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効 果
システム概要
職員の頑張り
・AIによる多様な分別案内と多言語対応で、分別の徹底と市民啓発を促進
・外国人居住者へのサービス向上及び市民応対や収集業務の効率化・適正化を実現
・利用者約1,000人(令和6年8月時点)を対象に試験運用
・LINEを活用したチャットボット形式のUI
・画像認識と大規模言語モデルを組み合わせたAI分別支援エンジン
・GPS機能による地図検索システム
・電気通信大学との相互友好協力協定を活かし、産学官連携による具体的な機能開発を提案・実現
・産学官連携プロジェクトを円滑に進行し、市民及び行政ニーズを的確に反映
PRポイント
産学官連携モデルの確立により、幅広い年齢層や外国人居住者も利用しやすいLINEベースのUIを採用し、最新のAI技術の活用により、写真や品目名から迅速な
分別方法の案内や多言語への対応を可能とするなど、東京都のデジタル10か条を意識した、多様な市民ニーズに応える革新的な行政サービスのモデルケースと
考える。
取組概要
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産学官連携によるごみ分別支援AI「調布ごみナビ」の試験運用(調布市)
画像認識&多言語対応!AI活用と多様な機能で市民のごみ出しを総合サポート!
○経緯・動機
調布市は、ごみの適正処理や減量推進のため、電気通信大学、都内ベンチャーのBorzoiAI株式会社と連携し、
LINEを活用した革新的なごみ分別支援システム「調布ごみナビ(仮称)」の共同開発・R6.4~試験運用を開始しました。
○取組内容
AIによる画像認識と生成AI技術を融合し、LINEを通じて適切な分別方法を案内。ごみの品目名や写真を送信すると、
AIが調布市の分別基準に照らして適切な分別方法を案内。9,700万人が利用するLINE公式アカウントと連携することで,
多くの市民の利活用を促進。
✓AI自動翻訳(13か国語) ✓粗大ゴミの料金検索や申込み機能 ✓GPSの活用による、最寄りの収集袋取扱店や
おむつ袋の配布場所、資源物回収拠点の検索機能 ✓プッシュ通知、各種集計機能等の業務支援機能
○取組前
形状、名称が不明なものの分別案内や、多言語対応等に課題を抱えていました。
○取組後
本アプリの導入により業務の効率化及び市民による自主的なごみの分別を促すきっかけとすることができました。
令和6年8月時点の利用者数は約1,000人となりました。