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2010.12.03 @ TDC忘年会 @thatblue_plus 数学ガールで萌え入門 数学

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 当初エントリーしていたお題は「黒電話のアーキテクチャ入門」 だったのですが、思いの他題材が難しく断念…… せっかく頂いたお題だったのに、すみません(´・ω・) 本題の前に

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 もともとはプログラミング本でおなじみ結城浩さんが書いた小説  今回は日坂水柯さんによるコミカライズ版についてお話しします  とは言いつつ大部分は原作の小説版にも言えることだったりしま す 数学ガールって?

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 「小説の体を成した数学書(要約)」 by 某所のレビュー(原作)  ストーリー部分は主人公の「僕」が2人の女の子と数学したり青 春したりする話  なんというかお話自体は非常に甘酸っぱい(?)感じです。  数学のレベルは大体中学終盤~大学初歩まで  筆描き独特のやわらかな雰囲気がいい感じです ざっくり紹介

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登場人物  「僕」(主人公)  数学が好きな高校2年生  テトラちゃん  元気な高校1年生  ちょっとドジっ子  数学が得意になりたくて、「僕」に手紙を書く  ミルカさん  数学が得意な饒舌才媛 本当に高校2年生か?  クールな眼鏡っ子

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ときにフィボナッチ数列はご存じでしょうか。 ようやく数学のお話 𝑛 = 0,1の場合𝐹 𝑛 = 1 𝑛 ≥ 2の場合𝐹 𝑛 = 𝐹 𝑛 − 1 + 𝐹(𝑛 − 2) となる数列のことです。 このように、再帰的に数列の値を決める構造になっている式を 漸化式(ぜんかしき)と言います。 フィボナッチ数列を求めるプログラムは再帰的プログラミングの 課題としては定番なので、ご存じの方も多いかと思います。 (フィボナッチ数列自体は再帰プログラミングで実装すると非常に 効率が悪いのですが……)

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では、フィボナッチ数列の一般項をご存じでしょうか? ようやく数学のお話(2) 𝐹(𝑛) = 1 5 1 + 5 2 𝑛 − 1 − 5 2 𝑛 こんな感じの恐ろしい式になるらしいです。 ちなみに実際に出てくる値はn=0から1,1,2,3,5,8,13…と続くので、 当然平方根なんか出る余地はありません。 「僕」は話の中でミルカさんの助けを借りながら、先ほどの漸化 式からこの一般項にたどり着くわけですが、私も半分くらいしか 理解していません…… とりあえずこの本の数学に対する「本気度」がご理解いただける と思います。

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 萌え属性としては妹キャラ、ツンデレメガネ女子を取り揃えてお ります。「理系最強の萌え」は原作者公認!  書評とか読んでみるとノート片手に読んでる方も多い模様  「数学ガール」とつぶやくともれなく原作者にRTされます そりゃもうネタにされるくらい。 その他雑多ネタ

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何人かに押し付けるように数学ガールを貸したときに感想を聞い てみました。  「前半はわりと楽だったけど、最後の方の数学を理解するのが難 しかった」  「数学部分は結構読み飛ばしたけど、面白かったよ」  「メガネ女子萌え」…… とまぁこんな感じでそれぞれに楽しんでいただけたようです。 (と思っています) 感想を聞いてみた

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 原作の小説版に新刊が出ます!テーマは「乱択アルゴリズム」、 ついに数学ガールがコンピュータの世界に殴り込み!  執筆風景(?)は結城さんのツイッター(@hyuki)にてどうぞ。 数学ガール/乱択アルゴリズム

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ありがとうございました。