Flutter導入時に警戒すべき要件X選
by
K9i - Kota Hayashi
Link
Embed
Share
Beginning
This slide
Copy link URL
Copy link URL
Copy iframe embed code
Copy iframe embed code
Copy javascript embed code
Copy javascript embed code
Share
Tweet
Share
Tweet
Slide 1
Slide 1 text
Flutter導入時に警戒すべき 要件X選 YOUTRUST x ゆめみ Flutter LT会@渋谷 #3 K9i - Kota Hayashi
Slide 2
Slide 2 text
自己紹介
Slide 3
Slide 3 text
よく聞かれるので 本名:Kota Hayashi →K + 9文字(ota Hayash) + i → ハンドルネーム:K9i 名前:Kota →Tako(並び替え) → アイコン:🐙 K9iの読み方:ケーナインアイ(ケーキューアイでも)
Slide 4
Slide 4 text
Flutterのデメリットを知りたいという声がある - Flutterを選択しないほうがいいプロジェクトもある - Flutterは銀の弾丸ではない - Wikipediaで「銀の弾などない」で検索🔍 - 初心者にはその判断は難しい - ゆめみのテックリードチームメンバーに聞き込み - Flutterに向かないと感じる要件 - 総合的な判断の材料にしてね
Slide 5
Slide 5 text
No content
Slide 6
Slide 6 text
本編🥳
Slide 7
Slide 7 text
プラットフォームに強く依存する要件がある - 例)ヘルスケア・カーナビ系 - 共通して使えるpluginがあったとしても、個別のプラットフォーム実装 について理解が必要 - Flutter採用によるシングルコード故の開発効率化が図りづらい - 一方で、上記要件のある案件でも、UI部分のみFlutter適用するなど の方式は効果的
Slide 8
Slide 8 text
アプリサイズを可能な限り削減したい - Flutter コアエンジンを含めないといけない関係上、どうしてもアプリ サイズが一定増える(約4MB)ため - App Clipは15MBの容量制限があった - iOS 17から50MBに緩和されたらしい - NFCタグとかの物理呼び出しだと15MBのままとか
Slide 9
Slide 9 text
高度なグラフィックを要する時 - Impeller Scene を用いることでFlutter側で3Dグラフィックを表 示することは可能だが 安定していない - PlatformViewを用いることで、既存のAndroid・iOS向けの資産 (Ex. Google MapやMapBox)を利用することができるが、 MethodChannelにて大量のデータをやり取りすると、画面・やり取 り自体が重くなってしまいUXが悪くなってしまう - ネイティブで実装した方が安心で早い場合がある
Slide 10
Slide 10 text
できる限り早くプラットフォームの新機能をアプリ に組み込みたい - Flutter 自体やプラグインの新プラットフォーム対応を待たざるを得 ず、新機能を早く対応するためにはネイティブのみでの開発に劣るため
Slide 11
Slide 11 text
iOS, Android でまったく異なるデザインシステ ム・UI/UX にしたい - 場合によってはこれでも選ぶ可能性はあるが、Flutter の最大のメ リットであるはずのデザインシステム・UI/UX の共通化をしないという ことになると、メリットよりデメリットのほうが上回ってしまう可能性が 高いため
Slide 12
Slide 12 text
まとめ - ゆめみのFlutterエンジニアに聞いたFlutter向きでない要件を紹介 しました - (気が向いたら)Qiita版を出そうと思います - この要件も!みたいなのあったらコメントとかで教えてください