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異業種や産学官間の データ連携 デジタルファーストな ビジネスの構築 新たな顧客価値の創出 データに基づく 意思決定 プロセスの自動化や リモート制御 大量データの分析と洞察 リアルタイムな データ取得と可視化 データの蓄積 デジタルデータの記録 ステージ1 デジタル化 ステージ2 データの共有 ステージ3 ステージ4 データの共有 データの統合 継続的な価値創造 個別最適 全体最適 業界横断 対象を拡大

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AIとIoTを活用した バルブトラブルの未然防止ソリューション 『KISMOS』 開発の道のり |1 2022年 株式会社キッツ ES開発部 メンテナンスソリューションGr Gr⻑ ⻄澤 勲

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• 自己紹介 • 会社紹介 • 新事業創出までの道のり デザイン思考での顧客価値抽出 展示会でのコンセプト検証 プロトタイプを作成⇒価値検証 事業化提案 • バルブトラブル未然防止ソリューションKISMOSとは • ビジネスモデル コト売りの挑戦 • プロトタイプから実製品開発 アジェンダ

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⻄澤 勲(にしざわ いさお) 1979年12月 ⻑野市⽣まれ 株式会社 キッツ 自己紹介 経歴 ・前職で10年程 半導体製造装置、核融合加熱装置、医療、電⼦部品製造装置 などでメカ設計を経験 ・2015年 株式会社キッツに入社 ・2018年〜IoT,AIを活用した新事業創出に携わる 趣味 ・ゲーム(PS5等 妻や友⼈との協⼒プレイが好き) ・2年前からロードバイク 千葉県横断など、ぼっちライドがすき。 ・1年前からyoutubeを⾒てソロギターにハマる 妻と自分用

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会社概要 ■ 設 立 ■ 代 表 者 ■ 本社所在地 ■ 資 本 金 ■ 上場証券取引所 ■ 売 上 ■ 従業員数 ■ 工 場 ■ 事業内容 : 1951(昭和26)年1月26日 : 代表取締役社長 河野 誠 : 〒261-8577 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目10番1 : 212億708万円 : 東京証券取引所 市場第一部 : 135,790百万円(2021年度連結) : 単体 1,396名 連結 5,153名 : 国内 長坂(山梨県北杜市)・伊那(長野県伊那市)・茅野(長野県茅野市) 海外 中国・台湾・韓国・タイ・ブラジル・スペイン・ドイツ : バルブ及びその他流体制御用機器並びにその付属品の製造・販売 株式会社 キッツ

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会社概要 長野県 諏訪市 ホテル紅や

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デザイン思考を通じた顧客価値の抽出 デザイン思考 お客様も気付いていない顧客価値(なくてはならないぐらい欲しくなる物)を、お客様を 観察する事を通して、気付き、実現するためのビジネスモデルをつくる手法。 調査する 分析する 発想する プロトタイプを作り ビジネスモデルを作る STEP1 EMPATHY STEP2 FRAMING STEP3 IDEATION STEP4 VALIDATION プロトタイプを作り、顧客の反応を見る ⇒共に作っていく顧客を探していく。

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7 ボール弁にスケールが 付着していくと開閉時間が 7秒→9秒になる事に気づいた メンテ時期は昔誰かが経験で決めた事に 従っているけど、このままでいいのか不安 壊れる予兆に気付きたい。急に生産を 止めて損害を出したくない。 もっと知りたい。。。 基準がほしい。。。 気付きたい。。。 B株式会社 保全課 W様 A株式会社 計装課 D様 デザイン思考を通じた顧客価値の抽出 顧客価値とは お客様のバルブに対する悩みをなくすこと

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8 コンセプトの仮説を展示会で検証 コンセプトを是非試したいというお客様に出会えた。 そのお客様のご協力のもと、プロトタイプを作っていく お客様の悩みを無くすため バルブの故障検知、予知コンセプトを提案

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プロトタイプを使い価値検証を進める プロトタイプの設計にあたっては インターネット、書籍、youtubeなどから センサデータを遠隔取得するための基礎知識を習得 開発者が手を動かして理解する事が必要!

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スラリー流体を制御する⽣産プロセスでのモニタリング事例 モニタリング開始後、約4か月後のバルブの動作の変化の様⼦ プロトタイプでトラブルの予兆診断を事例を作った バルブの動作速度に 変化がみられる 角速度 センサ部 角速度 動作時間 角速度プロファイル 7月のデータ 全閉 全開 1.8秒 2.2秒 12月のデータ モニタリンググラフ AI スコアが変化 スコア値 カレンダー メンテ実施 シート状態 日々のバルブ動作の様⼦を前頁のように 比較する作業では、変化の評価が困難 AI技術を使い、変化の度合いをスコア値 として可視化

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プロトタイプによる顧客価値検証から事業化までの道筋 市場調査 顧客ヒアリング 競合調査 プロトタイプから 実製品開発 新事業として ソリューション リリース 事業提案

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明日から始められる バルブトラブルの未然防止ソリューション 新しくリリースしたソリューション

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KISMOS システム構成・サービス概要 ・既設のバルブにセンサを簡単に後付け可能 ・配線⼯事不要(ソーラー発電、無線通信採用) ・対象バルブ ON/OFF制御のボールバルブ バタフライバルブ(空気圧式アクチュエータ) センサ-ゲートウェイ間の 無線通信(LoRaWAN) は半径300m程度の範 囲は通信可能 キッツでもモニタリング実施 定期報告(1回/月) 異常の予兆検出時連絡 予兆の分析報告 クラウドサーバーでデータ管理 センサデータのグラフ化 AIによるバルブ動作の変化の⾒えるか(グラフ化) いつでも、どこでも Web端末から情 報を確認可能

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ユ ー ザ キ ッ ツ 保守契約(キッツ担当部門) 年間保守契約 既存メンテ業者 弊社メンテ会社 メンテ提案 スポットメンテ 状態フィードバック 異常診断運用のサポート お客様の情報(状況、ニーズ等) 年間保守をユーザとの直接契約とし、パートナーシップを築く (コト売りへの挑戦) 直接サポートを通じて、多くの現場の課題やニーズなどの情報を収集が可能になる。 ⇒ 得られた情報を製品企画、開発にフィードバックすることで、競争⼒の強化を図る 販売戦略、ビジネスモデル

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プロトタイプから実製品開発 (センサと通信) プロトタイプで培った知識をベースに共同開発パートナーとベストプラクティスを探す センサと 通信 プロトタイプと同じデータ取得能力をどう省電力で実現するか センサ⇒ゲートウェイまでどの規格で飛ばすか。POCキットで試す お客様の使い方から、どのぐらいの性能(センサスペック)がいるか

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プロトタイプから実製品開発 (クラウド) クラウド クラウドまでデータを送信するキャリアはどこが良いか? AWSサービスの組合せは何が良いか? 大手キャリア ソラコム 通信コスト 1/5 クラウド連携スムーズ プロトタイプで培った知識をベースに共同開発パートナーとベストプラクティスを探す

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プロトタイプから実製品開発 (クラウド) センサーの設定変更させるために双方向通信が必要 遠隔接続には中継機器が必要 機器及び開発コストがかかる センサー ゲートウェイ 中継機器 PC クラウド

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プロトタイプから実製品開発 (クラウド) 開発費 大幅削減 多要素認証 時限IP 必要な時だけ課金 システム構成 変更不要 ゲートウェイ センサー ソラコム Napterを使うと中継器が不要となった!!

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アプリ お客様への見せ方はプロトタイプを基本に作成 WEBアプリか、IOSか、お客様の使い方から判断 可視化+AIの利用 プロトタイプから実製品開発 プロトタイプで培った知識をベースに共同開発パートナーとベストプラクティスを探す

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KISMOSを通してお客様とのコミュニケーションを活発化させ さらなる顧客価値を探索していく 異常予兆事例(実績)を増やす 対応できる弁種を拡大 KISMOSの機能拡大 新製品開発へのフィードバック 今後の展開

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