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2.なぜ、今モダナイゼーションなのか
現状のシステムは安定稼働している。しかし、”変え続ける能力”が失われつつある。
預為ホストは利用チャネル拡大の一方で、1987年の第3次オンライン時に構築したアプリケーション構造に大きな手は加えず、
継ぎ接ぎの改修を続けた結果、技術的負債が積み重なり複雑化・肥大化が進行している状況(約40年そのままの状態) 。
人材・環境の面でも制約が強まり、このままでは安全に変え続ける能力が完全に失われるリスクが高まっている状況。
時間が経つほどモダナイゼーション自体の難易度・コストは増大していく。有識者の知見を活用できる今のうちに、変え続けられる状態へと転換していく必要。
①システムの複雑化・肥大化
②ホスト領域のスキル継承機会の減少
③インターフェース・開発ツールの陳腐化
・継ぎ接ぎの機能追加により複雑化・肥大化
・接続システム拡大により密結合
・複雑化・肥大化により、変更難易度・コストが年々増加
・安全に変えられなくなってきており、障害が増加傾向
・ホスト領域の開発・保守は減少傾向
・採用言語(PL/I)人口の低下(以下表参照)
・特定の有識者依存が高まり、近い将来にスキルロスの
可能性が高い
・インターフェースや開発ツールは⾧年変更なし
・分散では当たり前のサポートツールや自動化ツール等、
近代的な開発手法を取り入れることが困難
Python
スマホ
Web
店舗
利用チャネル拡大
依存関係増加
密結合
複雑化・密結合が進み、
変えるほど難しくなる
モダナイゼーションの目的・本質
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既存機能
Java
追加機能
COBOL
外部接続
アセンブリ
緊急対応・
暫定対応
PL/I
127人(28.9%)
94人(21.4%)
⾧年変更なし
TSO
旧来の開発環境
29人(6.6%)
15人(3.4%)
8人(1.8%)
表1:外部技術者の使用言語
(出典) 日経BP社 プログラミング言語実態調査2020
スキルロスが進み、
変えられる人がいなくなる
自動化
(CI/CD等)
OSS活用
開発環境が陳腐化し、
変える力を進化させられない
単純に新しいシステム・技術に置き換えることではなく、
銀行勘定系を安全かつ継続的に変え続ける能力を、組織として確立すること
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