Slide 1

Slide 1 text

ؾܰʹύιίϯΛ ਧ͖ඈ͹ͤΔΑ͏ʹ ͢ΔͨΊʹ ゆゆ君(@Hyuyu_kun) in あくあたん工房 2023/04/28

Slide 2

Slide 2 text

自己紹介 n HN | ゆゆ ゆゆ君@Hyuyu_kun Hiroya-W • 京都工芸繊維大学 情報工学専攻 M2 • ソフトウェア工学の研究をしています n 好きなこと 2

Slide 3

Slide 3 text

吹き飛ばす? 3

Slide 4

Slide 4 text

4

Slide 5

Slide 5 text

5

Slide 6

Slide 6 text

6

Slide 7

Slide 7 text

ではなくて 7

Slide 8

Slide 8 text

吹き飛ばす=初期化 n 理由 • PCが壊れた • 新しいPCを購入した • ディスクがいっぱいになったので、一旦全部消したい • OSのアップグレードをしたい • など 8

Slide 9

Slide 9 text

そふらぼでも、 9

Slide 10

Slide 10 text

10

Slide 11

Slide 11 text

Ubuntu 22.04への移行 n Ubuntu のアップグレードは • $ sudo do-release-upgrade -d n だが、ハマりどころが… • インストールしたパッケージによっては自動でアップグレード出来ない場合がある • 手動で対応が必要 • 設定ファイルの書き方が変わっていることがある • 勝手に書き換わる • 必要無いパッケージを自動で削除してくれる機能がある • 削除した結果、アップグレード後に使えなくなるコマンドがいくつか… • 自動で削除しなければ、ゴミが残る… • そもそも18.04 → 20.04 → 22.04で順に上げないといけない 11

Slide 12

Slide 12 text

ヤダ! 12

Slide 13

Slide 13 text

もう全部消して1からやりた〜い 13

Slide 14

Slide 14 text

やりました 14

Slide 15

Slide 15 text

データの避難 n NAS(Network Attached Storage) • 通常、HDDやSSDはPCに搭載されていたり、USB経由で接続したりする • NASではその名の通り、ネットワーク越しに使えるもの • USBメモリでは実現できない大容量や、複数人で同時にアクセスすることが可能 15

Slide 16

Slide 16 text

研究データ n 研究のために書いたソースコードなど n バージョン管理システムで管理する • Gitとか n Gitで管理したソースコードをホスティングできるサービスを使う • GitHub、BitBucketなど • オンラインストレージみたいな扱いで良いけど、情報の学生なら、Google Driveで管理とかは 言わない人になってほしい 16

Slide 17

Slide 17 text

再構築の手順 n 再構築用スクリプトを書く • それはそう • まず初手は、単純にコマンドを並べるだけのスクリプトを用意 • それができれば n 知見として残していける形に • 最近はInfrastructure as Codeと呼ばれていて、インフラ(パソコンのこと)の環境を ソースコードと同じようにコードで残そうというものを実現する1つがAnsible • 他の人のノウハウを活用出来る • 複数マシンを同時に、繰り返し実行しても必ずその状態になる 17

Slide 18

Slide 18 text

18 僕のLinux環境もAnsibleで作れるようにしてある https://github.com/Hiroya-W/hiroya-manjaroi3-playbooks https://github.com/Hiroya-W/dotfiles

Slide 19

Slide 19 text

ドキュメントを残す n 使い方やトラブルシューティングの方法を書く • 弱小大学の研究室における計算機環境の理想と現実 • https://poyo.hatenablog.jp/entry/2019/04/27/000000 n 大学でやるレポートを書く力はこうゆうところのため • いいドキュメントとは? • レポートは、誰が読んでも、その通りに手順を踏めば同じ結果が得られるものであるべき • 何をどこまで、どういった方法で書くか 19

Slide 20

Slide 20 text

ここまでの話 n 今日聞いたキーワードは大学の講義では直接教えてくれない • でもそれを支えてきた技術や仕組みは教えてくれる • これからの講義でたくさん学んでいってほしい n 興味が出てきた / 触ってみたいんだけど • あくあたん工房です • これが触れる環境は直接はないけど、触りたいと思った時にどうすればいいかは、 僕らが教えられると思っています • 今じゃなくても、これから先、興味が出てきたらぜひ声をかけてください 20

Slide 21

Slide 21 text

ありがとうございました