイト改修から大手化粧品メーカーの ブランドコンテンツ制作、大手新聞社が運営するtoB サービスのBtoBマーケティング支援、MA導入まで多 岐にわたるプロジェクトに携わった CATではリードPMとして複数プロジェクトを統括する プログラムマネジメントに従事

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クライアントワークの プロダクトマネージャーって 何するの?

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クライアントワークのプロダクト開発 UX中心のプロダクト開発 プロダクトマネージャーの役割 プロジェクトマネージャーとの協業 まとめ 1 2 3 4 5 今日お話しすること

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クライアントワークのプロ ダクト開発

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コンセントリクス・カタリスト 使いたい、をカタチに Mission アメリカにHQがある外資系 / 旧 Tigerspike というデザインコンサル主体の会社 TOKYO 25名 UXデザイナー/ UIデザイナー/ プロダクトマネージャーフル スタックエンジニア/ プロジェクトマネージャー OFFICE Concentrix Catalystについて

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Concentrix Catalystにおけるクライアントワークとは PO以外はみんな外の会社 メインクライアントは JAL/ GINZA SIX/ 日本経済 新聞社/ 東京海上日動 など 日本を代表する 大企業や有名企業 クライアントが プロダクト開発 できる人材を 持っているのは稀 クライアントが 予算と意思決定 を握っている   クライアント企業 PO ♂ PjM UX UI Front-end Server side
 ✈ 意思決定できるように アシストすることが大事

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プロジェクトの支援例 CASE 1 大手メガバンク BtoB向けのSaaSサービス 新規プロダクトの立ち上げ〜 リリース後の継続開発 UXデザイナー/ UIデザイナー/ Tech Lead/ PdM/ PM クライアント どんなプロダクト? 支援範囲 Concentrix Catalyst ( CAT )メンバー 座組み 󰠣 事業会社 PO 開発会社 (グループ) BA/ 開発 CASE 2 大手損害保険会社 契約者ユーザー向けアカウントページ ユーザーの体験設計〜コンテンツ改修 UXデザイナー/ PdM/ PM 事業会社 PO システム開発会社 (子会社) SE/ 開発 👩

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UX中心のプロダクト開発

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Concentrix Catalystのプロダクト開発プロセス No.1 UX設計 No.2 プロダクト計画・UIデザイン No.3 アジャイル開発 プロダクトバッ クログ UI デザイン Sprint #1 プロダクトバッ クログ UI デザイン Sprint #2 プロダクトバッ クログ UI デザイン Sprint #N 繰り返す プロダクト Sprint #1 プロダクト Sprint #2 プロダクト Sprint #N 繰り返す ペルソナ ユーザー ジャーニー マップ 機械領域の 発見 ソリューション アイデア ユーザー テスト ユーザー フロー コアバリュー ナビゲーショ ン設計

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Q. UX設計で大切なのは? とにかくユーザー理解! ユーザーインタビューしてユーザーインサイトを明らかにする! ビジネスゴール と ユーザー 同じくらい深い分析が必要 ユーザーインタビューやインサイト導出はあくまでプロセスの一部

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UX設計は、成功するプロダクトのカタチを見つける工程 UX中心の プロダクト開発 課題 プロダクトの 成功 体験のデザイン ユーザー価値 ビジネスゴール UX設計

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UX設計のプロセス 1 課題を特定し、 初期仮説を作成する ● クライアントの事業の狙い&課題は? ● ターゲットユーザーはどんな層? ● プロダクト戦略の青写真をつくる 事業課題や機会領域を整理 クライアントと一緒に仮説を作る

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UX設計のプロセス 2 ユーザー調査を行い、 仮説の精度を上げる ● インタビューや定量調査を実施 ● 結果を解釈してプロダクト戦略を修正 ● 人物背景や価値観含めたペルソナ作成 ペーパープロト等を用いた調査 この後長きに渡り活用するペルソナ像

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UX設計のプロセス 3 プロダクト設計へ 昇華させる ● プロダクトのコンセプトを導出 ● 注力するユーザーストーリーを整理 ● ロードマップやPRDへ橋渡し ユーザーフローや機能要求へ落とし込み コアバリューやロードマップを整理

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プロダクトマネージャーの役割

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プロダクトを 成功に導く クライアントワークでのプロダクトマネージャーの役割

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● クライアントのプロダクトを、 ビジネスゴールとユーザー価値を 両立させた状態にする ● 実際の業務は事業会社のプロダクト マネージャーと同じか、より基本に忠実 「プロダクトを成功に導く」とは? ただし、クライアントワークならではの工夫もいくつか必要 プロダクトロー ドマップ作成 機能の企画 要件定義 KPI設計 開発フロー 整備 検証評価 課題の特定

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複数の会社のメンバーと開発チームを組む クライアントワークならでは 1 対策 ● 背景・前提認識がバラバラ ● 人数は多くなりがち・距離が遠い コミュニケーションを通じたチームビルディング やりがい 会社の壁を超えてパフォーマンスできると最高!   クライアント企業 PO ♂ PjM UX UI Front-end Server side


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対策 プロダクトオーナーを支援する やりがい 経営層や周辺組織の視点を取り入れるチャンス! プロダクトオーナーはクライアント クライアントワークならでは 2 ● 自分ではなくクライアントが意思決定できることが大事 ● クライアント社内で評価されないと、プロダクトも継続できない

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対策 クライアントごとに課題特定して、解決策を現場実装 やりがい PdMトライアングルの補完力がバキバキ鍛えられる! ひとつのプロダクトに携われる期間は有限 クライアントワークならでは 3 ● 自分が離れた後はクライアントが自力で開発を続けねばならない ● ただし、ほぼすべての現場が体制やフローに課題を抱えている

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クライアントワークのプロダクトマネージャーの使命 ● プロダクトを成功させる ● 自分たちが離れたあとも、その成功状態を持続できるよう にする ● そのために、クライアントが自走できる状態をつくる やりがいがある一方、1人で解決が難しい課題もある

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プロジェクトマネージャーとの協業

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プロジェクトとは? 独自のプロダクト、サービス、 所産を創造するために 実施する、有期性のある業務 by PMBOK

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プロジェクトとは? 機能 B 機能 C 機能 D 機能 E 機能 A マーケ施策 B マーケ施策 C マーケ施策 A プロジェクト プロジェクト プロジェクト

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なぜプロジェクトマネージャーと 協業するのか? 失敗できない クライアントワークゆえ … ステークホルダーめ ちゃくちゃ多い 予算に対して きっちり リソース管理 ● 複数部署が絡んでくる ● お客さまの予算 ● リリース遅延/中止

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なぜプロジェクトマネージャーと 協業するのか? ● プロジェクト計画とゴール設定が命 ● リスクの洗い出しや対応も必要

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プロジェクトマネージャーがいないと … ゴールを目指せない コミュニケーション・意思統一で きない 納期、品質、予算、コスト増 PMがない場合 PMがある場合 プロジェクトの成 功? プロジェクトの成 功? ビジネスの価値 PMがない場合 PMがある場合 意思統一できない みんなバラバラ 意思統一ができる 適切なコミュニケーションが とれる PMがない場合 PMがある場合 やってみるまでどうなるか わからない 計画に沿って遂行 変更が生じても柔軟に対応 できる 納期 品質 費用 費用 計画 品質 納期 費用 遂行 品質 納期

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● マネジメント=管理や経営ではなく、 導く、ナビゲートする ● ビジネスゴールを理解して プロジェトゴールに反映 ● マネジメントの対象はこのあたり プロジェクトマネージャーの役割 ● リソースやコスト ● 成果物やアウトプットの品質 ● ステークホルダーやコミュニケーション ● スケジュール、マイルストーン ここを 司っている

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● プロダクトマネージャーをプロダクトマネジメントの業務に 注力させる プロジェクトマネージャーに対するアウトカム ● タスクに優先順位をつけて、できる限りムダな業務をさせない ● 複雑なステークホルダー管理もさせない ● MTGやアジェンダ、議事録等のコミュニケーション管理 ● プロジェクト化して、絶対にリリースする ● 契約やスコープ上でも求められているから(そもそも) ● 企画や計画で終わらせない。 プロジェクト化して実現させる (これが仕事)

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まとめ

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Concentrix Catalystが提供する プロダクトマネジメント ● さまざまな事業ドメインのクライアントとチーム を組み、同じ目線で開発に向かう ● UX中心のプロダクト開発を実現 ● プロダクトを成功させる + 自分たちが離れたあと も成功を持続できる状態をつくる

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実際に働いてみて プロダクトマネージャー不在で 行き詰まっている現場は想像以上に多い ● プロダクトオーナー、デザイナー、エンジニアはいるのに、 プロダクトマネージャーは不在のケースが多い ● それゆえ、指針決めや要件整理がうまくいっていない

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実際に働いてみて プロダクトマネジメントの 鍛錬にはうってつけ ● いろんな事業領域、プロダクトに入り込んで開発できる ● プロダクトマネジメント業務に専念できる ● 「クライアントが自走できるようにする」は、 「自分ができるようになる」の10倍難しい

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実際に働いてみて 「プロダクトの力で世界を変える」  近道では? ● 大規模な資本とユーザー基盤が既にある事業を舞台に プロダクトで勝負できる ● IT業界から飛び出して、幅広い現場に作用できる

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Thank You ! QR? 一緒に挑戦する仲間を募集中! 気軽にお話ししましょう@Meety https://meety.net/matches/JrxH SzlruLmy https://meety.net/matches/ueV eeNLmnIja Product Manager ごみー Project Manager わっしー QR?