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大学生でもできる! ハイブリッドロケット入門 CORE sksat

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ロケットとは ・質量の一部を放出して進む ・作用反作用の法則で進む ・ジェットエンジンはロケットではない (重要) ・化学反応(燃焼)を使って推進剤を噴射する方式が多い ・化学ロケットと呼ぶ ・イオンエンジンとか原子力ロケットとかもある (あまり使われない)

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(化学)ロケットの種類 ・固体燃料ロケット ・液体燃料ロケット ・ハイブリッドロケット

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液体燃料ロケット ・液体の燃料と液体の酸化剤を使う (二液式) ・混ぜて燃やしてガスを噴射する メリット:推力を制御できる 効率 (比推力)が良い デメリット:構造が複雑 高い

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固体燃料ロケット ・固体燃料(酸化剤も混ざってる)を燃やしてガスを噴射 ・ようするにロケット花火のデカいやつ メリット:構造が超単純 安い デメリット:推力を制御できない 効率 (比推力)が悪い

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ハイブリッドロケット ・液体ロケットと固体ロケットの良いとこ取り (?) ・液体の酸化剤を固体の燃料に流して燃やしてガスを噴射 (のものが多い) メリット:安全 そこそこ効率 (比推力)が良い 液体よりは構造が単純 デメリット:大型化しにくい オタクに境界層燃焼は難しい!

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学生でもできるロケットは? ・水ロケット ・ペットボトルロケットってやつ ・モデルロケット ・ロケット花火の強いやつ ・ハイブリッドロケット ・大学の研究室・サークルでもできる

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水ロケット ・炭酸飲料用ペットボトルに水と圧縮空気を入れるだけ ・圧縮空気が水を押し出して噴射する ・ペットボトルと水と空気入れがあればできる ・小学生でもできる ・到達高度は数10m〜数100m(2015世界記録:830m)

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モデルロケット ・ホビー向け固体燃料ロケット ・Estes社がエンジンを販売 ・全力積ごとにA,B,C...という型がある

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ハイブリッドロケット ・エンジンが市販されている (HyperTEK) ・これもA,B,C...という型がある ・大学生の集団くらいなら作れる ・結構デカい(1~2mとか)

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エンジンの種類 ・CTI社が販売しているHyperTEKシリーズ ・多くの学生ロケット団体はこれ ・CAMUI ・北海道の大学・民間企業が開発 ・自作エンジン(!)

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機体の作り方 ・開放機構とかをがんばって考える ・CADでがんばる ・GFRP/CFRPの筒を用意する(買う/積層する) ・ノーズとかを3Dプリンタで印刷する ・加工する ・加工する ・加工する(大事なことなので3回言いました) ・組み立てる

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電装の作り方 ・ミッションを行うために何が要るか考える ・マイコン・センサ・アクチュエータを選ぶ ・BBM作って試験する ・デバッグする ・EM作って試験する ・デバッグする ・FM作って試験する ・デバッグする(大事なことなので3回言いました)

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打上実験 ・年に何回か打上実験の機会がある ・能代宇宙イベント(8月) ・秋田県能代市で行われる宇宙イベント (JAXA能代ロケット実験場) ・CanSatやモデルロケットの実験も行われる ・伊豆大島共同打上実験 (3月,11月) ・伊豆大島の裏砂漠で実施 ・複数のハイブリッドロケット団体が打上実験を行う

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安全審査 ・ハイブリッドロケットはまあまあ安全 → まあまあ危険 ・たくさんの人(学生運営,打ち上げ場所の管理者,漁師の人)の協力で打たせてもらっている ・「設計しました」「作りました」「多分大丈夫」ではダメ ・飛翔中に壊れない/こっちに飛んでこない/時間通り打てる ことを示す必要がある ・審査は学生運営(要するにOBとか)が行う ・かなりちゃんと審査される ・普通に落とされる(2次,3次で合格となるのが多い) ・現地でも審査がある(もちろんダメなら打てない)

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シミュレーション ・「実際何mくらい飛ぶの?」「変なとこに飛んでかない?」を示すために必要 ・もちろんこれも審査がある (高度制限とかもある) ・僕が最近やってるのはこれ ・計算のためには色々なパラメータが必要 ・特に重心と空力中心が重要 (CADやCFDを使う) ・地上燃焼試験でエンジンの推力履歴を取得 ・落下分散を計算して,「実際に打てる条件」を出す (風向風速制限)

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COREの紹介 ・Challengers Of Rocket Engineering ・インカレサークル ・能代宇宙イベント(8月),伊豆大島共同打上実験 (3,11月)に打上実験 ・自作エンジンを使ったロケット

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COREの自作エンジン ・CAMELLIA(K型相当) CORE初の独自エンジン ・LARKSPUR X(K型相当) CORE初の独自エンジンによる打上 (学生団体で3団体目) ・LARKSPUR Jr.(J型相当) ・LARKSPUR XP(K型相当) 現行モデル ・LARKSPUR XP.300 2019年11月大島 ・Luciferia(L型相当) 開発中

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打上の様子 ・https://youtu.be/hvE1H7p7YtY

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おわり