Nudge を使ったアプローチ
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導入方法 ①
Jamf
Pro
Nudge のアプリケーション本体を Jamf からポリシーで配布します。ロゴを変える場合
は、画像データを pkg 化したファイルもポリシーで配布します。
配布条件は「Nudge 未インストール且つ macOS Big Sur 11.0.1 以降」としています。
(Nudge の最小動作環境が macOS Big Sur 11.0.1 以降のため)
Nudge Suite
(Nudge本体)
画像データを
格納したpkg
ポリシーで配布
https://github.com/macadmins/nudge/wiki/Getting-Started#install-nudge
導入した効果・悪い影響と改善したこと
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導入した効果
導入した効果は導入後1ヶ月もしない内に現れてきました。
現在では社員が使用している端末のほぼ全てが最新の OS で稼働しています。
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導入した効果・悪い影響と改善したこと
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導入後に発生した悪い影響
導入後に発生したトラブルをご紹介します。
Nudge では指定した期日以降に OS が古いと通知を閉じることができなくなる仕様
です。
しかし、入社または交換のために新品の Mac が貸与される場合、新品 Mac の OS
が古いことがあります。
それにより、入社オリエンの最中など PC セットアップをしているタイミングでこ
の通知が表示されてしまう現象が発生しました。
また、交換した社員からも同様の症状が発生し不安を抱かせてしまう事態にもなり
ました。
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導入した効果・悪い影響と改善したこと
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解決策
そこで導入した解決策は、構成プロファイルの配布タイミングをずらすことです。
改善前は All Computer を対象にしていましたが、Enrollment から1日経過することを条
件に加え得ることでセットアップ初日は通知されない仕組みを実現しました。
構成プロファイルの Scope
Smart Computer Group
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まとめ
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まとめ
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● Nudge を使うことで、安心して OS の更新を促すことができる。
○ ユーザーからのハレーションが発生するかもしれない施策は、Jamf で強制させるか
を事前に検討する。
● PC セットアップ時など、OS が古く許容できるタイミングを事前に把握しておくことが
必要。