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「背中を見て育て」からの卒業 〜専門技術としての テスト設計を軸に、 品質保証のバトンを繋ぐ〜 ブロッコリー (@nihonbuson) #genda_tech_talk

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自己紹介 ● 風間裕也(ブロッコリー) ● 株式会社10X 品質管理チーム ● 副業 ○ B-Testing(個人事業主)として数社でお手伝い ● 社外活動 ○ JaSST Review実行委員長 ○ WACATE実行委員長 ○ Developers Summitコンテンツ委員 ○ SReEE(ソフトウェアレビューを エンジニアリングっぽく捉える会)リーダー ○ 『Agile Testing Condensed』 『The BDD Books』シリーズ翻訳 ○ Podcast始めました(B-Testing.fm) SNS上の アイコン

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はじめに

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1人目QAについて ● 1人目QAとは ○ 組織に初めて入るQAエンジニアのこと ● 1人目QAの置かれている環境 ○ 自分が行う活動に対して、誰も答えを持っていない ■ 正しいのかどうか自問自答する、不安になる ■ 正しいと思ったことが押し通しやすい ● 1人目QAの採用は難しい ○ 採用側にQAの知見がないから ○ コミュニケーションがうまく取れそうな人や 過去に1人目QAを経験している人を採用しがち

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なぜ1人目QAは うまくいくように 見えるのか

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なぜ1人目QAはうまくいくように見えるのか ● 誰も答えを持っていないので行っている活動の 比較検討ができないから ● 仮にテスト技術が不足していても、 圧倒的なコミュニケーションスキルと ドメイン知識で補うから ○ 「なんかよく分からないけど、 あの人がテストするとバグに遭遇するんだよね」 属人化を頼りにした危うい成功体験に見える

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なぜ組織拡大が うまくいかないのか

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組織拡大に合わせてうまくワークできない理由 ● 2人目以降は、ドメイン知識ゼロの状態で入るので 1人目QAとの差分が大きく見える ● 1人目QAに技術的な知見が備わっていないと、 2人目QAのサポートが難しくなる ○ 「俺の背中を見て育っていけ!」状態 ● 「技術不足でもドメイン知識で何とかなる」は… ○ 1人目QAでの成功体験 かつ ○ 組織拡大のボトルネック

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QAエンジニアの スキルスペース

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テスターのスキルスペース テスト スキル ドメイン 知識 ソフト スキル IT スキル “Tester Skillspace” by Stuart Reid from JaSST Tokyo’14 を参考に作成

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テスターのスキルスペース テスト スキル ドメイン 知識 ソフト スキル IT スキル “Tester Skillspace” by Stuart Reid from JaSST Tokyo’14 を参考に作成 「ISO/IEC/IEEE 29119」 を開発した ISO Working Group26 の議長

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テスターのスキルスペース テスト スキル ドメイン 知識 ソフト スキル IT スキル “Tester Skillspace” by Stuart Reid from JaSST Tokyo’14 を参考に作成 Product Owner として必要な要素

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テスターのスキルスペース テスト スキル ドメイン 知識 ソフト スキル IT スキル “Tester Skillspace” by Stuart Reid from JaSST Tokyo’14 を参考に作成 Scrum Master として必要な要素

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テスターのスキルスペース テスト スキル ドメイン 知識 ソフト スキル IT スキル “Tester Skillspace” by Stuart Reid from JaSST Tokyo’14 を参考に作成 QAエンジニア として必要な要素

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どのようにして組織の 拡大に対応するのか

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対応① 組織全体のマインドを変える 引用:【翻訳記事】テストに対する考え方「Testing Manifesto」

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対応② 知恵を拝借し、注力する場所を定める ● 標準化による省思考を試み、 本当に知恵を絞るところに注力 標準化の目的は「統一・単純化」にある 標準の活用は、知識の再利用、経験の有効活用、 省思考といえる 改めて計画する必要をなくし、 その分を独創的な仕事に振り向けるべきである。 (引用:飯塚悦功(2009).『現代品質管理総論』.朝倉書店, p.43) ● エンジニアリング技術という先人の知恵を借りる

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労働のスケールアップから知のスケールアウトへ ● 労働のスケールアップの組織ではQAは管理屋になる ○ スケールにより管理コストが増大する ● 知のスケールアウトの組織ではQAをエンジニアリング として捉える ○ モデルを構築し自動化を進める ■ モデリングによって理解が深まり伝達しやすい ■ ソフトウェア工学の様々な技術を適用できる ○ モデリングと自動化によって ムダな思考や作業が自然と浮き出てくる 参考:イマドキのソフトウェアのテストやQAの考え方

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10X・Stailerにおける 品質への取り組み方

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引用:株式会社10X - Company Deck

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経営陣が独自指標を考えた 中期経営方針をもとに、これを達成するために必要な 「プロダクト品質のGap」を洗い出すという作業です。 具体的にはISO/IEC 25010 に定められる品質の8項目に 対し、あるべき姿と現状の差分を言語化を進めました。 この結果、最も大きなGapは「保守性」であるという結論 に。更に保守性を深掘りしていくと、「運営自律性」や 「システム運用効率性」、「テスト容易性」といった独自 のキーワードが浮かび上がりました (By CTO)。 引用:プラットフォーム化ヘの歩み (CEO 矢本のブログ記事)

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開発者のテストに対するスタンス ● ソフトウェアエンジニアが自分たちで 責任を持ってテスト設計をしていくべき ● 現状は、テスト設計の仕方などに慣れていないため、 QAエンジニアの人たちが手伝ってくれている状況 という理解 ● テスト実施を開発者が実施する行為は、 「QAエンジニアの仕事を開発者が手伝った」 ではなく、 「開発者が本来の仕事を行い始めた」という認識

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テスト技術(≠ドメイン知識)の共有

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テスト技術(≠ドメイン知識)の共有

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品質保証活動の言語化

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Testing in DevOpsを意識する

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Testing in DevOpsを意識する

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Testing in DevOpsを意識する 参考:シフトライトなテスト活動を適切に行うことで、無理な開発をせず、過剰にテストせず、 顧客をビックリさせないプロダクトを作り上げているお話 #RSGT2025

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おわりに

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まとめ ● 1人目QAならではの特徴がある ● 組織拡大は1人目QAとは別方向のスキルが必要である ● 10Xでは、組織全体で品質に向き合っている ● テスト技術を大事にしている

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余談:AI時代でも品質保証活動は引き続き必要 アクティビティ AI以前 AI時代 コードを書く 高価 (人間による作業) 安価 (エージェントが生成) コードを 理解する 無料(理解しながら コードを書くため) 高価 (誰も深く理解していないため) コードを 書き直す 高価 (人間による作業) 安価 (エージェントが再生成) 書き直す場所 を見つける 普通(理解している コードを辿るため) 非常に高価(コード内容を 理解するところから始めるため) 参考:翻訳記事「AIコーディングツールによって加速するコード生成に品質保証活動はどう立ち向かうか」

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宣伝① 再来週、登壇します

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宣伝② WACATE 2026 夏 サブタイトル テスト千本ノック! 主催 WACATE実行委員会 日時 2026年 6月27日(土)  9:30 受付開始 2026年 6月28日(日) 18:00頃 終了予定 (1泊2日 4食付き) 会場 トーセイホテル&セミナー幕張 JR京葉線 新習志野駅 徒歩約2分 合宿費 30,000円(宿泊費、4食の食事代含む) ※ 35歳以下は27,000円 申し込み方法 WACATEサイト上より

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宣伝③ B-Testing.fm (Podcast)

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宣伝    10X の採用情報  副業依頼 WACATE   (コミュニティ) Podcast   (B-Testing.fm)