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よくある悩み事とその対策
# 背景 よくある悩み事 対策(デジタルアイデンティティ分野の機能) CIAM/EIAM*
1 ①本⼈確認(身元確認)
× ユーザビリティ向上
アカウント作成時の情報登録が不便 ソーシャルログイン、プログレッシブプロファイリング CIAM
2 身元確認に時間を要するのが不便 公的個人認証、デジタル庁認証アプリ CIAM
3 複数のサービスに、サービスごとのアイデンティティでログインすることが不
便
SSO、ソーシャルログイン、Passkey CIAM
4 異なるドメインのサービスでもシームレスな認証を実現したい SSO CIAM
5 認証時のID・PW認証、OTP認証が不便 FIDO/Passkey CIAM
6 ②アイデンティティ管理およびアクセス制
御 × サービスのパーソナライズ
顧客情報を活用したい IDaaS CIAM
7 ④本⼈確認(当⼈認証)
× 脅威回避
パスワードレス認証を導入したい FIDO/Passkey CIAM/EIAM
8 ③リスク管理
× 脅威回避
アカウントの不正アクセスを防ぎたい リスクベース認証、FIDO/Passkey、ITDR CIAM
9 ⑤アイデンティティ管理およびアクセス制
御 × 脆弱性低減・ビジネスプロセス
整理
サービスごとにアイデンティティがバラバラで顧客情報を⼀元管理できず、
ガバナンスやマーケティング戦略に課題がある
IDaaS CIAM
10 厳密に管理したい権限と、ある程度柔軟に幅を持たせた権限管理の
両立が困難
IGA, PAM EIAM
11 退職や異動に伴うアイデンティティの削除や変更が適切に管理できてい
ない
IGA EIAM
12 自社内でアクセスできるリソースの権限が適切に管理できていない IGA EIAM
13 特権アカウントを共有していて、誰がリソースにアクセスしたのかわからな
い
PAM EIAM
よくある悩み事の解消の⼀助となるデジタルアイデンティティ分野の機能を整理しました
*CIAMは、Customer IAMまたはConsumer IAMを指し、主に顧客を管理対象とする。⼀方でEIAMは、Enterprise IAMまたはWorkforce IAMともよばれ、主に従業員を管理対象とする。他章で詳説する
サブWGにて
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