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「捨てる」を設計する プロダクトデータアナリスト 合田翔平 2026年3月19日

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2 自己紹介 ● 合田翔平(ごうだしょうへい) ● @shohei_trapi ● kubell ← Unipos ● プロダクトデータアナリスト ● 福島県在住

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事業概要 *1 Nielsen NetView Customized Report 2025年7月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。 調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKSを含む44サービスを株式会社kubellにて選定。 *2 2025年12月末時点。 ● 国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を展開 業界のパイオニアであり国内利用者数No.1*1 導入社数は97.3万社*2を突破 ● 圧倒的な顧客基盤とプラットフォームを背景に、チャット経由で業務を請け負いDXを推進する BPaaSを展開 BPaaS (Business Process as a Service) ビジネスチャット「Chatwork」 業務代行 採用 経理・会計 労務 営業事務 AI・SaaSを徹底活用 3 AIエージェント 経理・総務・事務な ど幅広い業務に対応 人事・労務など専門 性の高い業務に対応

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増え続けるデータ、誰も捨てられない

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5 こんな「あるある」ありませんか? ● いつまで使われるテーブルなのかわからない ● 関係者が全員退職してて経緯がわからない ● 「念のため残しておこう」が積み重なり管理が大変 捨てたいけど捨てられな い...

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6 なぜ「捨てる」が難しいのか 影響範囲が見えない オーナーが不在 念のため残す文化 → 構造的に捨てられない理由を整理する

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「捨てる」ための仕組みづくり

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8 ● AIを活用することで「作る」スピードは格段に向上した ○ 実際に2024年と2025年の実績を比べると倍以上のリリース数に! ● 「育てる」と「捨てる」をどう設計するかでライフサイクルの質が決まる AI時代だからこそ「捨てる」を設計することが大事 要件定義 実装 利用 要件再定義 削除 捨てる 育てる 作る

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9 「捨てる」を仕組み化する3つの取り組み 1. dbt exposure の活用 2. 有効期限の導入 3. オーナーの明確化と主体的な引き継ぎ

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10 1. dbt exposure の活用 ● ユースケースごとに exposure を定義 ● 何のデータ(What)だけでなくどういう目的か(Why)も明記

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11 2. 有効期限の導入 ● 短期的な効果測定で扱う限定的なモデルは有効期限を明記 ● exposure への記載も忘れない

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12 3. オーナーの明確化と主体的な引き継ぎ ● 各モデルの yml ファイル上で owner を定義 ● 退職などで引き継ぐ際は、まず捨てられないかを検討

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13 「捨てる」を仕組み化したことで何が起きたか ● モデル削除の意思決定やテストエラー時の対応がしやすくなった! ○ オーナー不在でも影響範囲の調査が容易になる ● 不要なダッシュボードなどを棚卸しする機会が増えた! ○ 有効期限が記載されているので遠慮なく消せる ● 新しい人がJOINした時のキャッチアップが捗るようになった! ○ どういう目的で使われているモデルかがわかる

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まとめ

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15 まとめ ● データマネジメントは「作る」ことだけでなく「捨てる」ことの設計 ● dbt exposure は Why が伝わるように記載 ● モデルの作成時には有効期限を記載できないかを検討 ● モデルのオーナーを明確化し、主体的な行動を促す文化を醸成 ちなみに、、、 今回は「捨てる」にフォーカスしましたが、「育てる」取り組みも絶賛進行中! → 気になる方は懇親会などでぜひお話ししましょう!!

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カジュアル面談しませんか? ● プロダクトデータアナリスト ● データエンジニア ● プロダクトマネージャー 大大大募集中です!!!

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働くをもっと楽しく、創造的に 17