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本⽇のタイムテーブル 1. 挨拶 2. ゲスト紹介 3. ブロックチェーンの思想と仕組み 4. 歴史とストーリーで学ぶイーサリアム 1. 物々交換からビットコインまで 2. ビットコインとイーサリアムの違い 3. The DAO事件 5. イーサリアムのこれから 6. まとめ 7. アンケート

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d14b について decentralized labの略 それぞれが独⾃で勉強や研究したこと(Decentralizedな学習)を 発表、議論する場所。内容がどんなに難しくても⽇本⼀わかりやす く伝えます。 コンテンツ ・基本的なブロックチェーンの仕組み ・DeFi、DeFiを活⽤したビジネスの思考実験 ・注⽬度の⾼いプロジェクトのWP読み合い etc..

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d14b公式Twitterアカウント 運営サイト開設予定 イベントの告知 ⽬新しいプロジェクトの図解

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第2回:【初⼼者向け】歴史とストーリーで学ぶイーサリアム ⽇程:5⽉9⽇ 20:00 - 21:00 暗号資産を持ってたら儲かるとか儲 からないとかよりも、もっとおもし ろい切り⼝で暗号資産を知ることが できます。 この回に出ると、暗号資産がなぜ流 ⾏で終わらないかがわかります。 d14b

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今回の起案者について ようすい (@aplpsd) 2017-2018 ⽉間1000万PVのメディアのSEO担当 2018-2019 ブロックチェーンリサーチャー/セールス 2019-2020 ブロックチェーンスタートアップで責任者 マーケティング⽣まれセールス育ち、デザインもできま す。最近は企業がDeFiを使い倒して利益をどうあげるか 考えることが好きです。中央集権型と分散型のファイナ ンスを勉強中です。

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ゲスト紹介 Shohei Kamon (@cameong) 2015年- 本格的に仮想通貨・ブロックチェーンに興味を 持ち始める。 2016年 株式会社イーサセキュリティ設⽴。ブロック チェーンのUXを改善し、誰でもその恩恵を受けられるよ うにすることをミッションにステーキング事業とメディ ア事業を⼿掛ける。 2018年 シンガポールに渡り、現地で法⼈を設⽴。

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時価総額2位の暗号資産 イーサリアムとは スマートコントラクト 参照:coinmarketcap.com 「ビットコインとイーサリアムの違い」 で解説予定

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ブロックチェーンの思想と仕組み 思想=⾮中央集権 仕組み=分散型情報管理 ブロックチェーン=分散型の情報管理システム

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物々交換からビットコインまで 物々交換 ⾦銀銅貨 兌換紙幣 不換紙幣 ↑ Etc.. ↑

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物々交換 物々交換からビットコインまで × お互いのニーズを満たせない 家とどんぐり 交換してください どんぐりはいりません 尺度統⼀されな いかな、、 ↑ 貨幣へ

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物々交換からビットコインまで ⾦銀銅貨 ◯ 尺度が整った × 遠くに運ぶには適していない、⾜りない 重すぎ、⾦が流通量に 対して⾜りない ↑ 兌換紙幣へ

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物々交換からビットコインまで 兌換紙幣 (⾦の預かり証) ↑ 価値の裏付けとなる ⾦がなくなってしまう! ◯ かさばらない × 国に保存してある⾦(ゴールド)が ⾜りなくなる、、、 ↑ 不換紙幣へ 担保となる⾦ 兌換紙幣 > ニクソン

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物々交換からビットコインまで 不換紙幣 (⾦との交換権がない 紙幣) Etc.. ↑ ◯ 強い国の通貨はいきなり価値が変わらない × 国の信⽤、、?価値の担保は? お⾦が発⾏されるたびに 儲かってうれしい 発⾏者 お⾦が発⾏されるたびに 儲かってずるい それ以外の⼈

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通貨の機能 交換⼿段 (渡せるもの) 価値尺度 (価値を測る尺度、計算単位) 価値保存 (資産の保存) × サイズが異様なもの(ベッド、机) ◯ ⼩さすぎず⼤きすぎないもの × 数えられないもの(やる気、根性) ◯ 数えられるもの(⾙、⾦、銀) × 形が変化してしまうもの(マグロ、カブ) ◯ 数えられるもの(⾙、⾦、銀)

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ビットコイン(ブロックチェーンを使⽤している)の場合 交換⼿段 (渡せるもの) 価値尺度 (価値を測る尺度、計算単位) 価値保存 (資産の保存) オンラインで全て完結 物理的要素がない 全ての管理者がいなくなるまで 永遠に動き続ける 総発⾏枚数2100万枚 最⼩単位 0.00000001BTC

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ビットコインとイーサリアムの違い 「原点にして頂点」 暗号資産の王様 「既存の仕組みに⼊り込む」 ブロックチェーン プラットフォーム 決済や価値の保存媒体 =ただの通貨 ETHを活⽤して 新たなサービスやトークンを 発⾏できる

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イーサリアムの特徴 「既存の仕組みに⼊り込む」 ブロックチェーン プラットフォーム ETHを活⽤して 新たなサービスやトークンを 発⾏できる 考案者 ビタリック・ブテリン 1994年⽣まれ、 ロシア系カナダ⼈。 発⾏上限枚数 なし

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イーサリアムの特徴 スマートコントラクト (⾃動契約プログラム) 独⾃トークンの発⾏ ⼈を介在させず、プログラムのみ によって契約が履⾏される 誰でも、コードを少し書けば独⾃ トークンを発⾏できる ※d14bトークンもこの前発⾏しました ⇄ ⇄ プログラム →

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The DAO事件 ⾃律分散の投資ファンドプロジェクト = ICOにより 360万ETHが集まる ハッカーが プログラムに則り 資⾦を奪う 時間の巻き戻しに より強引に解決 → →

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The DAO事件 時間の巻き戻しに より強引に解決 イーサリアム(ETH) 時間軸を戻して新たに作った⽅を 正規のイーサリアムとして これまで通り運⽤。 (ビタリックはこちら) イーサリアムクラシック (ETC) ETHを盗まれたままの状態を 「正しい」としてそのまま運営 分裂

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イーサリアムのこれからを⾒失わないように覚えておくこと 中央型データベース ブロックチェーン 絶対的権⼒は サーバー側にある サーバ⾃体が存在せず、 ⽴場は平等

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PoWからPoSへ これまで(PoW) これから(PoS)

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まとめ 歴史から⾒ると暗号資産への流れはなんらおかしくない ビットコインとイーサリアムの違いは通貨かプラットフォームか イーサリアムは紆余曲折を経て進化し続けている (この先どうなるかはわからない)

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アンケート or Zoomのチャットの リンクから

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お知らせ

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noteで「d14b」と検索 スライド、質疑応答 を全て公開(有料マガジン) d14bの応援もこちらから! d14b のnoteができました!

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deep14b ‒ もっと深い理解を より深い理解を求める⽅向け 相互的な学習を⽬的とした 無料コミュニティ 質を⾼めるための 簡易審査制

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へのお申し込み https://d14b.io/deep14b or

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次回予告

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第3回:DeFiプロダクト「MakerDAO」と保険ビジネス 前半:5⽉23⽇ 20:00 ‒ 20:40 MakerDAOを理解する 後半:5⽉23⽇ 20:40 ‒ 21:20 MakerDAOと保険ビジネスとの⽐較

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d14b はじめました これからのd14b勉強会へのお申し込みは connpass経由の招待制とさせていただきます。

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