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FIDO Certified Authenticator Level
• FIDOのAuthenticatorの実装がセキュアである度合い、HW観点で多くの観点を提供
• Android7+/Windows HelloがPlatformとしてL1認定を取得し⾝近に
• NISTがFIPS140-*を参照して「ハードウェア/耐タンパ性」としている部分にフォーカス
• ハードウェアといっても細かく⾒れば想定脅威と対策・緩和レベルに明らかな優劣がある、
すなわち物理的なハードウェアだからAAL3要件満たすなどと「安直に」は⾔えない、という背景
Certified Authenticator Levels - FIDO Alliance
Level HW&SW要件 耐性 実装例
L1 制限なし
• フィッシング耐性
• ⼤規模攻撃に対する耐性
• SWとセキュリティべスプラ
考慮
L2,L3のベースとなる機能要件
Android7+, Windows Hello
(実装次第で上位レベル可)
L2
許可された
(Allowed)ROE(Restricted
Operating
Environment※)を備える
• ハードウェアが保護する
AROE
• SWレベルの遠隔からの攻撃
耐性
• Security Key
(BLE/NFC/USB)
• Trusted Execution
Environment
• ARM TrustZone
• Intel VT etc…
L3
物理的な攻撃に対してもセ
キュリティ上の耐タンパ性
を有するAROE
• ハードウェアが保護する
AROE
• SWレベルの遠隔からの攻撃
耐性
• HWに対する直接的・物理的
な攻撃への耐性
• GlobalPlatform(ICカード、
SEの規格団体) certifiedな
TEE
• Common
Criteria(ISO15408)
CertifiedなSE
専⽤HW、メモリがTEEとパッケージングされている、チッ
プのパッケージが破られ回路にダイレクトアクセスできる
状態でも解析に⻑期間を要する、などなど