Slide 1

Slide 1 text

みんながフィードバックをくれないから 自分からフィードバックを貰いに行く話 11/19(火) #learning_lunch_lt Jun Nakajima

Slide 2

Slide 2 text

内的自己認識 外的自己認識

Slide 3

Slide 3 text

内的自己認識 外的自己認識

Slide 4

Slide 4 text

今回、このフィードバックを 貰いにいく話をします

Slide 5

Slide 5 text

そもそも自己認識とは? ● 自分のことをどれだけ正しく認識出来ているかの力 ● 自己認識は「仕事や人間関係のカギ」とも言える ● 自己認識は「内的自己認識」「外的自己認識」の2つに分けら れる

Slide 6

Slide 6 text

「内的」「外的」を一緒に高めることで、初めて うまくいく ● 内的自己認識は「自分が自分のことをどう思うか」 ○ これが自己理解だと多くの人が思っている ● だが社会的生活を行う人間にとって「相手が自分のことをどう 思うか」という外的自己認識も必要不可欠 ● 2つの自己認識の高さには相関関係がない

Slide 7

Slide 7 text

リーダーの85%が、自己認識できていない ● insightの著者、組織心理学者のターシャ・ユーリックの研究 では、リーダーの85%が、正しく自己認識できていないと言っ ている

Slide 8

Slide 8 text

という話を聞いて 自分も自己認識できてないと感じた

Slide 9

Slide 9 text

外的フィードバックが欲しい

Slide 10

Slide 10 text

半期ごとの評価フィードバックは? ● それはそれで必要 ● だけど評価者(大体は上司)からのフィードバックしか貰えな い ○ 横からも、下からも欲しい ● フィードバックの頻度はもっと多くていい

Slide 11

Slide 11 text

開発がアジャイルなんだから フィードバックもアジャイルでいいじゃない

Slide 12

Slide 12 text

欲しいのは、こまめなフィードバック ● 評価と畏まらず、気軽なものでいい ● 自分の日々の振る舞いについて、皆がどう思うかを、 気軽に聞きたい ● 他者からのフィードバックは自身を映す鏡 ○ 鏡が無かったら身嗜み整えられない

Slide 13

Slide 13 text

つまり、こういうこと

Slide 14

Slide 14 text

こういうフィードバックくれる 王様が欲しい

Slide 15

Slide 15 text

じゃあどうするか? ● 360度評価をする? ○ 皆のコストが掛かる ○ 意外と本音を書いて評価してくれない ○ 評価として数値化される為、具体性が無い時も ● 本音を訊きやすくするため、飲みの席で訊く? ○ 良いかな思ったけど、飲み好きじゃない人もいる

Slide 16

Slide 16 text

思いやりのある批判者から フィードバックを貰う

Slide 17

Slide 17 text

思いやりのある批判者とは ● 相手に対して成功してもらいたいと思っており、オブラートに 包まず真実を伝えてくれる人のこと

Slide 18

Slide 18 text

思いやりのある批判者をどう探すか ● 自分自身の仕事とか人柄をある程度知っている人 ● ある程度公平な目線でアドバイスしてくれそうな人 ● 出来る限り、同僚や部下など、横or下の関係の人からフィード バックを貰う ○ 上からの評価は、それこそ評価面談で貰うため

Slide 19

Slide 19 text

フィードバックを貰いに行く ● 1on1形式で30分〜1時間くらい ● ランチ食べながらで ○ ご飯食べながらの方が積極的に意見が出やすい ● 求めているのは承認ではなく、フィードバックなので思ったこと 意見して貰うようお願いする

Slide 20

Slide 20 text

質問の仕方は考える ● 適切な質問の最も重要な特徴は具体的であること ● そして、自分がどうなりたいかという理想像があること ○ 「リーダーとして上手くチーム運営をしたいが、それに 関する取り組みで貢献できている、もしくは足を引っ 張っているところはあるか」など

Slide 21

Slide 21 text

結果

Slide 22

Slide 22 text

No content

Slide 23

Slide 23 text

自身へのフィードバック(一部抜粋) ● G:行動+アウトプットを周りに伝えている ● G:言動と行動が一致している ● B:タスクの分解がまだ弱い ● B:タスクを他人へ割り振る能力が弱い

Slide 24

Slide 24 text

やった感想 ● 自分以外の視点での批判も貰えたので良い気付きとなった (自分は出来ているつもりだったので特に) ● 複数人からのGoodで、「行動をしている」が挙げられたので、 評価される行動とは何か?という問いを深めるきっかけにも なった

Slide 25

Slide 25 text

● 課題を他人に上手く割り振ること ● 感情のコントロールがある程度出来るようになること ● 一人で頑張りすぎない。周りを巻き込むこと。 ● 人によっては当たりがキツくなるので、そこを緩和する 今後のカイゼン点

Slide 26

Slide 26 text

まとめ

Slide 27

Slide 27 text

● 誤解を恐れずに言うと、自己認識を高めることは、自身のス テータスを知ることに繋がる ● どんな武器を持っているのか ○ 自分は剣が得意だと思ってるが、 他人から見たら槍が得意なのかもしれない ● 自分がいまどこを歩いているのか ○ 砂漠なのか、海なのか、町なのか 自己認識≒自分のステータスを知ること

Slide 28

Slide 28 text

自分から聞きに行くフィードバック 結構いいかも? ● 自身の行動が正しいのかどうか、ずっとフィードバックが欲し かった ● ある程度気楽に、相手へのコストを掛けずに自身の行動が客 観視ができそう ● 可能なら定期的に実施をしていきたい

Slide 29

Slide 29 text

参考にしたもの ● 仕事で成果を出すためには自己認 識が必要であり、その自己認識は 「内的」「外的」の2種類に分かれる ことを説いた本 ● フィードバックの貰い方、思いやり のある批判者の話などを参考 insight(インサイト) https://www.amazon.co.jp/dp/B07T1HDC8J/ref=dp-kindle-redi rect?_encoding=UTF8&btkr=1

Slide 30

Slide 30 text

おわり Thank you! みなさんのフィードバック、お待ちしております !!