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1 1 採用用 会社紹介 Last Update:2025.1

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2 2 コア技術 当社のコア技術は、微生物(酵素)と、その微生物を工場規模で効率的に生産・増殖し、活性化、機能させるための バイオリアクター※技術です。 微生物製剤 微生物自動増幅投入装置

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3 3 Corporate Information 企業概要

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4 4 会社概要 会社名 株式会社フレンドマイクローブ 設立年月日 2017年6月13日 資本金 9,000万円 決算期 3月末 社員数 10名(業務委託・派遣等含む)※2024年12月時点 本店所在地 〒464-0858 名古屋市千種区千種二丁目22番8号 名古屋医工連携インキュベータ104 代表者 代表取締役社長 蟹江純一 創業者・ 取締役会長 堀 克敏 名古屋大学大学院工学研究科生命分子工学専攻 生命システム工学講座分子生命環境プロセス 教授 事業内容 ・微生物関連受託研究事業 ・新規微生物ビジネスの開拓 ・油関連環境事業 株主 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、豊田合成株式会社、 住友商事株式会社、ハウス食品グループイノベーション 2号ファンド ※2023年5月 プレシリーズAで2.3億円調達 経営陣 代表取締役社長 蟹江 純一 2013年に名古屋大学にて堀研究室に入り、微生 物に関する研究を6年間行い、その後、株式会社 フレンドマイクローブに入社し主任研究員として 研究開発を行う。2021年に当社代表取締役社長 に就任。 取締役会長・創業者 堀 克敏 東京工業大学院総合理工学研究科博士後期課程修了、 博士(工学)、住友化学工業(株)など民間企業研 究員、東工大助手、名工大准教授を経て、2011年よ り名古屋大学大学院工学研究科教授。2017年名古屋 大学発ベンチャー「株式会社フレンドマイクロー ブ」を設立。同社取締役・会長を兼任。

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5 5 Vision/ビジョン 微生物で人と環境の調和をもたらし、 安全・安心で 夢のある未来社会を 拓く企業へ Value/バリュー Mission/ミッション 持続可能な循環型社会の実現に貢献する 微生物を活用した革新的資源循環技術を提供する

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6 6 Prize/受賞・採択 2024年 ・なごやネイチャーポジティブパートナー採択 ・「Aichi Deeptech Launchpad アクセラレーションプログラム」 (研究開発費あり)採択 2023年 ・J-Startup Central (第4期)採択 ・愛知環境賞 名古屋市長賞 受賞 ・「MUFG ICJ ESGアクセラレーター2023」大賞 受賞 MUFGモルガン・スタンレー賞、JT賞 受賞 2022年 ・GLOW Pitch 最優秀賞 受賞 ・FASTAR DEMODAY みらい創造機構賞 受賞 ・CNBベンチャー大賞 中部経済産業局長賞 受賞 ・特許庁の2022年度知財アクセラレーションプログラム「IPAS」 採択 ・三菱UFJ技術育成財団の助成金 採択 2021年 ・2021年度中小機構主催アクセラレーションプログラム「FASTAR」 採択 2017年 ・名古屋大学発ベンチャーの認定を受ける

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7 7 Product&Service 事業紹介

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8 8 事業紹介 微生物関連 受託研究事業 油分解事業 民間企業等からの委託を受けて、名古屋大学との3者 共同研究により、効率的に研究を進める受託研究事業 を行う。 圧倒的な油脂分解能力を誇る微生物製剤を用いた、新 しい排水中の油脂を分解する技術を、食品や油脂工場 に提供。

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9 9 微生物関連 受託研究事業ー最新トピックス 当社・大手化学メーカー日本ゼオン株式会社およ び国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学 院工学研究科の堀 克敏 教授の研究グループは共同 研究によって、エレクトロニクスをはじめとする 様々な産業分野に大きな便益をもたらすことが期 待されているカーボンナノチューブ(CNTs)を微 生物によって効率的に分解する新手法を開発しま した。 (2023年11月) カーボンナノチューブを微生物で分解する世界初の手法を開発 本研究成果は、2023年11月30日付国際学術雑誌「Frontiers in Microbiology」にオンライン掲載されました。

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10 10 油分解事業ーペインポイントとターゲット ・「廃棄油脂の処理コスト」の上昇 ・<現場問題>油脂を掻き出す人手・悪臭等 ・食品メーカー(食品工場)、 ・飲食店テナント入居のビルメンテナンスおよび不動産管理会社、 ・排水・廃棄物処理等 ターゲット

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11 11 加圧浮上分離 国内シェア 90% 8% 2% 油脂処理能力 低い 油脂処理能力 高い 既存微生物処理(他社) ・悪臭が発生する ・運用に人手がいる ・産廃処理コスト大 ● 低コスト 高コスト 油水分離 油分解事業ー排水油脂処理システムの勢力図 実際の食品メーカーの排水現場(加圧浮上分離) 環境保全性

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12 12 油分解事業ー油分解微生物関連の知的財産権 下記特許は全て出願人が国立大学法人名古屋大学であり、当社が独占的実施権契約を結んでいます。 関連論文 Hiroshi Matsuoka ,Atsuto Miura ,Katsutoshi Hori Symbiotic effects of a lipase-secreting bacterium, Burkholderia arboris SL1B1, and a glycerol-assimilating yeast, Candida cylindracea SL1B2, on triacylglycerol degradation Journal of Bioscience and Bioengineering, Volume 107, Issue 4 , April 2009, Pages 401-408

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13 13 油分解事業ー①優位性ー速度と高濃度油脂対応 当社の油分解微生物の強みですが、分解速度が圧倒的 に早く、他の製品の10倍の分解速度を有しています。 分解速度が圧倒的に速い 高濃度油脂の分解が可能 3万mg/Lという高濃度の油脂を分解可能。食品工場での現場 実証試験の結果で、元々油脂濃度が3万 mg/Lあった排水が、 24時間の微生物処理により99%以上の減少を達成しました。

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14 14 油分解事業ー①優位性ー油脂の適応 当社の微生物は全ての動植物油を分 解することができます。 当社の微生物は唯一トランス脂肪酸 の分解が認められています。 どの現場の排水に対しても平均約 90%の油脂を分解。 すべての動植物油分解可能

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15 15 油分解事業ー②導入の簡便さ

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16 16 油分解事業ー③コスト削減 加圧浮上分離装置を使用している工場に導入した場合、産業廃棄物処理にかかるコストが不要 となり、約60%のコストの削減可能です。

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17 17 Future plans 将来事業

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18 18 事業将来展望 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年 2029年 微生物関連受託研究事業 油分解事業(食品・油脂等大規模工場向け) 油分解事業(食品中小規模工場向け・ビル開発向け飲食店グリストラップ) 油分解事業(鉱物系油大規模工場向け) 受託研究で開発された微生物分解による新たな事業

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19 19 廃棄物処理から有用物質生産へ 有用物質 例) バイオディーゼル (再生可能エネルギー) 産業廃棄物 例)浮上汚泥 CO2 など 微生物・酵素 による分解反応 当社の現業 例)・イソプロパノール ・生分解性プラスチック ・ミネラル 焼却処理 CO2 ,N2 O,CH4 など排出 有用物質 将来事業 微生物による固定 (コア技術特許出願済み) 分離処理無し 現在の日本の廃棄物処理システム 再利用不可 廃棄物 例)排水中の油脂 当社の目指す未来

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20 20 当社の描くクリーンバイオテクノロジーの将来像 (当社ビジネスモデル) 微生物・酵素による分解反応を元に… ①廃棄物削減による環境破壊・汚染防止と生態系の保全 ②人と環境が調和・共存する持続可能な新バイオ産業の創出 ③新産業による温暖化問題、資源枯渇問題の解決

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21 21 ”微生物で次の時代の当たり前を作る” 仲間を募集しています!