Slide 1

Slide 1 text

わが10 年の叡智をぶつけた カオスなクラウドインフラが、 なくなるということ。 01/10 BuriKaigi 2026 @sogaoh Day 2 Room 204 13:00 〜#burikaigi_b 1

Slide 2

Slide 2 text

About Me ・ 代表社員 ('22/03 〜)  ・複数社で業務委託するクラウドインフラ仕事人  ・最近はマイチームを組んでさらに幅広く活動 ・ 理事 ('22/01 〜)  ・財務/ 法務/IT/.. など「足回り」担当 最近 → DELTA で開発組織総合支援 ( 主にクラウドコスト削減) 日本初クリプトクレジットカード Slash Card のインフラ構築 sogaoh: Hisashi( 央) SOGA ant-in-giant G.K. SRE NEXT Assoc. 2

Slide 3

Slide 3 text

Proposal https://fortee.jp/burikaigi-2026/proposal/d7feac89-2ed8-4512-bb33-bf894aaf8181 3

Slide 4

Slide 4 text

AGENDA 鰤の成長過程 人間だと・概要 補足( 月) 30cm 程 コヅクラ 生誕期 引き寄せられたと思った 2 40cm 程 ハマチ 成長期 カオスへ突入し紐解き 3 60cm 程 フクラギ 青年期 悪戦苦闘と未知の世界 4 70cm 程 ガンド 壮年期 本番からのstaging 構築と検証 5 80cm 以上 ブリ 円熟期 諸行無常の響きあり 6 などを参照 https://ja.wikipedia.org/wiki/ ブリ 4

Slide 5

Slide 5 text

コヅクラ:生誕期 ハマチ:成長期 フクラギ:青年期 ガンド:壮年期 ブリ:円熟期 “ 引き寄せられたと思った” 5

Slide 6

Slide 6 text

SRE 支援の引合 支援先は急成長中のAI 企業だそうな 現場の役に立ちたいという意欲で複業の中 勝手に運命的な何かを感じる しかし一度失注、わずか4 ヶ月後に再び引合が 全力で稼働調整して6割くらいの時間を捻出 失注時に" 拾う神" が にいました Hack@DELTA 6

Slide 7

Slide 7 text

10 年の叡智: 前史 1999 にマーケティングリサーチの会社に就職 C,VC++ でGIS( 地理情報システム) データ作成 Java で帳票ミドルウェア(SVF) の" 属性式" 機能 PHP ベースのネットリサーチシステムの保守 2013 に運命のインフラチームへのコンバート https://repo.svfcloud.com/manual/release/ja/webdesigner/swd92usercloud/ja/897148.html https://mkt-apps.com/business/survey/ 7

Slide 8

Slide 8 text

10 年の叡智: 蓄積 VMware とCloudStack 上の300 台超VM を管理 GlusterFS に悩んだりpg_repack で容量圧縮したり 数々の向き合いとやらかしを経てSRE を名乗る バックエンド中心に活動しTDD/IaC/CICD を導入 クラウドも情シスも、やるべきことは全部やる GlusterFS(3.3) からの脱却に成功した2018.2.7 pg_repack でテーブルスペースを移動して容量の危機を脱した2018.5.23 [10 年間を振り返る] 苦戦したサーバートラブルMy4 選 (2020/09/27) Laravel プロダクト Fargate 化への道 (2021/03/27) とある Blue/Green Deployment 構築・運用案(ecspresso + CodeDeploy ) (2021/04/29) RDS 強制アップグレードを乗り越える Blue/Green Deployments (2023/03/22) 8

Slide 9

Slide 9 text

コヅクラ:生誕期 ハマチ:成長期 フクラギ:青年期 ガンド:壮年期 ブリ:円熟期 “ カオスへ突入し紐解き” 9

Slide 10

Slide 10 text

スタートダッシュ AWS 環境を見てみた。湧き出す違和感 600 台超のEC2 、動いてるの130 台くらいだけ 40 ほどの課題をリスト化して提示 名古屋に向かう新幹線のホームでアラートに反応 数日で認められて(?) 、本契約を獲得 名古屋に… : の1 時間前くらい 2/21 のこのPost 10

Slide 11

Slide 11 text

見たことないカオス 通信暗号化されてない、22 番ポート空いてる 冗長化されてなくて、プロセス監視できてない 開発環境アカウントにいる本番機 複数アカウントに跨る1プロダクト 対応して・・・SSH で入れないんですけど! どうしてこうなの?をオフショアに確認の初期 11

Slide 12

Slide 12 text

すぐやれることをやった 空いてる22 番ポートを塞いで回る、CDKTF も修正 可能な範囲で公開されているエンドポイントを監視 本番・開発共用の SendGrid Branding URL 分離 ディスク空き容量不足( 使用88%) に気付き対策 クリティカルかつすぐできる事項から1つ1つ SendGrid Branding URL… : refs https://soudai.hatenablog.com/entry/2019/07/16/082105 12

Slide 13

Slide 13 text

コヅクラ:生誕期 ハマチ:成長期 フクラギ:青年期 ガンド:壮年期 ブリ:円熟期 “ 悪戦苦闘と未知の世界” 13

Slide 14

Slide 14 text

謎構成と向き合う 前任社が構成図・リソース一覧を作ってた( 未完成) 掘れば掘るほど( 精査) 現れてくる抜け/ 漏れ/ 間違い 結局、 「直す」を諦めて「書き直し」た デバッグの名残で無駄にあるEFS とか… 直しながら AsIs -> ToBe を提示・合意 14

Slide 15

Slide 15 text

事件も起きたりする 機能が動いてない・・・というユーザー報告 箱根登山鉄道に響くSlack 通知… AWS から Abuse Report が来た… FAQ サイトの誤りを複数発見してしまう 自分の感覚では、当たり前のことをやっていただけ 箱根登山鉄道… : の最初の写真のあたりで https://sizu.me/sogaoh/posts/6co36ek9ai9t 15

Slide 16

Slide 16 text

未知の領域を垣間見る WebRTC ・TURN ・STUN Streaming STT 、FG-NER Cloudflare Realtime (不採用) Recall ai という会議レコーディング SaaS 初めての分野・見たこともない方法・選択肢 WebRTC : Web Real-Time Communication TURN : Traversal Using Relays around NAT STUN : Session Traversal Utilities for NAT STT : Speech-To-Text FG-NER : Fine-Grained Named Entity Recognition https://www.recall.ai/ 16

Slide 17

Slide 17 text

コヅクラ:生誕期 ハマチ:成長期 フクラギ:青年期 ガンド:壮年期 ブリ:円熟期 “ 本番からのstaging 構築と検証” 17

Slide 18

Slide 18 text

ひたすらに試行と調整 アカウント跨ぎAMI 利用法を知ってからはEC2 量産 サブドメイン委譲を活用して1 つ1 つリソース追加 Node14 のFirebase アプリとNode18 のGCF RDB が、Firestore が、ルール調整が、必要… Stripe Pricing を試行錯誤しながら設定 " 試し方" は適度にリーダーに調べてもらった 【AWS 】AMI のアカウント間共有を検証 - Qiita (2022/12) 18

Slide 19

Slide 19 text

しれっと変えてみる ECS 刷新箇所に ecspresso 導入 & arm64 化 却下を予想して docker buildx で切替可能な仕込み 通信暗号化の意図で久々に Let’s Encrypt を投入 別件からDNS-01 チャレンジでの証明書取得を流用 HCP Terraform で state を rollback する実績解除も 見えにくいところで拙者の知見を" 置いてきた" ベースで小分けに管理していたが… 管理単位を小さくして運用する terraform - Zenn (2023/12) 19

Slide 20

Slide 20 text

ピークにやってきた知らせ 4 月後半、ステージング環境構築中に不穏な噂 しかし5 月は無事にそのまま案件続行 一方で、5 月末に複数の協力会社が脱退していた 定例の様子も空気が変わってきていた… それでもまだ粛々とやるべきことをひたすら続行 20

Slide 21

Slide 21 text

コヅクラ:生誕期 ハマチ:成長期 フクラギ:青年期 ガンド:壮年期 ブリ:円熟期 “ 諸行無常の響きあり” 21

Slide 22

Slide 22 text

“ 消化試合” 5 月終盤に伝えられた、“6 月で契約終了” 本番環境のIaC 準備、がゴールとなった パラメータ組み直しが量的にギリギリまで続いた 引継ぎ情報まとめたが" これ残るのかな?" なんていうか “ とりあえず終わらせる” 感じ 消化試合期間の、やや必死な仕事探し状況・・・ 22

Slide 23

Slide 23 text

X デーを迎える 風の噂でそれが2025.10.31 と知る 11.1 にサービスLP ・URL を叩いても Not Found AI はしずかにサービス終了と代替先を返してくる なぜかFAQ サイトだけはそのままだった やっぱり形として拙者の所業は何も残らなかった… 23

Slide 24

Slide 24 text

あれから半年ほど どんな現場にも大して違和感を感じなくなった むしろ、どんな" 郷" にも自然と入って行けるように かつ、今今だけじゃなく" 数年先" も想像した提示に 撤去を見越した IaC も意識するように 自身の心には力強い" 流儀" が芽生えた ( 未整理) 24

Slide 25

Slide 25 text

( おさらい) 急成長中AI 企業のSRE 支援という運命に出会った 信じ難いLegacy をModern に変える挑戦の2025 前半 我が総力戦の成果は法の下に消えたが自分には伝説 25

Slide 26

Slide 26 text

(Message) 今自分がやっていることの価値は何で どこに残るのだろうか?を思い直した IaC の撤去容易性と再現効率性を理解できた これからも" 技術で世の中良くしたい" 26

Slide 27

Slide 27 text

End お気づきの点あれば まで @sogaoh 27 手伝ってくれる方を随時募集してます

Slide 28

Slide 28 text

End お気づきの点あれば まで つんだから ふたやみこえて みちひらく @sogaoh 27.1 手伝ってくれる方を随時募集してます

Slide 29

Slide 29 text

[PR] ( 運営) (LT) (Staff) (Staff) 2/20 Road to SRE NEXT@ 札幌 4/11 PHP カンファレンス小田原 6/6 frontend_phpcon_do 7/10 SRE NEXT 2026