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©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation
5 つの主要なベストプラクティス
オブザーバビリティ戦略に関する意思決定プロセスに役立つ 5 つの主要なベストプラクティス
1. 重要なものをモニタリングする
オブザーバビリティでは、自分のビジネスやプロジェクトにとって最も重要な指標を特定し、それを時系列で測
定・追跡することが重要です。その指標が成功基準を反映し、インフラやアプリケーションの影響を理解する基盤
となります。
2. コンテキスト伝播とツール選択
ログ、メトリクス、トレースを統合できるツールを選び、既存のツールやプロセスとの統合を重視することが推奨
されています。これにより、効率的で一貫性のあるオブザーバビリティ運用が可能になります。
3. ワークロードのすべての層からテレメトリを収集する
オブザーバビリティを高めるためには、ワークロードの全層からテレメトリデータを収集し、特にコンポーネント
間の統合部分や、エンドユーザ体験を計測することが重要です。
4. データは力なりですが、細かいことにこだわりすぎないでください
データは重要ですが、細部に過度にこだわると全体像を見失う可能性があります。全体的なパフォーマンスや主要
な指標に焦点を当て、バランスの取れたデータ活用を心がけましょう。
5. Day One からオブザーバビリティを組み込む
オブザーバビリティは、開発初期から組み込むことで、アプリケーションの透明性を高め、迅速な問題解決を可能
にします。