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執筆テーマの決め方 サークル名:ブライトシステム さっぴー川原 @sapi_kawahara

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自己紹介 名前:川原 さっぴー川原 年齢:アラ還 住まい:埼玉県川越市 X:@sapi_kawahara 執筆活動:2019年ぐらいから開 始 「カジュアル面談のトリセツ」は、 今でも人気の書籍です

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執筆テーマ選定するときのきっかけ ● テーマ選定をするとき、何らかのきっかけがあります ● きっかけは、その人の知識や環境もあるでしょう ● また、時事的なこともきっかけになるでしょう ● きっかけは、色々とあると思います ● 参考になるかと思い、今回は自分が執筆した技術書を 使って振り返ってみましょう

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迷惑メールにされないメール設定方法 ● この書籍を執筆したきっかけは、メールに詳しかったからです ● 大昔、派遣先は大手ECサイトでメルマガ配信をしていた ● オンプレ時代はメールサーバーの設定もしていた ● ドメイン沼の時代があり、ドメイン設定も詳しかった ● Google Workspace無料時代からユーザーだった ● 知識もあり、目の前にある環境があれば執筆できる ● 4年前に執筆したが「神奈川県公立高等学校入学者選抜イン ターネット出願システム」がトラブルを見て思うが、この書籍を 再構成して再度出す余地有りかもね

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カジュアル面談のトリセツ ● 転職するときに、試しにカジュアル面談をやってみた ● 1回目に、お祈りメールが届いて、カジュアル面談に疑問 を感じた ● 2回目は、カジュアル面接がすごく良く、面接まで進んだ が落ちた ● そこからカジュアル面談を極めてみようと思った ● 執筆開始時は30社、書き終わる頃には70社、カジュアル 面談をやっていた ● やるからにはトコトンやれば執筆できる

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ロストテクノロジー ● きっかけはノリです ● 話題になった「いちばんやさしいWeb3の教本」の真 逆を狙う ● Web0という言葉を作りました ● インターネット老人会というより、パソ通老人会でした ● 持っている知識をタイミングよく吐き出せば執筆でき る

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とんで ぶーりあん ● きっかけは、小笠原種高さんの「明後日から使える2進数16 進数入門~祇園精舎の二進数 諸行無常の十六進数~」を読 んだからです ● 二進数や十六進数だけで書籍が作れるならと思って、自分 のこだわりとしてBooleanだけでイケると思いました ● おまけで、アニメ「とんでぶーりん」が好きだったから ● 技術書を読んで違うアプローチに気付いたら執筆できる ● ただし、タイトルにインパクトを持たせ過ぎたため、読んでほ しいジュニアエンジニアには響かなかったのは反省点です

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The Liberty Talks ● 「技書博9公式ガイドブック」に出す経緯が書いてあります ● 宣伝するならチラシを配布するより、書籍を頒布したほう が効果高いので、会社で本を出したかっただけです ● ただ、会社の人を巻き込んで執筆は難易度が高い ● そのため、月に1回開催している社内LT会を書籍化した ● LT会の文章変換は川原が担当して、表紙などは社内デザ イナーに頼んだ ● 結果として社内プロジェクトなって楽しかった ● 社内プロジェクトを楽しんで作成できた

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きっかけって多数ありますよね? 次に執筆テーマが決まらない話です

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執筆テーマが決まらない3つの理由 1 執筆するネタがない 書くことがないと思い込む 思い込むには理由がある そもそもアウトプットとは何 か? 2 執筆する内容に自信が ない このテーマで執筆しても、誰も 見向きしないんじゃないか? もっと、すごい人が居て、私な んかが執筆しても意味がない んじゃないか? 3 奇をてらい過ぎる コード書くときに、ちょっと自 己満足な書き方するのと似て るアレ

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執筆するネタがない ● アウトプットを心に思うが何をアウトプットすれば良い か? ● 無理にひねり出そうとしても出ません ● それでは、どうすれば良いのか? ● 知識を蓄えると同じように、ネタを蓄えれば良いのです ● どうすれば良いのか?

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実はネタは身近にある ● 仕事のこと ● 興味があること ● 時事ニュース ● エンジニアトレンド ● 自分が追い求めているもの ● 自分が目指したいもの ● 失敗体験 ● 成功体験

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身近にあるから記憶にとどめていない ● 仕事に追われて、ちょっとした気づきは、その日のうちに 忘れてしまう ● 気になったニュースやトレンドも、明日には忘れてしまう ● 普段から興味あることも、明後日には忘れてしまう ● 成功体験も、1週間後には忘れてしまう ● 目標設定も、四半期には忘れてしまう ● 失敗体験は、即座に忘れたい

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忘れないためには! ● とにかく、メモを取るのです! ● 記憶なんて、簡単に上書きされてしまい忘れます ● スマホでメモが簡単に取れますから、取りましょう! ● ツールは何でも良いです ● パソコンと連携できるのが良いですが、iPhoneならメモアプリ、Android ならGoogle Keepなんかが簡単です ● 余談ですが、少量メモならSlackだったのですが、90日制限で使いにくく なりましたね ● なお、記憶の種類によって、メモの取りやすさがあります

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記憶の種類 ● 記憶(短期記憶)は大きく2つの種類がある ● 「陳述記憶」と「非陳述記憶」です ● 陳述記憶には、「意味記憶」と「エピソード記憶」があります ● 意味記憶は、パソコンはどういう物かいう認識している記憶で、これはメモ が取りにくいので、頑張って脳に焼き付けてください ● エピソード記憶は経験を記憶することで、気にすれば比較的メモが取りやす いので、どんどんメモしましょう ● 非陳述記憶は、「手続き記憶」などがあり、やり方を全部メモ取るのは大変な ので、箇条書きでもいいからメモすると良いです

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執筆する内容に自信がない ● 先駆者が居るから、自分が書いても意味がないと思ってしまう ● 自分は、そのことに関してエキスパートじゃないからと思ってしまう ● そう言っても、技術は常に進化していて、先駆者は古い情報になって いるかもしれない ● エキスパートな情報より、より身近な情報に需要があるかもしれな い ● 体験談などは十人十色、多くの情報があった方が絶対に良いです!

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奇をてらい過ぎる ● インパクトを求めていませんか? ● 面白さを求めていませんか? ● フロントエンドは百花繚乱で、バックエンドは地味だから、地味なのを何 とかしようとか考えない ● 奇をてらい過ぎると内容がしぼみます ● ちなみに、奇をてらい過ぎると、相手の理解に時間かかるので、非常に 伝わりにくいです ● 残念ながら、ジュニアエンジニアには「ぶーりあん」が伝わらなかった良 い例です→

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とにかくメモをしよう!

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メモを取ったら次にやる3つ 1 下書きを書く メモはメモのままだと活かせ ません 下書きを書くことが書籍化の 第一歩です 2 下書きを何度も見返す メモは見直さないけど、下書 きは何度も見直すことで、書き たい気持ちが発生する 3 下書きを誰かに見せる 下書きでも、誰かに見てもらう ことでフィードバックがもらえ る もしかしたら、新たな提案も出 てくるかも?

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メモの次は下書きする ● メモを取っただけじゃ何も起こらない ● 執筆モードにするために、下書きを始めましょう ● 複数あるときは、どうするか?複数下書きをしちゃいま しょう! ● まずは、目次から書き始めます

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下書きを何度も見返す ● 文章表現を見直すことができる ● 全体の構成を見直すことができる ● 見返すことで、執筆したいという気持ちが沸き上がる ● 見返すことで、本のタイトルを見直すことになることが ある

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下書きを誰かに見せる ● フィードバックがもらえる ● 校正してくれる ● より良い文章表現になる ● 運が良ければ1章増える ● 一人で執筆すると緊張感が失われるので、誰かに見せ るので緊張感が生まれる

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下書きするときは「もくもく会」 ● 私もよく利用してます! ● 株式会社オープンロジ様、ありがとうご ざいます!

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まとめ ● 執筆するテーマは、知識から、経験から、ノリから、文献を読んでからな ど、色々な状況で決まる ● テーマが決めるためには、普段から何でもいいからメモをしておくと良 い ● 自信を持ってテーマを決めよう ● 変なノリは気を付けよう ● テーマを決めたら下書きをしよう ● 下書きは何度も見返そう ● 下書きを誰かに見せることで、緊張感を持たせよう