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2022年度プログラミング教育・高校「情報Ⅰ」実態調査報告書 中学校教員の意識調査 単純集計結果 子ども・ 保護者 小 中 高 教員 小 中 高

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調査概要 • 実施時期:2022年11月~12月 • 実施方法:WEBアンケート調査 • 調査対象:現職の中学校技術分野の教員 1,539名 • 調査体制: • 調査企画・実施 :特定非営利活動法人みんなのコード • 調査支援 :阪口 瀬理奈(業務委託) • アンケート調査の協力 :全日本中学校技術・家庭科研究会 2

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都道府県 3 1.【基本情報1】現在勤務している学校がある都道府県を選択してください。(n=1,539) 25 25 18 46 13 38 29 27 26 45 37 189 46 99 0 11 6 24 15 27 70 56 171 33 1 5 37 36 10 27 13 26 22 35 18 13 17 19 26 30 21 0 45 18 15 2 27 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 学校のある都道府県

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勤務校のある区市町村の人口規模 4 2.【基本情報2】現在勤務している学校のある区市町村の人口規模を選択してください。(n=1,539) 20.5% 37.7% 15.0% 9.2% 10.6% 7.1% 50万人以上 10万~50万人未満 5万~10万人未満 3万~5万人未満 1万~3万人未満 1万人未満

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学級数 5 3.【基本情報3】現在勤務している学校の学級数(1〜3年生の合計)を回答してください。 (n=1,539) 3.5% 11.4% 13.3% 18.8% 18.6% 13.1% 20.9% 0.5% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 3クラス以下 4~6クラス以下 7~9クラス以下 10~12クラス以下 13~15クラス以下 16~18クラス以下 19クラスより多い 誤入力(60以上) 学級数

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学校の種類 6 4.【基本情報4】現在勤務している学校の種類について最も近いものを選択してください。 (n=1,539) 98.4% 0.6% 0.9% 学校の種類 公立 私立 国立 その他

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年代 7 5.【基本情報5】ご回答いただいているあなたについてお伺いします。年代を選択してください。 (n=1,539) 17.9% 25.3% 23.8% 24.3% 8.7% 年代 20代 30代 40代 50代 60代以上

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性別 8 6.【基本情報6】性別を選択してください。 (n=1,539) 93.4% 6.6% 0.1% 性別 男性 女性 その他

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勤務形態 9 7.【基本情報7】勤務形態を選択してください。 (n=1,539) 91.8% 4.9% 3.2% 0.1% 勤務形態 常勤(1校) 常勤(複数校勤務) 非常勤(講師など) その他

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保有免許 10 8.【基本情報8】保有免許について、「技術」の普通免許を持って技術を担当されていますか。 (n=1,539) 86.4% 12.7% 0.9% 保有免許 はい:普通免許を有して指導している いいえ:免許外教科担任制度等を利用して指導し ている その他

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得意・苦手な内容 11 9.【基本情報9】4つの内容のうち、どれが得意ですか?当てはまるものをすべて選択してください。 (n=1,539) 10.【基本情報10】4つの内容のうち、どれが苦手ですか?当てはまるものをすべて選択してください。 (n=1,539) 58.1% 14.1% 26.4% 29.9% 25.2% 7.7% 49.5% 25.9% 36.3% 17.1% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% A材料加工の技術 B生物育成の技術 Cエネルギー変換の技術 D情報の技術の技術 特に得意な内容はない 得意/苦手な内容 得意 苦手

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プログラミング学習の重要度 12 11.【基本情報11】プログラミング学習の重要度についてあなたの考えを教えてください。 (n=1,539) 68.5% 18.8% 12.7% プログラミング学習の重要度 プログラミングは生徒がどんな進路を選択するにしても重要である プログラミングは、商業科・情報科・工業科等の専門学科への進学を 志望する生徒にとって重要である 中学校でプログラミングを扱うことに必要性を感じない

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技術分野の担当時間数(/週) 13 12.【基本情報12】1週間のうち、技術分野の担当時間数は何時間程度ですか? (n=1,539) 1.6% 20.6% 32.9% 30.7% 13.1% 1.1% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 0時間~1時間以下 1時間より多い~5時間以下 5時間より多い~10時間以下 10時間より多い~15時間以下 15時間より多い~20時間以下 20時間より多い 技術分野の担当時間数(/週)

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他教科の担当時間数(/週) 14 13.【基本情報13】(技術以外の教科も指導されてる先生へ)一週間のうち「他教科」の授業時数は何時間程度ですか?(n=786) 15.5% 33.0% 36.9% 11.8% 2.3% 0.5% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 0時間より多い~1時間以下 1時間より多い~5時間以下 5時間より多い~10時間以下 10時間より多い~15時間以下 15時間より多い~20時間以下 20時間より多い 他教科の担当時間数(/週)

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部活動の業務時間(/週) 15 14.【基本情報14】部活動の顧問をされている先生に伺います。部活動の業務時間は、1週間でおよそ何時間になりますか。 (n=1,539) 14.4% 3.1% 12.8% 36.6% 27.4% 4.4% 1.3% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% やってない 0時間より多い~1時間以下 1時間より多い~5時間以下 5時間より多い~10時間以下 10時間より多い~15時間以下 15時間より多い~20時間以下 20時間より多い 部活動の業務時間(/週)

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準備時間 16 15.【基本情報15】「技術」の授業の平均的な準備時間について、最も近いものを選択してください。 (n=1,539) 13.3% 54.6% 23.5% 8.6% 準備時間 週1時間未満 週1時間以上3時間未満 週3時間以上5時間未満 週5時間以上

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準備時間 17 16.【基本情報16】前問の「技術」の授業の準備時間について、最も近いものを選択してください。 (n=1,539) 12.7% 65.4% 21.8% 授業の準備時間 十分に確保できている 必要最低限しか確保できていない 不十分である

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授業準備の課題 18 17.【基本情報17】前問の「技術」の授業の準備時間について、「最低限しか確保できていない」「不十分である」でお答えした方に質問です。 そのような状況で、課題となるものを選択してください。(複数選択可) (n=1,343) 51.5% 43.3% 45.3% 39.3% 43.4% 32.5% 22.5% 18.8% 70.4% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 部活動 事務・報告書作成 会議・打合せ 学級・学年経営 成績処理 保護者・PTA対応・地域対応 校内・校外研修 生徒会指導 分掌業務 授業準備の課題

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研修 19 18.【基本情報18】過去1年間で「技術」の教科に関する研修の受講回数について教えてください。 (n=1,539) 31.7% 31.3% 18.5% 18.6% 技術分野の研修への参加回数 受けていない 1回受けた 2回受けた 3回以上受けた

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研修 20 19.【基本情報19】過去1年間で、授業/教材研究のためにご自身で、学会や外部の研究会、公開授業などの研修に参加したことはありますか。 (n=1,539) 51.7% 48.3% 学会の研究会・公開授業等への参加 ある ない

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学習時間 21 20.【授業について1】今年度の3年生が入学してから卒業までの3年間 87.5時間の中でD情報の技術を学習した(もしくは学習する予定の)時間を選択 してください。 (n=1,539) 3.6% 51.5% 35.3% 7.8% 1.8% 「D.情報の技術」学習時間 0〜10時間未満 10時間以上〜20時間未満 20時間以上〜30時間未満 30時間以上 未定

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D(1)の指導時数 22 21.【授業について2】D情報の「⑴生活や社会を支える情報の技術」の指導時数を選択してください。(これから指導する場合は予定) (n=1,539) 46.7% 40.1% 9.2% 4.1% D(1)の指導時数 0〜3時間未満 3時間以上〜6時間未満 6時間以上 未定

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D(2)の指導時数 23 22.【授業について3】D情報の「(2)ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」の指導時間数を選択してください。 (これから指導する場合は予定) (n=1,539) 22.4% 46.9% 26.4% 4.3% D(2)の指導時数 0〜3時間未満 3時間以上〜6時間未満 6時間以上 未定

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プログラミング言語 24 23.【授業について4】D情報の「(2)ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」で、 使用しているプログラミング言語を選択してください。(複数回答可) (n=1,539) 52.0% 0.8% 5.3% 6.4% 1.0% 43.1% 16.2% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% Scratch なでしこ ねそプロ JavaScript Python 上記以外のブロック型言語 上記以外のテキスト型言語 D(2)で使用しているプログラミング言語

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D(2)の題材 25 24.【授業について5】D情報の「(2)ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」の題材を選択してください。 (複数回答可) (n=1,539) 12.5% 32.2% 45.7% 21.1% 9.7% 3.7% 4.0% 10.1% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0% 校内掲示板・校内WEBページ ネットワークの仕組み チャット・メールプログラム ゲーム制作系プログラム 学校紹介Webページ 模擬POS・通販サイト AI系プログラム 未定 D(2)の題材

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D(2)を指導する際の課題 26 25.【授業について6】D情報の「(2)ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」を指導する際の課題として当てはまるもの をすべて選択してください。 (n=1,539) 61.1% 39.8% 32.4% 48.0% 38.5% 56.9% 29.8% 42.4% 31.1% 21.2% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 指導・授業展開の難しさ 時間数不足 予算不足 教材・資料の不足 PC・ネット環境の不足・制限 教員の専門性の不足 生徒のスキル不足・スキル格差 教材選定の難しさ 技術進化に対する研修の不足 指導内容の多さ D(2)を指導する際の課題

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D(3)の指導時数 27 26.【授業について7】D情報の「(3)計測・制御のプログラミング」の指導時間数を選択してください。(これから指導する場合は予定) (n=1,539) 16.8% 46.5% 32.8% 3.9% D(3)の指導時数 0〜3時間未満 3時間以上〜6時間未満 6時間以上 未定

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D(3)のプログラミング言語 28 27.【授業について8】D情報「(3)計測・制御のプログラミング」の指導で、使用しているプログラミング言語を選択してください。(複数回答可) (n=1,539) 44.7% 0.7% 1.2% 2.9% 1.0% 52.4% 14.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% Scratch なでしこ ねそプロ JavaScript Python 上記以外のブロック型言語 上記以外のテキスト型言語 D(3)のプログラミング言語

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D(3)の題材 29 28.【授業について9】D情報の「(3)計測・制御のプログラミング」の題材を選択してください。(複数回答可) (n=1,539) 39.8% 8.4% 35.2% 28.3% 17.5% 5.3% 6.0% 3.1% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% ロボットカー制御 ロボットカー以外のロボットの制御 LEDライト制御 画面上のキャラクター制御 信号機・自動ドアなどの制御 自動車・電車モデルなどの制御 家電・家電模型などの制御 植物工場などの制御 D(3)の題材

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D(3)の指導時の課題 30 29.【授業について10】D情報の「(3)計測・制御のプログラミング」を指導する際の課題として当てはまるものをすべて選択してください。 (n=1,539) 49.7% 41.3% 41.3% 48.9% 33.5% 19.5% 46.7% 23.0% 28.4% 33.9% 24.8% 14.6% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 指導・授業展開の難しさ 時間数不足 予算不足 教材・資料の不足 PC・ネット環境の不足・制限 USB/Bluetoothなどの使用制限 教員の専門性の不足 生徒のスキル不足・スキル格差 制御教材の不具合や制御誤差 教材選定の難しさ 技術進化に対する研修の不足 指導内容の多さ D(3)の指導時の課題

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D(3)を指導する際の教材 31 30.【授業について11】D情報の「(3)計測・制御のプログラミング」を指導する際の機材(micro:bitのようなハード)数について最も近いものを選択し てください(n=1,539) 32.6% 25.1% 18.4% 23.9% D(3)を指導する際の教材 学校の備品として一人一台準備 学校の備品としてグループに一台準備 生徒負担(私費)で一人一台購入 その他(GIGAスクール端末を利用する等)

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D(4)の指導時数 32 31.【授業について12】D情報の「⑷社会の発展と情報の技術」の指導時間数を選択してください。(これから指導する場合は予定) (n=1,539) 69.8% 16.8% 1.6% 11.8% D(4)の指導時数 0〜3時間未満 3時間以上〜6時間未満 6時間以上 未定

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D(4)のプログラミング言語 33 33.【授業について14】D情報の「⑷社会の発展と情報の技術」で扱っているプログラミング言語は何ですか? (n=1,539) 69.1% 14.0% 0.5% 0.8% 2.1% 1.4% 0.6% 12.2% 4.7% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 使用していない Scratch なでしこ ねそプロ makecode JavaScript Python 上記以外のブロック型言語 上記以外のテキスト型言語 D(4)のプログラミング言語

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授業時間が増加した場合、どの内容にあてたいか 34 34. 【授業について15】3年生の授業時数が隔週の17.5→35時間に増加した場合、どの内容に指導の時間を当てるべきと考えますか?(複数回答可) (n=1,539) 24.7% 18.9% 32.0% 77.4% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% A 材料と加工 B 生物育成 C エネルギー変換 D 情報の技術 授業時間が増加した場合、どの内容にあてたいか

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小学校の学習内容 35 35.【授業について16】小学校におけるプログラミング教育について、当てはまることとして最も近いものを選んでください。 (n=1,539) 6.1% 37.0% 56.9% 小学校のプログラミング教育について 小学校におけるプログラミングの学習内容を よく知っている 小学校におけるプログラミングの学習内容を おおよそ知っている 小学校におけるプログラミング教育が必修化 したことは知っているが、学習内容はあまり知 らない

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高校の学習内容 36 36.【授業について17】高校におけるプログラミングは、情報Ⅰに再編しましたが、当てはまることとして最も近いものを選んでください。 (n=1,539) 2.3% 19.9% 77.7% 高校のプログラミング教育について 高校情報の学習内容をよく知っている 高校情報の学習内容をおおよそ知っている プログラミングが必修になったことは知っているが、学習 内容はあまり知らない

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生徒の理解状況 37 37. 【生徒について1】生徒全体をみたときの、これまで小学校で学習してきたプログラミングの理解状況についてどういった印象をお持ちですか。最 も近いものを選択してください。 (n=1,539) 1.8% 16.8% 56.7% 24.7% 生徒の理解状況 小学校段階のプログラミングについて、ほとんどの生徒が理解し ていると感じる 小学校段階のプログラミングについて、およそ半数の生徒が理解 していると感じる 小学校段階のプログラミングについて、一部の生徒が理解してい ると感じる 小学校段階のプログラミングについて、ほとんどの生徒が理解し ていないと感じる

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生徒の関心 38 38.【生徒について2】D情報の授業を実施したあと、生徒のプログラミングへの関心について最も近いものを選択してください。(今年度、まだ指導 していない場合は昨年度までについてお答えください。) (n=1,534) 18.1% 38.2% 39.9% 3.8% 生徒の関心 ほとんどの生徒がプログラミングに関心を持っていると感じる およそ半数の生徒が、プログラミングに関心を持っていると感じる 一部の生徒がプログラミングに関心を持っていると感じる プログラミングに関心のある生徒はあまりいない