あすけん_Developers_Summit_2026_-_Vibe_Coding起点での新機能開発で__あすけん_が乗り越えた壁.pdf
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iwahiro
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© asken.inc Vibe Coding起点での新機能開発で 「あすけん」が乗り越えた壁 ~PdM&エンジニアの新たな共創プロセス~ Feb 19, 2026 @ デブサミ2026 ~Beyond the Code~ 株式会社asken
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© asken.inc 2 はじめに 「あすけん」をご存知のかた 挙手をお願いできますでしょうか...!
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© asken.inc 3 プロダクト紹介 食べたものを入力するだけで カロリー・栄養素を自動計算 管理栄養士からあなたの為の アドバイスが届く 「あすけん」は、食べたものを入力すると、自動で栄養素を計算し、 アドバイスがもらえるスマホアプリです 栄養士キャラクターの 未来(みき)さんが あなたに寄り添います!
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© asken.inc Webサービスから始まり、現在はスマホアプリ主体にて15年以上の運営実績 4 プロダクト紹介 累計会員数 1300万人突破 ※2025年10月時点 2,500,000 5,000,000 7,500,000 10,000,000 12,500,000 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025
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© asken.inc AIの支援も受けて「スピーディな価値提供」を重視する前のめりなものに昨年改訂 5 コーポレートバリュー 弊社のコーポレートバリュー ① 健康を基点に ② 強い優しさで対話 ③ いつまでも育ちざかり ④ Do, Do, Do, Learn, Think ⑤ +スピード
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© asken.inc 6 伊藤 拓哉 株式会社asken AX推進部 シニアプロダクトマネージャー 経歴 ● 2014~ ○ Webディレクター@広告会社 ● 2019~ ○ マーケター@あすけん ○ PM@あすけん
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© asken.inc 7 昨年3月からVibe Codingを開始 年明けからのClaude Codeの進化でさらに増加
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© asken.inc 8 今日のプレゼン、私(PdM)目線で言うと 「PdMが頑張ってVibe Codingしたら、 半年後に正式リリースできちゃった」 というお話です
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© asken.inc 9 じゃあ、昨日話すべきでは...?
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© asken.inc 10 否!
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© asken.inc 11 Vibe Codingはあくまで起点 きっかけ
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© asken.inc Vibe Codingを燃料として いかにチームに勢いをつけ あらゆる壁を越え リリースに至るか? 12 大事なのは...
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© asken.inc Vibe Coding起点での新機能開発で 「あすけん」が乗り越えた壁 ~PdM&エンジニアの新たな共創プロセス~
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© asken.inc 14 ● PdM&エンジニアの新たな共創プロセスとは? ● Vibe Codingを「起点」にするまでに乗り越えた壁 ● 機能を正式リリースするまでに乗り越えた壁 ● 事例からの学びと対策 ● まとめ アジェンダ PdM 伊藤 テック リード 岩間
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© asken.inc 15 資料は全ページ事後配布予定です
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© asken.inc 16 ● PdM&エンジニアの新たな共創プロセスとは? ● Vibe Codingを「起点」にするまでに乗り越えた壁 ● 機能を正式リリースするまでに乗り越えた壁 ● 事例からの学びと対策 ● まとめ アジェンダ
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© asken.inc 17 とにかく常に「動くモノ」を中心に仕事を進めよう 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創
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© asken.inc 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創 18 PdMが「動くモノ」をつくり 価値検証をしまくる
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© asken.inc 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創 19 「動くモノ」をPRDとして PdMとエンジニアで対話する
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© asken.inc 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創 20 エンジニアは「動くモノ」で 狙った価値を実現できるかを確認しながら設計/実装する
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© asken.inc 21 この「順序と境界」の設計こそが共創プロセス 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創
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© asken.inc 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創 「壁」 22 二つの壁を乗り越えた末、このプロセスに行き着きました → 本日はこの壁 = 困難や失敗談も交えてお話します 1つ目の壁 2つ目の壁
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© asken.inc 事例:“AIおまかせ記録” 機能 23 従来は煩雑な検索や入力が必要だった食事記録を、 食べたものを話し言葉で説明するだけで完結する新たな体験創出に挑戦 「共創プロセス」を確立するきっかけとなった本機能を例として解説していきます AIが ①食品の検索 ②検索候補の選択 ③分量の調整 をしてくれる
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© asken.inc 24 ● PdM&エンジニアの新たな共創プロセスとは? ● Vibe Codingを「起点」にするまでに乗り越えた壁 ● 機能を正式リリースするまでに乗り越えた壁 ● 事例からの学びと対策 ● まとめ アジェンダ
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© asken.inc 25 従来の企画開発フローでの課題 リサーチやインタビューを経た後、実際開発してみても、A/Bテストで有意差 が出ずに頓挫...というプロジェクトが相次ぎ、プロダクトの進化が停滞 エゴサをしては涙を飲む日々。募る“神アプデ”への渇望...。 静的なプロトタイプだと、被験者の意見も あくまで想像の域を超えないものになりがち いざ本番リリースすると、 無風で終わってしまいがち 本当にお役に立てて いるだろうか...
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© asken.inc 26 時代の変化 2025年初から、著しい勢いでAIコーディング系サービスが進化 当社エンジニア組織も相次いで各種ツールを検証・導入 それを見ていたPdMも、このビッグウェーブに乗りたくなった! ● 2025年1月: Roo Code 導入 ● 2025年2月: Devin 導入 ● 2025年4月: Cursor 導入 ● 2025年6月: Claude Code 導入 ● 2026年1月: Notion AI 全社導入
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© asken.inc 27 Vibe Codingの機運 自然言語でプロトタイプが簡単に作れるようになった 「ユーザーが話し言葉で食べたもの を説明したら食事記録してくれる 機能」のイメージをCanvasで作って
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© asken.inc 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創 しかし 28 Vibe Codingでそれっぽいものがつくれても、ユーザに使ってもらえない 実験環境がないと 価値検証ができない
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© asken.inc 1つ目の壁 29 UnsplashのBhavya Kashyapが撮影した写真
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© asken.inc 30 1つ目の壁 もっとできそうなのに、PdMの専門性が発揮しきれていないもどかしさ 「実際のAPIやDBと連携して動くプロトタイプ」をVibe Codingで作れれば エンジニアの手を止めることなく、PdM自ら質の高い仮説検証を回せるのでは?
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© asken.inc 31 実験専用の基盤を立ち上げよう! ユーザーが アプリから新機能 のβ版を試せる!
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© asken.inc 32 「あすけんラボ」のインフラ構成 本体アプリと同等の認証/APIコールができ、 Webベースで気軽に配信できる実験専用のAWS基盤(通称あすけんラボ)を構築 実験機能独自の データやログを保管 あすけんAPIには 認証基盤を介して連携 S3に配置したWebアプリ (React + Vite)を配信 Lambda+FastAPI でバックエンド構築 CI/CDで気軽に デプロイできる!
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© asken.inc これで壁を打破し、 検証しまくれる! 33 UnsplashのShawn McNultyが撮影した写真
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© asken.inc 34 価値品質を高める PdMが全力でVibe Codingし、あすけんラボにデプロイしたものを、 まずは社員に使ってもらい、お客様に出せるクオリティまで改善 デザイナーとも協力しながら、基礎的な技術検証から バックエンドや生成AI系APIが絡んだ機能企画、UI/UXの磨き込みなどの イテレーションを高速に回す β1 β2 β3 β4
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© asken.inc 35 システム品質を高める Vibe Codingでの成果物を用いた実ユーザ向け検証であっても、 セキュリティの担保は絶対条件とした ● プラットフォームで担保 ○ 個別の開発者が意識せずとも下記が担保される基盤を構築 ○ WAF、認証/認可、SAST、パッケージ脆弱性チェック ● コードレビューで担保 ○ テックリード含む複数名で下記観点をレビューし担保 ○ XSS対策、入力バリデーション、適切なエラーハンドリング
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© asken.inc 36 ユーザからの評価を集める β版公開後は、利用ログを基にして機能改善を継続し ペインの解消率、機能利用満足度をKPIとしてGo/NoGoを都度検討し、 最終的にあすけんラボからの卒業(正式版開発の判断)を決める モニター利用フェーズ 一般利用フェーズ 公開範囲 利用を希望する一部ユーザー ランダムに選定した一部ユーザー KPI/ 合格基準 利用前後の定量調査 利用前調査 「文字入力の手間があるか?」 利用後調査 「その手間が解消していたか?」 →解消率50%以上であれば合格 機能利用満足度 利用後調査 5段階評価での満足度 → 平均スコアが3.0以上であれば合格 ※ 既存機能の満足度や、リリース後の改善ポテ ンシャル等を加味して基準を設定 卒業
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© asken.inc いまだかつてない“動くPRD” 37 PdMが意図している体験や仕様を詰め込んだ「実際に動くモノ」と、 それに対する利用ログ・フィードバックおよびそれに対するPdMの解釈を 「動くPRD」として、PdM/エンジニアの対話インタフェースとして活用→全員の認識を統一 すでにユーザ価値が 実証された状態で、 チームが 動き始めた 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創
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© asken.inc 38 しかしこの後 とんでもない悲劇が エンジニアを襲う...!
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© asken.inc 岩間 良浩 株式会社asken プロダクト開発部 シニアテックリード 39 経歴 ● 2004~ ○ 主任@NECソリューションイノベータ ● 2024~ ○ テックリード@あすけん ○ シニアテックリード@あすけん
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© asken.inc 40 ● PdM&エンジニアの新たな共創プロセスとは? ● Vibe Codingを「起点」にするまでに乗り越えた壁 ● 機能を正式リリースするまでに乗り越えた壁 ● 事例からの学びと対策 ● まとめ アジェンダ
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© asken.inc 共創プロセス 41 あすけんにおいてPdMとエンジニアが行き着いた共創プロセスとは、 お互いが同時に最大の専門性を発揮できる「順序」と「境界」を設計すること 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創
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© asken.inc 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創 「壁」 42 二つの壁を乗り越えた末、このプロセスに行き着きました → 本日はこの壁 = 困難や失敗談も交えてお話します
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© asken.inc ● あすけんアプリの開発を主導するPdMや開発チームで「AIおまかせ記録」 をどう商用へ組み込んでいくかディスカッション開始 ● PdM ・デザイナ・エンジニア間で擦り合わせる内容がシャープ&具体的に なり短期間で開発へ着手できる状態へ 43 ”動くPRD”を活用した開発に着手 あすけんアプリ内での この機能の位置づけは? 社内展開の目処は? 商用ローンチはいつ? エンジニアのリソース確保どうする? どういうUI/UXにする? ”動くPRD”に不足している機能は?
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© asken.inc ● かつてないスムーズなプロジェクトの立ち上げにみんなが感動 ● 実験環境とはいえエラーもなく運用しており完成度が高い 44 キラキラ輝く「動くPRD」
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© asken.inc 実際ユーザも使っているし 設計とかやらなくても このまま出せるんじゃな い!? 45
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© asken.inc 大事にしている Value +スピード! 46
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© asken.inc 「動くPRD」を流用しよ う! 47
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© asken.inc その結果... 48
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© asken.inc 通常であれば2人月程度の開発が 6人月まで増加!! (悲劇) 49
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© asken.inc 主に起きていたのは3点 1. 性能テストでAPIのTTFT(Time To First Token)を5秒以内を目標にしてい たが10秒を超えた 2. ログ・メトリクス・トレーシングが出力されておらず監視やエラー調査が できない 3. 保守性を考慮していないコードのため変更するにあたって既存の処理シー ケンスや扱うデータの把握に時間がかかった 50 悲劇が起きた要因は?
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© asken.inc 51 以降は↓の流れ 1. この悲劇を産んだ原因 2. 事例からの学び 3. 対策
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© asken.inc 52 1. この悲劇を産んだ 原因は?
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© asken.inc 53 なぜこんな事が起きたのか ● 技術力が足りなかったから? ● AIを使ったから? ● バイブコーディングをしたから? どれも根本的な原因ではない
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© asken.inc ● 我々には「動くPRD」がある!と「AIおまかせ記録」の開発でリファイン メントをほぼスキップ 54 開発プロセスをふりかえった 従来 AI おまかせ 記録 E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) ほぼスキップ 「動くPRD」の磨き込み (リファクタリング)
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© asken.inc 55 リファインメントをスキップした代償... 性能面や運用面における問題の起因に AI おまかせ 記録 E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) ほぼスキップ 「動くPRD」の磨き込み (リファクタリング)
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© asken.inc 「動くPRD」の仕様把握するためのコードリーディングに時間を消耗 56 「動くPRD」を流用した代償... AI おまかせ 記録 E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) ほぼスキップ 「動くPRD」の磨き込み (リファクタリング)
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© asken.inc 2つ目の壁 57 UnsplashのBhavya Kashyapが撮影した写真 UnsplashのBhavya Kashyapが撮影した写真
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© asken.inc 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創 「動くPRD」をインプットにした開発をした経験がないため開発プロセスが存在 しない 2つ目の壁(悲劇の原因) 58 2つ目の壁 「動くPRD」を使った開発 プロセスがなかった ↓ 要件定義と基本設計を省略 してしまい、後戻り激増、 コード の解析コストめっ ちゃ多い
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© asken.inc これを踏まえて 我々はどうするか? 59
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© asken.inc 「動くPRD」を見つめ直し 真に「+スピード」につなが る 開発プロセスを作る 60
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© asken.inc 61 ● PdM&エンジニアの新たな共創プロセスとは? ● Vibe Codingを「起点」にするまでに乗り越えた壁 ● 機能を正式リリースするまでに乗り越えた壁 ● 事例からの学びと対策 ● まとめ アジェンダ
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© asken.inc 62 2. 事例からの学び
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© asken.inc 「動くPRD」から分かること 63 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 動くPRDが語るもの ● ユーザが使ってくれるという確証 ● 大枠の仕様(機能要件) 動くPRDから語らないもの ● 非機能要件 ● 内部品質 動くPRDが語るが手間がかかるもの ● 細い機能要件 ● その他参考にできる設計情報
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© asken.inc 64 「動くPRD」の活かし方 「動くPRD」を触りながら リファインメントに必要な 情報を抽出 ここは従来通り進める AIによるリバースエンジニアリ ングでリファインメントに必要 な情報を抽出 動くPRDが語るもの ● ユーザが使ってくれるという確証 ● 大枠の仕様(機能要件) 動くPRDから語らないもの ● 非機能要件 ● 内部品質 動くPRDが語るが手間がかかるもの ● 細い機能要件 ● その他参考にできる設計情報
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© asken.inc 65 3. 対策
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© asken.inc 「動くPRD」をリファインメント(要件定義・基本設計)で活用 66 「動くPRD」を使った開発プロセス 現在 従来 AI おまかせ 記録 E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) 「動くPRD」を 活用した リファインメント ほぼスキップ 「動くPRD」の磨き込み (リファクタリング)
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© asken.inc 67 AIによるリバースエンジニアリングで「動くPRD」から情報を抽出し、機能要 件に関わる要件定義と基本設計を加速する進め方 要件定義 基本設計 機能要件 ユースケース一覧、機能要件一覧な どを抽出し活用 データ設計、ドメイン設計、外部連携シス テム、Open API 仕様などを抽出し活用 非機能要件 従来通り (品質特性・RASIS) 従来通り (アーキテクチャ設計、インフラ設計など) 「動くPRD」を活用したリファインメ ントとは ここを速くする
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© asken.inc 「動くPRD」を活用した 開発プロセスを確立し打破! 68 UnsplashのShawn McNultyが撮影した写真
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© asken.inc 「動くPRD」を活用した 開発プロセスを確立し打破! 69 UnsplashのShawn McNultyが撮影した写真 え!?打破? 🤔
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© asken.inc 70 AIによるリバースエンジニアリングで「動くPRD」から情報を抽出し、機能要 件に関わる要件定義と基本設計を加速する進め方 要件定義 基本設計 機能要件 ユースケース一覧、機能要件一覧な どを抽出し活用 データ設計、ドメイン設計、外部連携シス テム、Open API 仕様などを抽出し活用 非機能要件 従来通り (品質特性・RASIS) 従来通り (アーキテクチャ設計、インフラ設計など) 「動くPRD」を活用したリファインメ ントとは
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© asken.inc 71 AIによる リバースエンジニアリング とは?
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© asken.inc 72 AIによるリバースエンジニアリング ● Claude Code を使い「動くPRD」のリバースエンジニアリングを行って要 件定義・基本設計を完了させる ● 抽出した情報の精度が大事 動くPRD アウトプット例 ● REST I/F(Open APIスペック) ● データモデル ● フレームワーク/ライブラリ ● ビジネスロジック・処理シーケ ンス ● 外部システム連携情報 など CLAUDE CODE
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© asken.inc 73 リバースエンジニアリングの課題 ● 普通に誤った情報が含まれており精度が悪い... ● 要因はコードの内部品質 ○ 型定義の欠如 ○ デッドコード ○ 単一責務になっていないメソッド、など 結局コードで確認することになり時間がかかった
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© asken.inc 「動くPRD」の内部品質を 改善したいが 作っているのはPdM… 74
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© asken.inc PdMを エンジニアとして 育成? 75
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© asken.inc 76 リバースエンジニアリングの 精度向上対策 PdMのコーディングスキル向上を狙った育成 PdMはディスカバリの専門性の発揮に集中させる PdMが利用しているAIエージェント(Claude Code)を育成 (Claude Code の plugin を PdM に提供)
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© asken.inc 77 提供するClaude Code Pluginとは ● 動くPRDの内部品質を向上させるClaude Code Plugin quality-core スキル&リ ファレンス ● リバースエンジニアリン グの精度をあげるための ポイント ● バイブコードを読む際に 辛かった事(改善点)
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© asken.inc 78 提供する Claude Code の Pluginの動き PdM xxを実装して PreToolUse hook (Write/Edit) コーディング レビュー 最終レビュー スキル読み込み hookする内容(プロン プト)を読み込み hookする内容(プロン プト)を読み込み コーディング実行前に品 質向上するためのスキル を読み込む ファイルの書き込み、更 新前に変更箇所を中心と した品質レビュー タスクの実行で変更した 全ファイルを対象にした 最終レビュー quality-core スキル Stop hook CLAUDE CODE
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© asken.inc 79 Claude Code Plugin の継続的改善 ● 「動くPRD」の品質とPdMのフィードバックによりプラグインを継続的に 改善 ★ Claude Code marketplaceの追加&プラグインのインストール $ claude plugin marketplace add asken/marketplace $ claude plugin install askenlab-plugin@asken-marketplace ★ プラグインの更新 $ claude plugin marketplace update asken-marketplace $ claude plugin update askenlab-plugin@asken-marketplace asken Claude Code plugin marketplace repository PdM エンジニア 動くPRD プラグインの 改善 (Git) —--- ------ ----- フィードバック
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© asken.inc 80 「動くPRD」を使った開発プロセス の整理 要件定義 基本設計 機能要件 ユースケース一覧、機能要件一覧など を抽出し活用 データ設計、ドメイン設計、外部連携システ ム、Open API 仕様などを抽出し活用 従来通り (品質特性・RASIS) 従来通り (アーキテクチャ設計、インフラ設計など) 「動くPRD」を活用したリファインメントの取り組みは2つ 1. AIを使ったリバースエンジニアリングによるリファインメ ントの加速 2. Claude Code Pluginの提供による「動くPRD」の内部品質 向上 現在 E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) 「動くPRD」を 活用した リファインメント
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© asken.inc 81 「動くPRD」を使った開発プロセス の結果 要件定義 基本設計 機能要件 ユースケース一覧、機能要件一覧など を抽出し活用 データ設計、ドメイン設計、外部連携システ ム、Open API 仕様などを抽出し活用 従来通り (品質特性・RASIS) 従来通り (アーキテクチャ設計、インフラ設計など) 1. AIを使ったリバースエンジニアリングは絶賛実施中 定量的な結果は出ていないため次の機会に🙏 2. リバースエンジニアリングの精度を上げるためのClaude Code Plugin は既にPdMに提供し運用開始 現時点でも既に「動くPRD」の品質は圧倒的に向上! 現在 E2Eテスト リファインメント (要件定義・基本 設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) 「動くPRD」を 活用した リファインメント
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© asken.inc 「動くPRD」を活用した 開発プロセスを確立し 打破! 82 UnsplashのShawn McNultyが撮影した写真
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© asken.inc 83 ● PdM&エンジニアの新たな共創プロセスとは? ● Vibe Codingを「起点」にするまでに乗り越えた壁 ● 機能を正式リリースするまでに乗り越えた壁 ● 事例からの学びと対策 ● まとめ アジェンダ
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© asken.inc 共創プロセス 84 あすけんにおいてPdMとエンジニアが行き着いた共創プロセスとは、 お互いが同時に最大の専門性を発揮できる「順序」と「境界」を設計すること 改 善 仮 説 立 案 PdMによる専門性発揮 エンジニアによる専門性発揮 Vibe Codingで実装 実験基盤へのデプロイ ユーザフィードバック Go / NoGo 判断 β版 FIX 動くPRD PdMの意図/ユーザの声/ログデータからの 学びが凝縮されたDocsと動作済コード 対話と価値共有 リファインメント (要件定義・基本設計) スプリント (詳細設計・実装・ 単体テスト) E2Eテスト ローンチ 動 く P R D を 基 に し た 価 値 確 認 検 証 プ ロ セ ス 全 体 を 整 理 ・ 凝 縮 PdMとエンジニアの共創
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© asken.inc 1. Vibe Coding で「動くPRD」を作り、PdMが実験できる環境を 提供する 2. 「動くPRD」を流用し要件定義・基本設計を省略するのはNG 3. 要件定義と基本設計の機能要件はAIによるリバースエンジニア リングで加速 4. 非機能要件に関しては従来通り正攻法で取り組む 85 まとめ この共創プロセスでユーザに確たる価値を届ける! ユーザに喜んでもらう!
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© asken.inc 86 Thank you!