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横断的に事業と政策を創造する「ラボ グループ」を目指して
かつて日本の社会や産業がJapan as No.1と称賛された時代や、一転して停滞と自信喪失に沈む時代を経て、私たちは今、自国と世界
の情勢に真摯に向き合い、これからの産業や社会の在り方を考える時機に来ているように思います。
私自身、米国・中国・欧州での経験を通して、日本には本質的な課題、またそれ以上に大きな発展の可能性があると考えるようになりま
した。世界中から良いところを吸収する柔軟性、その上で独自に発展・洗練させていく独創性、それが本来の日本の強みであったと考
えます。
キーエンスで、新しい日本的なものづくり、新しい日本的経営を学ぶ中で、それを一言で表現するならば、ラボ(実験の場)のよう
な、自由闊達に試せる仕組みの重要性を実感しました。
その仕組みを応用し、 「横断的に事業や政策を創り出せる場」を創れば、世の中の閉塞感を無くせるのではないかと考えるようにな
りました。
そんな中で、元BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)の日本法人社長でありながら、日系大企業・ベンチャー向けの戦略コンサ
ルファームを設立した堀紘一さんに感銘を受け、
堀紘一さん達が掲げた”ビジネスプロデュース”(事業創造)の志を引き継ぎ、我々は”ソーシャルプロデュース®”(社会協創)と
して、政策検討会から発足し、「横断的に事業や政策を創り出せる場」を創ることになりました。
様々な日本・海外の大企業・ベンチャー・行政・大学等がコンソーシアムに参画・連携くださり、仕組み化されていく中で、
ラボ(キーエンスの新しい日本的経営)と、元ボストン・コンサルティング・グループのグローバルな戦略コンサルのアプローチを掛け
合わせ、日本そして世界を代表する 「横断的に事業や政策を創り出せる場」 にするという志を込めて、ラボグループという名前にな
りました。
未来の世代のためにも、胸を張って未来を語れる明るい社会でありたい。世の中で最も中立的で大きな架け橋になれるよう、応援くだ
さる小さな一つ一つの想いと、大きな枠組みとを着実に紡いで、未来を形にしていきます。