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Oracle Cloud Infrastructure (PaaS & IaaS) 2025年4⽉度サービス・アップデート ⽇本オラクル株式会社 事業戦略統括 事業開発本部 2025年4⽉10⽇

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マニュアル • Oracle Cloud Infrastructure Documentation (英語版︓最新情報はこちらをご覧ください) • Oracle Cloud Infrastructure ドキュメント (⽇本語版)︓Infrastructure|Platform リリースノート • Oracle Cloud Infrastructure > Release Notes • Oracle Cloud Infrastructure > リリースノート (⽇ 本語版) ブログ • [英語]Oracle Cloud Infrastructure Blog • [英語]Oracle Database Insider • [⽇本語]オラクルエンジニア通信 • サービス・アップデート(全体概要) • 本資料の過去資料はこちら 各サービスのアップデートはこちらから確認できます Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 2

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サービス・アップデート (続き) • Exadata Database Service on Cloud@Customer • 複数PDB作成の並列実⾏が可能に • Exadata Database Service for Developers • Database Management • SQLパフォーマンス・ウォッチでのSQLチューニング・セットの作成 • データベース管理における脆弱性の検出 • Data Safe • データ・マスキング・ジョブおよびレポートの機能改善 • 機密タイプ・グループ • カスタム・セキュリティ評価レポート • HeatWave • クロス・リージョン⾃動バックアップのスケジュール • Secure Desktops • コンピュート・インスタンスへのナビゲーションの改善 • 監査ログとの連携 • より柔軟な権限設定 東京・⼤阪リージョン • Generative AI Agents (⼤阪) サービス・アップデート • Storage • [File] ファイル・システムのクォータ • [File] Lustreを使⽤したファイル・ストレージが使⽤可能に • Networking • 予約済IPによるネットワーク制御の拡張 • Autonomous Database Serverless • PostgreSQL、MySQL、またはSQL ServerからOracle SQLへ の移⾏ • Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure • 複数PDB作成の並列実⾏が可能に • ストレージ・サーバーの削除 2025年4⽉度 アップデート・サマリー Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 3

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1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 4

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Generative AI Agents 製品概要 • 検索拡張⽣成(RAG : Retrieval Augmented Generation)システムのフルマネージドサービス • ユーザーアプリケーション開発・運⽤の⼯数削減 • ノーコード(WebUI)でのプロビジョニング • LLM、ベクトルデータベース、キャッシュストアとの連携 処理をGenerative AI Agents Serviceが全て⾃動 的に処理 • 2パターンのナレッジベース構成 • ADB、Base DB、OpenSearchインスタンスを別途作成 • Agentsサービス内にマネージドナレッジベースを構成 • チャットボットUI機能 • ドキュメント検索 • 社内ドキュメントデータを利⽤したテキスト⽣成 ユースケース ドキュメント データの取り込み ナレッジベース エージェント チャット履歴 データベース テキスト⽣成 モデル チャット Rerank モデル Generative AI Agents Service マネージド ナレッジベース オブジェクト ストレージ ドキュメント データの 取り込み OCIのサービス • ADB • Base DB • OpenSearch コード量の削減 RAGシステム運⽤ の⼯数削減 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 5 ⼤阪リージョンでの提供開始

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1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 6

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マルチクラウド・データベースサービスの展開状況 (2025年4⽉10⽇現在) Microsoft Azure Google Cloud AWS Interconnect (相互接続) 東京リージョンで提供中 東京リージョンで提供中 未定 Oracle Database@ Azure/Google Cloud/AWS 15リージョンで提供中 東⽇本リージョンで提供中 ⻄⽇本リージョンで提供予 定(2026年2⽉までを⽬処に提 供予定) 4リージョンで提供中 東京/⼤阪リージョンで提供 予定(2026年1⽉までを⽬処に提 供予定) ⽶国東部で限定プレビュー提 供中 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 7 2025年3⽉20⽇発表 ExaDB-XSを⼀部リージョンで提供開始 BaseDBを今後提供予定 * Oracle Multicloud Capabilities: 各リージョンで提供されているサービスを確認できます 2025年4⽉9⽇発表 BaseDBを今後提供予定

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https://www.oracle.com/multicloud-regions 各リージョンで提供されているサービス、AZ数等が確認できます Oracle Multicloud Capabilities Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 8

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1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 9

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Infrastructure Service サービス・アップデート 2025年3⽉ https://docs.oracle.com/ja- jp/iaas/releasenotes/ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 10

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【概要】 • この機能によって管理者は、ファイル・システムのサイズや、個々の ユーザー/グループ の使⽤量を管理でき、コストを制御できる • 3つのレベル︓ファイル・システム / ユーザー / グループ • 3つのレベルは併⽤可能、最⼩値のクォータが適⽤ • 各クォータでソフト/ハードのクォータを同時設定可能 ※ 値は ソフト < ハード となるように設定 • ソフトクォータ︓制限に達しても、新規書込みを停⽌しな い。警告しきい値として機能。 • ハードクォータ︓制限に達した場合、領域を解放するかクォータを 増やすまで新規書込みが停⽌ • 各クォータは、ファイル・システム⾃体のクォータを有効化しないと 機能しない [File System] ファイル・システムのクォータ(1/4) 2025/3/4 リリースノート: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/filestorage/file-system-quotas.htm OCIドキュメント: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/File/Tasks/file-system-quotas.htm OCI Blog: Managing Storage Costs with File Storage Service Quotas https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/managing-storage-costs-file-storage-service-quota 3つのレベル(ユーザー/グループ/ファイル・システム)のクォータをサポート クォータ・タイプ 詳細 ファイル・システムの クォータ • ファイル・システムのサイズを制限 • ファイル・システムの合計消費量はこの制限の超過不可 デフォルトの ユーザー・クォータ • すべてのユーザーに⾃動適⽤ デフォルトの グループ・クォータ • すべてのグループに⾃動適⽤ 個々の ユーザー・クォータ • ユーザーに個別に設定、デフォルトのユーザー・クォータを上書き • ユーザーは UNIX ユーザー ID (UID) によって指定 個々の グループ・クォータ • グループに個別に設定、デフォルトのグループ・クォータを上書き • グループの合計消費量は、グループ所有のファイルとディレクトリの 合計サイズで測定 • グループはUNIX グループ ID (GID) で指定 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 11

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3つのレベル(ユーザー/グループ/ファイル・システム)のクォータをサポート [File System] ファイル・システムのクォータ(2/4) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 12 有効化/無効化 の切り替え ファイル・システムの 合計消費量を制限 すべての ユーザー/グループに ⾃動適⽤ ユーザー(UID)/グループ(GID)に 個別に適⽤ 2025/3/4 リリースノート: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/filestorage/file-system-quotas.htm OCIドキュメント: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/File/Tasks/file-system-quotas.htm OCI Blog: Managing Storage Costs with File Storage Service Quotas https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/managing-storage-costs-file-storage-service-quota

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3つのレベル(ファイル・システム/ユーザー/グループ)のクォータをサポート 【制限・考慮(1/2)】 • クォータ設定が実際に強制されるには、最初に有効化してから最⼤ 1 時間かかる場合がある → しばらく切り替えボタンが押せなくなることがある • クォータのリストに表⽰される「使⽤量」は、クォータが有効化されている場合のみ追跡され、無効の場合、「0 GiB」になる • 最⼩容量は 10 GiB、最⼩粒度は 1 GiB • 0 GiB と設定すると、ファイルへの書き込みが不可になる • クォータの誤差範囲は 64 K • クォータはデータに対しての制限で、メタデータには強制されない → ハードクォータに達しても空のファイルやディレクトリは作成される • スナップショットはクォータにカウントされない • クローン/レプリケーション は 親/ソース のクォータを継承するが、デフォルトでは無効 • ファイル・システムの使⽤状況の確認の際、 df コマンド はスナップショットやクローンで使⽤する領域も含むため、正しい値にならない [File System] ファイル・システムのクォータ(3/4) 2025/3/4 リリースノート: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/filestorage/file-system-quotas.htm OCIドキュメント: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/File/Tasks/file-system-quotas.htm OCI Blog: Managing Storage Costs with File Storage Service Quotas https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/managing-storage-costs-file-storage-service-quota Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 13

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3つのレベル(ファイル・システム/ユーザー/グループ)のクォータをサポート 【制限・考慮(2/2)】 • 部分書込みは⾮対応、制限を超える書き込みは拒否 • 個々のユーザー/グループ は UID/GID によって指定し、LDAP/Active Directory/OCI IAM などとの統合は未対応 → 外部の共通アイデンティティ・ストアとの統合なしでは、クライアント提⽰のユーザーIDをすべてのクライアントで同⼀ユーザーとして対応付けできない • Linuxネイティブのファイル・クォータとは動作が異なる e.g. Linuxにある猶予期間は、ファイル・ストレージでは⾮対応 edquota や repquota などのコマンド⾮対応 • 個々のユーザー/グループのクォータは、UID/GID が異なっていれば、同じクォータ名で登録できてしまう e.g. [File System] ファイル・システムのクォータ(4/4) 2025/3/4 リリースノート: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/filestorage/file-system-quotas.htm OCIドキュメント: [File Storage] File System Quotas https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/File/Tasks/file-system-quotas.htm OCI Blog: Managing Storage Costs with File Storage Service Quotas https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/managing-storage-costs-file-storage-service-quota Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 14

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下記の点が修正されました。 • スケジュール済ジョブの繰り返し実⾏に関する不具合を修正 • OCI SDKを使⽤してサードパーティおよびプライベートのソフトウェア・ソースを追加する際の不具合を修正 • LeappでOS管理ハブに登録されたインスタンスをアップグレードする際の不具合を修正 [OS Management Hub] OS管理ハブの不具合を修正 2025/3/11 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 15

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管理性や作業効率向上のための様々なエンハンス コンピュート・インスタンスへのナビゲーションの改善 • デスクトップ・プールの詳細ページから直接、各デスクトップが動作し ているコンピュート・インスタンスのページに遷移することが可能に。 監査ログとの連携 • デスクトップ・プールの詳細ページ→「そのほかのアクション」→「Audit」 メニュー︓デスクトップ・プールの監査ログ検索 • 各デスクトップの⾏の「Audit」メニュー︓個々のデスクトップごとの監 査ログ検索 より柔軟な権限設定 • これまではコンパートメント単位での権限設定しかできなかったため、 権限を分けるには別コンパートメントにデスクトップ・プールを作成す る必要があったが、デスクトップ・プール名もしくはデスクトップ・プール のOCIDをwhere句に指定したポリシー・ステートメントの記載が可 能となった。 そのほか、運⽤性向上のためのエンハンス • デスクトップ・ユーザー向けのクライアントURLがデスクトップ・プールの 詳細画⾯に表⽰されるようになった [Secure Desktops] セキュア・デスクトップの新機能 2025/3/18 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 16

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問題の修正 【概要】 • oci-fss-utils の新バージョンがリリース • ディスクから証明書ファイルを読み取る際、ASCII エンコードが強制され、マウント時にエラーが発⽣する問題を修正 (⼀部環境にて発⽣) → ディスク上のすべてのファイルを、ASCII と下位互換性のある UTF-8 エンコードで読み取るように変更 【注意】 • バージョン 3.x は 2025 年 7 ⽉ までに⾮推奨になるため、7 ⽉より前に 4.14 へのアップグレードを推奨 • バージョン 4.x は Oracle Linux 9 の機能拡張、安定化修正、サポートを提供 [File System] 転送中暗号化⽤の oci-fss-utils バージョン 4.14 がリリース 2025/3/19 リリースノート: [File Storage] Version 4.14 of oci-fss-utils for File Storage in-transit encryption is available https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/filestorage/oci-fss-utils-v-4_14.htm Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 17

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• クラウド・シェルのOSがOracle Linux 8となった。 • ほとんどのインストール済みツールおよびユーティリティーは、新しいバージョンにアップグレード済み。 • インストール済みツールおよびユーティリティーのリスト︓https://docs.oracle.com/en- us/iaas/Content/API/Concepts/cloudshellintro.htm#Whats_Included_With_Cloud_Shell • Docker EngineはOracle Linux 8 (OL8) ではCloud Shellにインストールされなくなった。代わりにPodmanが配置され、デーモンレ ス・アーキテクチャによるコンテナ管理機能を提供。 • 下位互換性のため、OL8 Cloud Shellでは、コマンド“podman”のラッパー・コマンドとして“docker”が使⽤可能。 • “podman”または“docker”コマンドによって、Dockerと互換性のあるコマンドでコンテナを実⾏できる。 • podmanの詳細︓https://docs.oracle.com/en/operating-systems/oracle-linux/podman/index.html [Cloud Shell] クラウド・シェルがOracle Linux 8で動作 xxxxx@cloudshell:~ (ap-tokyo-1)$ cat /etc/oracle-release Oracle Linux Server release 8.10 xxxxx@cloudshell:~ (ap-tokyo-1)$ docker -v podman version 4.9.4-rhel xxxxx@cloudshell:~ (ap-tokyo-1)$ podman -v podman version 4.9.4-rhel xxxxx@cloudshell:~ (ap-tokyo-1)$ 2025/3/24 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 18

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[Network] VCN内のIPアドレスを予約することが可能に 2025/3/27 サブネット内のIPアドレスを事前に予約することによって、そのIPアドレスを使⽤してしまうのを防ぐことが可能になった。 事前にIPアドレスを予約したり、割り当てされたエフェメラルIPアドレスを予約済みにすることが可能。 ※ただし、使⽤可能な予約済みIPアドレスを実際に使⽤する際には、予約を解除しておく必要がある Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 19

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2025年4⽉30⽇以降はSDDCのアップグレード機能を利⽤ [OCVS] HCXのアップグレードバイナリがSDDCのアップグレード機能にて取得可能に 2025/3/27 これまでHCXのアップグレードバンドルはHCXコンソールから取得できたが、2025年4⽉30⽇以降はSDDCのアップグレード 機能を利⽤して取得する。 • OCIコンソールにて以下の⼿順でバイナリファイルを取得 • SDDCのアップグレード・ワークフローを開始 • 統合管理クラスタのアップグレード・ワークフローを開始 • 表⽰されたバンドルの中からバージョンを選択してダウンロード • HCXアップグレードに関する補⾜事項 • アップグレードの適⽤はこれまで通りHCX Manager管理イン ターフェースから実⾏(HCX マネージャーのアップグレード) • 互換性に応じて、 既存のvSphereやNSXも併せてアップグレー ドする(Product Interoperability Matrixで確認) • HCXバージョンによっては段階的なアップグレードを⾏う必要が ある(Upgrade Pathで確認) • 例)4.4~4.8.3までのバージョンから4.10.3にアップグレード → 4.9.2をはさんで、4.10.3にアップグレード(OCI document) Release Notes︓HCX upgrade artifacts now available through the SDDC Upgrade feature Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 20

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リリースノート以外のアップデート そのほかのアップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 21

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既存の MD5 に加え、オプションで 3 タイプのチェックサム(SHA256、SHA384、CRC32C)が提供開始 【概要】 • Object Storage では、すべてのアップロード/ダウンロード されたデータの整合性の検証に MD5 が提供されている • 追加オプションとして SHA256、SHA384、CRC32C が使⽤可能になった 【ユースケース】 • SHA256 / SHA384︓安全堅牢で、機密データに最適。MD5 より強⼒なチェックサム使⽤ の規制要件がある場合、SHA256またはSHA384が明⽰的に必要。 • CRC32C︓より⾼速のため、アップロード・エラーの検出に適当。マルチパート・アップロードでの データ整合性チェックを簡素化。 【注意】 • 使⽤できる追加のチェックサムは、オブジェクトごとに 1 タイプのみ • 追加チェックサムを使⽤すると、GETおよびPUTコマンドの完了までの待機時間が若⼲⻑くなる ことがある [Object Storage] オブジェクト・ストレージのチェックサム拡張機能 2024/11/24 リリースノート: [Object Storage] Checksum Enhancements for Object Storage https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/objectstorage/checksum-enhancements.htm OCIドキュメント: [Object Storage] Checksums in Data Security https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Security/Reference/objectstorage_security.htm#data-security OCI Blog: OCI Object Storage Now Supports Additional Checksum Algorithms https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/object-storage-additional-checksum-algorithms Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 22

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REXML ReDoS 脆弱性への対応など、問題を修正 【概要】 • 英語以外のシステムを含む適切な構成更新が確実に⾏われるように、構成ダウンローダー・タスクを修正 • REXMLバージョンが3.4.0に更新され、CVE-2024-49761 * が解決 * CVE-2024-49761︓REXML ReDoS 脆弱性 3.3.9 より前の REXML gem には、16 進数の⽂字参照 ( &#x...; ) 内の &# と x...; の間に多数の数字が含まれる XML 解析時に、ReDoS 脆 弱性がある。Ruby 3.2 以降では発⽣しない。 • ファイルの⽣成⽇取得が⾮対応のファイル・システムを含むLinuxシステムで、Config Downloaderが失敗する問題を解決 【注意】 • 最新バージョンの UMAをすべてのリージョンにデプロイするのには時間を要する → ホストに最新バージョンがない場合、その レルム / リージョン ではまだリリースされていない可能性がある [Logging, Monitoring] Unified Monitoring Agent 0.1.37 がリリース 2025/2/12 リリースノート: [Logging, Monitoring] Unified Monitoring Agent 0.1.37 released https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/logging/uma-0137.htm GitHub Advisory Database: [CVE-2024-49761] REXML ReDoS vulnerability https://github.com/advisories/GHSA-2rxp-v6pw-ch6m Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 23

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Windows 10, 11のデスクトップ・プールの構築が簡単に Windows 10, Windows 11の事前構成済みイメージ(⽇本語版もあり)の提供が開始 • これまで、Oracle Linuxについてはセキュア・デスクトップ⽤の事前構成済みイメージが提供されていたが、Windowsの場合はユー ザー⾃⾝で⼿動でイメージを作成して準備する必要があった。 • 事前構成済みイメージを使⽤すれば、イメージ作成作業なしで簡単にセキュア・デスクトップの利⽤を始めることが可能なため、推奨 の⽅式となる。イメージをカスタマイズを⾏う場合も、事前構成済イメージをベースにカスタマイズが可能。 • Windows OS利⽤の際にはMicrosoftライセンス契約に準拠する必要がある。Windows 10, 11のOSライセンスはOracleから提供 していないため、これまでと変わらずBYOLが必要。 提供されている事前構成済みイメージ(2025/03/26時点) • Windows 11 Enterprise 24H2 with English and Japanese (Keyboard & Language) • Windows 11 Enterprise 23H2 with English and Japanese (Keyboard & Language) • Windows 10 Enterprise 22H2 with English and Japanese (Keyboard & Language) 利⽤⽅法︓製品ドキュメントとMy Oracle Cloud Supportサイト参照 • 製品ドキュメント︓https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/secure-desktops/supported-images.htm • My Oracle Cloud Support Knowledge Base︓KB172258 「OCI Secure Desktops: How to Use a Pre-Authenticated Request (PAR) to create a Secure Desktops pool using Windows」 • 事前構成済みWindowsイメージの⼊⼿⽅法︓SRを起票して希望する事前構成済みイメージをリクエストすると、お客様専⽤の、72時間有効な オブジェクトストレージPARのURLを⼊⼿できる。 [Secure Desktops] セキュア・デスクトップ⽤ 事前構成済Windowsイメージの提供 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 24

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https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Concepts/servicelimits.htm#iam-service-limits ドキュメントが更新され、IAMのサービス制限に関して以 下の記載が追加 • テナンシ内のIAMのポリシー・ステートメント • 制限名 : statements-count • 説明 : Statements in a policy • 初期値 : 100 • ハード制限(これ以上は増やせない) : 500 この制限は、テナンシ全体にかかってくるため注意 特に、多数のコンパートメントを使って⼤きなテナンシを運 ⽤する場合、既存のポリシーの書き⽅ではこの上限値に 達してしまう可能性がある →タグベースのアクセス制御(TBAC)などを利⽤し、ポリ シー・ステートメントの数を減らす⼯夫が必要 [IAM] テナンシあたりのポリシーステートメント数のサービス制限が追加 2025年3⽉ 追加 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 25

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このセクションでは、将来に計画、予定されている サービスの変更に関する情報、サービスのデコミッショ ンなどのうち、特に既存で利⽤中のユーザーに影響 するものについてお伝えします 将来計画されているサー ビス変更に関する情報 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 26

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https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/ja-jp/iaas/Content/ResourceManager/Reference/terraformversions.htm 発表⽇ : 2025年2⽉11⽇ • リソース・マネージャでTerraform 0.12.x / 0.13.x / 0.14.x.のサポートが終了します。 下記のスケジュールで段階的にサポート終了となります。 • Terraform 1.0.x 以降のバージョンを使⽤しているスタックに影響はありません。 2025年4⽉7⽇以降 • 該当バージョンが新規スタック作成時に利⽤できなくなります。 2025年9⽉1⽇以降 • 該当バージョンを使⽤するスタックでジョブを作成できなくなります。 • 該当バージョンに関するサポート・リクエストの受付を終了します。 推奨アクション • 引き続きサポートを受けるためには、該当バージョンを使⽤しているスタックのTerraformバージョンをサポート対象の バージョンにアップグレードする必要があります。 2025/4/7, 9/1 - リソース・マネージャのTerraformバージョンのサポート終了 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 27

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https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/servicechanges.htm#os_management 発表⽇ : 2024年4⽉23⽇ • OS管理サービス(OSMS)は2025年4⽉23⽇をもってサービス終了(EOL) • 新規リージョンへのサービス設置は終了 • 新規テナンシでのサービス利⽤開始は不可 • 後継はOS管理ハブサービス 2025年4⽉23⽇に起こること • OS管理サービスを利⽤したOracle Linux、Microsoft Windowsインスタンスの管理ができなくなる 推奨アクション • EOL⽇より前にOS管理サービスからOS管理ハブ・サービスに管理対象インスタンスへの移⾏を推奨 • Speakerdeck : OS管理ハブ概要 • https://speakerdeck.com/ocise/osguan-li-habu-gai-yao 2025/4/23 - OS管理サービス(OSMS)の終了(EOL) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 28

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https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Object/Concepts/dedicatedendpoints.htm 発表⽇ : 2023年10⽉10⽇ • セキュリティ強化を⽬的として、オブジェクト・ストレージの推奨エンドポイントが、他サービスから独⽴したドメインの専⽤ エンドポイント *.oci.customer-oci.com に変更 • 旧エンドポイントは下位互換のために存続するが、将来廃⽌される可能性があるため⾮推奨 • https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/oci-object-storage-dedicated-endpoints 2023/10/10 - Object Storage 旧エンドポイントの⾮推奨化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 29 APIタイプ 推奨 – 専⽤エンドポイント ⾮推奨 – 旧エンドポイント ネイティブ $namespace.objectstorage.$region.oci.customer-oci.com objectstorage.$region.oci.customer-oci.com ※ objectstorage.$region.oraclecloud.com objectstorage.$region.oci.oraclecloud.com S3互換 $namespace.compat.objectstorage.$region.oci.customer- oci.com $namespace.compat.objectstorage.$region.oraclecloud.com $namespace.compat.objectstorage.$region.oci.oraclecloud .com Swift $namespace.swiftobjectstorage.$region.oci.customer- oci.com swiftobjectstorage.$region.oci.customer-oci.com ※ swiftobjectstorage.$region.oraclecloud.com swiftobjectstorage.$region.oci.oraclecloud.com ※ ネームスペースがわからない場合にのみ使⽤(GetNamespace、Work Requestの問い合わせなど)

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過去に⾏われたサービス変更や、このドキュメントで取り上げていないサービス(主にPaaSなど)に関するサービス変更の情 報は、以下のドキュメントに掲載されています OCIのユーザーは、定期的に確認されることをお勧めします サービス変更のお知らせ https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/servicechanges.htm ユーザーが確認すべきサービス変更情報 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 30

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https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ 各サービスや機能カットの資料などを掲載 OCI活⽤資料集︓⽇本語技術資料 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 31 最近アップデートされた資料 Autonomous Database 技術FAQ March 26, 2025 OCI Oracle Database Services新機能アップデート 2024/12 - 2025/02 March 17, 2025 Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2024/12 - 2025/2 March 7, 2025 組織管理(Organization Management)概要 February 27, 2025 Oracle Cloud Infrastructure サービス基本情報 February 26, 2025 コンピュート概要 February 7, 2025 外部接続 詳細 - FastConnectの冗⻑性 February 6, 2025 ロード・バランサー NLB 詳細 January 31, 2025 ロード・バランサー FLB 詳細 January 31, 2025 ロード・バランサー 概要 FLB・NLB共通 January 31, 2025 OS管理ハブ概要 January 29, 2025

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1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 32

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複数PDB作成の並列実⾏が可能に • 従来 • クラウド・ツールによる「PDB作成」を実施している間は、リソースのステータスが「更新中(UPDATING)」となり、別の PDB作成を並列で⾏えなかった • 環境構築時やテスト・開発環境の⽤意など、⼀度に複数環境を作成するケースで並列で処理を⾏えず、作成中 のPDBが作成完了になるのを待つ必要があり、時間を要する場合があった • 今回のアップデート • CDBのステータスが「更新」状態でも、別のPDBを最⼤10個まで同時に作成・削除可能に • PDBの作成削除を除く他の操作によってCDBのメタデータ、構造が変更されていない場合に限る(CDBがUpdatingでないこ と) • PDBの最⼤作成数はVMで使⽤可能なメモリによる。CDBのメモリが不⾜するとPDB作成に失敗するので注意 • Data Guard 環境でもPDBの同時作成・削除可能 • スタンバイ側では、PDB作成はシリアル、PDB削除は同時に可能 • PDBの作成中は、PDB削除は不可能 • 並列(同時)実⾏による、環境作成・構築の全体の時間短縮 [ExaDB-D, ExaDB-C@C] Concurrently Create or Delete Pluggable Databases (PDBs) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 33

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開発者向けの Exadata Database Service • 新しく導⼊された Exadata Database-Developer VM Cluster タイプにより、アプリケーション開発者が Oracle Database のライセンス料を負担するこ となく、追加コストなしで開発を⾏うことが可能に、基盤となるインフラストラクチャに対してのみ⽀払い • ホストできるデータベースに制限 • 開発ユース ケース向けのこのクラスタ タイプで本番ワークロードを実⾏できないように設計 • リソースと機能の制限は、データベースとクラウドの⾃動化によって適⽤ • ⼀つ以上のCDBを作成可能、複数のPDBを作成可能 • 単⼀の VM クラスター: Exadata Database-Developer VM クラスターは単⼀の VM に制限 • PDB あたりのスレッド数: PDB あたり 2 スレッド (1 コア) • PDB あたりのメモリ: PDB あたり 8 GB のメモリ • PDB あたりのデータベース サイズ: PDB あたり 20 GB のストレージ • PDB あたりのセッション数: PDB あたり 30 セッション • Data Guard : スタンバイ データベースの作成は禁⽌ • リージョン間バックアップ・リストア:⾮サポート • バージョン: Oracle Database バージョン 19.26 および 23.6 以降のみがサポート • マルチ VM RAC (Real Application Clusters) は⾮サポート (開発者 VM クラスターは単⼀の VM に制限) • Data Guard の⼿動構成はポリシーにより許可されない • VM クラスターをデプロイした後は、VM クラスターの種類を変更することは不可能 • VM クラスターの種類を変更する場合は、新しい VM クラスターを作成し、データベースを新しいクラスターに移⾏が必要 • ライセンス・タイプは「License included」のみ、BYOLは不可 • X8M、X9M、X10Mのみ。X11Mは5⽉以降対応予定 [ExaDB-C@C] Exadata Database Service for Developers Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 34

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KB38725: (ODyS) Oracle Dynamic Scaling engine - Scale-up and Scale-down automation utility for OCI DB System (ExaDB-D/ExaDB-C@C) (Doc ID 2719916.1) • 2.0.3-1リリースでサポート • 補⾜) Dynamic Scalingとは • ExaDBのインスタンスに対し、CPU負荷や スケジュールに応じた⾃動スケーリングを実装できる ツール • MOSからダウンロードして設定 [ExaDB-XS] Dynamic Scaling(⾃動スケーリング・ツール)がExaDB-XSに対応 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 35

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Data Guardの複数スタンバイ・データベース構成をサポート 1つのプライマリ・データベースに対して、最⼤6個までスタンバイ・データベースが作成・管理可能 • データ保護の向上 : ローカルおよびリモートでスタンバイを保持し、様々なケースの障害 からデータを保護 • 柔軟性の向上: 地理的に複数の異なる場所に配置してデータ保護を強化し、必要に 応じてスナップショット・スタンバイ(書き込み可能)を利⽤した汎⽤性の向上 • ROIの向上: 特定のスタンバイ・データベースで、処理のオフロードおよびスケールアウト • Oracle Database 19c以上 • ⼿動で構築した2個⽬以降のスタンバイ・データベースが既にある場合、Data Guardグループに追加したい場合はクラウド・ツールを利⽤ した再構築が必要 • 本機能のリリースに伴い、Data Guard管理機能が新しいAPIに • 従来名称『Data Guardアソシエーション』→新名称『Data Guardグループ』 • 既存環境で本機能を利⽤する場合、新しいAPIの『Data Guardグループ』への変更が必要 • 現時点では従来の『Data Guardアソシエーション』のAPIもサポート。2026/02から⾮サポート [ExaDB-XS] Multiple Standby Databases Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 36 参考) チュートリアル: ExaDB-DおよびExaDB-C@Cの複数のスタンバイ・データベースの作成

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1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 38

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Observability and Management サービス・アップデート 2025年4⽉ Database Management Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 39

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Database Managementの機能拡張 Oracle Databaseのバージョン、パッチの適⽤状況から 公開されている脆弱性を検出 • CVE ID(共通脆弱性識別⼦)から脆弱性の内容や 該当するDBコンポーネントを可視化 • CVSS(共通脆弱性評価システム)による脆弱性の深刻度 Low (0.1-3.9), Medium (4.0-6.9), High (7.0-8.9), Critical (9.0-10.0) Oracle Inventoryやデータ・ディクショナリから情報収集 1⽇1回のスケジュール実⾏、またはアドホックに実⾏可能 備考: 2025年4⽉時点で • 外部データベースのみサポート • Oracle Cloud Databaseは、管理エージェントをインストールして外部DB として登録すれば利⽤可能 • パッチ適⽤の機能も今後のリリースを検討中 データベースの脆弱性の検出 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 40

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1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 41

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マーケティング関連情報 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 42

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プレスリリース • オラクル、英国のクラウド・インフラストラクチャーに50億⽶ドルを投資 • シンガポール防衛科学技術庁、国防省向けにOracle Cloud Infrastructureを選択 • サイバーエージェント⼦会社のAI Shift、Oracle Autonomous Databaseを採⽤し、企業向けAIエージェント構築プラットフォームを 提供開始 • Oracle Autonomous Databaseと連携したAI Workerにより、企業データ の安全な活⽤と⾼度なAIエージェントの構築を⽀援 • オラクルとマイクロソフト、Oracle Database@Azureに新たな強⼒で 柔軟なサービスを追加し、提供地域を拡⼤ • Exascale Infrastructure上のOracle Exadata Database Serviceが利⽤ 可能に • 札幌市、ガバメントクラウドにOracle Cloud Infrastructureを採⽤ • 基幹業務システムのモダン化に向け、OCIの採⽤を決定 • Oracle Red Bull Racing、2025年シーズン以降のパフォーマンス向 上にOracle CloudとAIの活⽤を強化 • オラクルのAIをピット内に導⼊し、競技規則のレビュー効率を向上。⼯場から トラックまでOracle Virtualizationを使⽤し、柔軟性の向上、ITインフラの効 率化、トレーニングの簡素化を実現 関連ニュース Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 43 パートナー様発表 • [⽇⽴製作所] 国内で前例のない3社連携の検証で、Oracle Database@Azureにおけるミッションクリティカル⽤途のパフォーマンス を実現し、クラウド移⾏サービスとして提供 • NEC、サポート業務の効率化に向けてオラクルのAI Vector Search を採⽤ • AI Shift、企業専⽤のAIエージェント構築プラットフォーム「AI Worker」を提供開始 • [CTC] auペイメント様事例︓「WebMoney」を⽀えるシステム基盤 をOracle Cloud Infrastructureに移⾏し、最⼤50%のコスト削減 も実現 メディア記事 • OCI+Azureで実現する注⽬のIT基盤とは︖ - ⽇経クロステック Special • ⽇⽴がOracle Database@Azureを徹底検証──3社に尋ねた利 ⽤価値、基幹系への適⽤ – EnterpriseZine • オラクルとNVIDIAが協業し、企業のエージェント型AI推論の加速を ⽀援 ‐ CodeZine • 2025 F1⽇本グランプリが開幕、OCIが⽀えるオラクル・レッドブル・レー シングの戦略 - TECH+

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• eラーニングシステムやその情報基盤で利⽤しているOracle Databaseを安価に運⽤できることと安定した基盤に魅⼒を 感じ、オンプレミスからOCIへ移⾏ • PostgreSQLで運⽤されているファイル転送やライセンス認証 等の社内システムを、フルマネージド・サービスであるOCI Database with PostgreSQLへの集約・移⾏により、35% 以上のコスト削減を実現 • 社内ポータルなどためのCMS(コンテンツ管理ツール)のデータ ベースとしてHeatWave MySQLを利⽤し、運⽤管理の作 業負荷を軽減 • データベースの運⽤管理業務の⼯数の削減により、本来の システム開発により注⼒できる環境作りを実現 チエル 様 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 44 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の 複数のデータベース・サービスを組み合わせ、 コスト削減と運⽤負荷軽減を実現

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OCIの複数のデータベース・サービスを組み合わせ、 コスト削減と運⽤負荷軽減を実現 チエル 株式会社 • 教育⽤ソフトウェア、ネットワークおよびシステムの企画・研究開発、コンサルティン グを提供、 ⼦供たちの未来のために世界中の先⽣の授業をICTで⽀える、学校 教育市場に特化したICT専業メーカー 従来の課題 • チエルではeラーニングシステムやその情報基盤をオンプレミスのOracle Database上で運⽤してきたが、コストと運⽤負荷の削減の可能性を探っていた • ファイル転送やライセンス認証等の社内システムにて複数のPostgreSQLサーバ が稼働し、その運⽤を開発メンバーが兼任で⾏なっていたため、運⽤負荷が課 題となっていた • 複数のMySQLサーバーを、社内ポータルで利⽤してるCMS(コンテンツ管理ツー ル)のデータベースなどとして、運⽤しており、アップデートが不定期で⼯数がかかっ ていた 採⽤ポイントと導⼊効果 • Oracle Base Database Serviceを採⽤することにより、OCIの⾼性能かつ安定 した基盤を活⽤でき、パッチ適⽤もOCIコンソールから簡単かつ確実に実⾏でき るようになった • 複数のPostgreSQLサーバをOCI上のVMに移⾏した後、それらをOCI Database with PostgreSQLへ移⾏・集約し、35%以上のコストを削減 • マネージドサービスのHeatWave MySQLを利⽤することで現状はアップデートや バックアップなどもほぼ⾃動管理となった システム構成イメージ 利⽤サービス • Oracle Base Database Service • OCI Database with PostgreSQL • HeatWave MySQL • Load Balancer, Web Application Firewall 顧客事例︓チエル 様 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 45 「データベースの運⽤管理業務の⼯数が削減できたため、 本来の開発に注⼒できるので助かっています。」 村上守⽒ チエル株式会社

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Oracle Cloud (PaaS/IaaS)︓セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-seminar 今後の開催予定 (基本的にオンライン開催) • 2025/4/18︓営業向け誰でも話せるOCIセールストーク - OCIがお客様に選ばれている理由 – • 2025/4/22︓ハンズオンWebinar - Oracle Cloud Infrastructureを使ってみよう [ハンズオン] • 2025/4/23︓無償ハンズオン・トレーニング【⼊⾨編】はじめてみよう!! Oracle Analytics Cloud [ハンズオン] • 2025/4/23︓[Oracle AI Jam Session] ⽣成AIのユースケースをとにかく集めてまるっと学ぶ︕ • 2025/4/24︓[Oracle Database Technology Night] Oracle Databaseフリートーク • 2025/5/14︓Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate 資格試験ポイント解説セミナー • 2025/5/14︓事例から⾒えてきたOracle Cloud VMware Solution(OCVS)の採⽤メリット • 2025/5/16︓Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Professional 資格試験ポイント解説セミナー • 2025/5/20︓MySQL Summit Recapセミナー – MySQL最新技術情報 (東京) • 2025/5/21︓LLMに興味があるデータベースエンジニアの⽅にお勧め︕SQLだけでLLMを使⽤できるHeatWave GenAIのご紹介 • 2025/5/23︓Oracle Developer Day2025 (東京) • 2025/5/27︓はじめてでもできる、ビジネス情報の活⽤! ⾃分で試すナットクの、データの収集と共有・分析 [ハンズオン] • 2025/5/28︓実践Kubernetesハンズオン 〜OKEでKubernetesをバーチャル体験しよう〜 [ハンズオン] セミナー/イベント予定 “Oracle Cloud セミナー”で検索 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 46

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当⽇参加できなくてもアーカイブ動画と資料をいつでも参照可能 Oracle Cloud ウェビナー Oracle Cloudのご紹介とビジネス課題を解決 したお客様事例やその時々のホットなトピックを お届けします DXシリーズ クラウドを活⽤したDX化をお客様と⼀緒に取り 組む活動をしており、その取り組みを広く知って いただくために、お客様のDX促進に役⽴つヒン トとなる事例やノウハウを紹介します ハンズオン・トレーニング Oracle Cloudの使い⽅や活⽤イメージを実際 にOracle Cloudを操作していただきながら具 体的にご紹介します Oracle Cloud ウェビナーシリーズ 毎週 ⽔曜⽇ (第三⽔曜⽇除く) 毎⽉定期開催 oracle.com/goto/ocws-jp 第三週⽬ ⽔曜⽇ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 47

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Oracle Cloud ウェビナーシリーズ 進化し続ける Oracle Cloud Infrastructure (IaaS & PaaS) や Oracle Database をはじめとする、さまざまな製品につい ての最新情報や活⽤事例および技術情報を業務部⾨からIT部⾨のエンジニアの⽅々までの幅広い皆様へ向けてウェビナーを通じ てお届けします。 さまざまなテーマや理解度レベルのコンテンツを取り揃えていますので、ぜひご活⽤ください。 毎週⽔曜⽇の開催となります。 『はじめてのOCI』 『Database関連テーマ』 『DXテーマ』 『時々の旬なテーマ、最新トピック』を中⼼にお伝えしていきます。 Oracle Cloud ウェビナー ハンズオン・トレーニング Oracle Cloudのご紹介とビジネス課題を解決した お客様事例やその時々のホットなトピックをお届けし ます クラウドを活⽤したDX化をお客様と⼀緒に取り組む活動を しており、その取り組みを広く知っていただくために、お客様の DX促進に役⽴つヒントとなる事例やノウハウを紹介します Oracle Cloudの使い⽅や活⽤イメージを実際にOracle Cloudを操作していただきながら具体的にご紹介します 開催スケジュール oracle.com/goto/ocws-jp DXシリーズ 次回決定次第公開いたします。 2025年4⽉22⽇(⽕) 13:00〜17:00 ハンズオンWebinar - Oracle Cloud Infrastructureを 使ってみよう 2025年4⽉23⽇(⽔) 15:00〜17:00 無償ハンズオン・トレーニング 【⼊⾨編】はじめてみよう!! Oracle Analytics Cloud 2025年5⽉14⽇(⽔) 15:00〜16:00 事例から⾒えてきたOracle Cloud VMware Solution(OCVS)の採⽤メリット 2025年5⽉27⽇(⽕) 13:00〜15:00 はじめてでもできる、ビジネス情報の活⽤! ⾃分で試すナットクの、 データの収集と共有・分析 2025年5⽉28⽇(⽔) 13:30〜17:00 実践Kubernetesハンズオン 〜OKEでKubernetesをバーチャル 体験しよう〜

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Developer Day 2025 に参加しませんか︖ 「未来を創造するテクノロジーを今、あなたに」をテーマにITに携わるすべての開発者とエンジニアにお届けするテクニカルイベント 開催⽇︓2025年 5⽉ 23⽇(⾦) 開催時間︓13:00 開始予定 開催会場︓⽇本オラクル株式会社 開催形式︓オフライン 参加費︓無料 *事前登録制 今年はCFP公募で選ばれた 12のセッションと 9のLTセッション、そして4つのハンズオンをお届け︕ 基調講演、スペシャルセッションは近⽇公開︕ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates | Confidential: Internal 10 🌸 詳細・お申し込み https://www.oracle.com/jp/developer/events/dev-day

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審査をくぐり抜けた選りすぐりのSpeakerがお届け︕ 多数の Call for Proposal から選抜した、外部登壇者の皆様と⽇本オラクルのエンジニアによる聞き逃せないセッション

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Oracle Code Night Monthly Bi-weekly Quartly オラクルのユーザーとユー ザーが繋がり、データ ベースの技術や運⽤に フォーカスしながら、最適 な使い⽅を⾒出してい ただく場です。 毎回、各テーマを設け、 オラクルの精鋭の技術 者陣が、⽇々のデータ ベース運⽤のための最 良のTipsや将来のITイ ンフラのアーキテクチャ設 計に必要なヒントなど、 「明⽇から現場ですぐに 使えるテクニック」をお伝 えしています。 Oracle Cloud Hangout Cafe (通称 「おちゃかふぇ」) は開発 者・エンジニアに向けたテ クニカルな勉強会です。 クラウドネイティブな時代 に⾝につけておくべきテク ノロジーを深堀りしていき ます。 OCHaCafe のテーマは オープン/デファクト・スタ ンダードを基準に選定し、 参加される皆さんがどん なプラットフォームを使っ ていたとしても必ずスキ ルアップに役⽴てられる 内容になっています。 ⼊社3年未満のオラクル 若⼿エンジニアがお届け するOracle Databaseに関する基 本的な知識とスキルを ⾝につけることができる 初学者向け勉強会シ リーズ。 参加者の皆さんと⼀緒 にOracle Database の仕組みをあの⼿この ⼿で学んでいきます。 私たちと⼀緒にOracle Databaseについて学 びませんか︖ エンタープライズでブロッ クチェーンを活⽤しようと 考えている、あるいはこ れから学ぼうとしているエ ンジニアのために、先鋭 のエンジニアたちから、実 際の事例での苦労話や ここでしか聞けない話な どを交えつつ、ブロック チェーン活⽤技術やノウ ハウをご紹介しています。 Oracle APEXに関する 勉強会(ワークショプや ハンズオン)を開催。 最新情報はもちろん、 ユーザー間の技術情報 共有や今すぐ使える Tips、How toをお届け しています。 ビッグデータやデータサイ エンス関連のオープンな 技術情報を初学者の ⽅対象にご紹介する勉 強会シリーズ。 難解な専⾨⽤語や数 式を可能な限り排除し、 ときにはデモを交え、平た く、分かり易く」をコンセプ トに皆さんにお届けして います。 なるべく、セッションの時 間中に理解でき、消化 不良にならないレベルに とどめながら、おさえてお きたい情報は網羅され ているというコンテンツを ⽬指してします。 Oracle Cloud Hangout Cafe (通称 「おちゃかふぇ」) は開発 者・エンジニアに向けたテ クニカルな勉強会です。 クラウドネイティブな時代 に⾝につけておくべきテク ノロジーを深堀りしていき ます。 スピンオフ・バージョンの 「OCHCafe Premium」はOracle Cloudに振りきって、 Oracle Cloud実践の ための情報をお届けして います。 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 52

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https://speakerdeck.com/oracle4engineer/oci-cost-estimate-0319 Oracle Cloud Infrastructureの⾒積り⽅に関する初歩 的な内容について、以下にポイントを絞って解説 • 構成イメージ • Compute • Database • Storage • Network Cloud Cost Estimatorを操作する際の参考にご活⽤く ださい • https://www.oracle.com/jp/cloud/costestima tor.html xxx [資料紹介] OCI⾒積もり⼊⾨セミナー (2025年3⽉19⽇開催) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 53 Oracle Cloud Infrastructureの構成イメージ 一般的な構成例 Tokyo AD1 Private Private Private Web Server ×2 AP Server ×2 DB Server データ バックアップ WAF DNS Customer Data Center Dynamic Routing Gateway Load Balancer Block Storage Block Storage Block Storage Object Storage Compute Compute Database System VPN Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates | 4 シェイプの選択 Compute シェイプの選択 見積に必要な情報 ストレージについて OCIで利用できるOS VM.Standard.E5.Flex インスタンスの種類 (シェイプタイプ) 世代 インスタンスサイズ || プロセッサの種類や ワークロードのタイプ || CPU数/メモリサイズ コンピュートシェイプ サーバ種別 BM : ベアメタル VM : 仮想マシン DVH:専用仮想 マシンホスト Flexタイプでは、ユーザーが 任意のCPU数/メモリサイズを 指定可能 Standard : 汎用インスタンス DenseIO : 内蔵SSD付き GPU : GPUカード搭載 …など Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates | 10 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates | 40

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Oracle Cloud サービス概要 • https://www.oracle.com/jp/cloud/ Oracle Cloud Free Tier (Always Free&無償トライアル) • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ マニュアル • 英語 / ⽇本語 (Infrastructure|Platform) リージョン毎のサービス提供情報 • https://www.oracle.com/cloud/public-cloud- regions/service-availability/ 東京/⼤阪リージョン最新情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-tokyo-osaka サービス・アップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術情報 • 活⽤資料集 / チュートリアル 活⽤事例 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-customer-reference セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-seminar Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 54

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Oracle Cloudにサインナップいただくと、両⽅が利⽤可能です • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ Oracle Cloud Free Tier: Always Free&無償トライアル Always Free 時間制限なく 特定サービスを利⽤可能 Free Trial 30⽇間 300ドル フリー・クレジット + Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 55

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