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自動化シナリオ:気になるニュースのピックアップ
 UiPathロボットから OpenAI(ファインチューニング)を触ってみた!!

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2 スピーカーについて
 朴

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3 スピーカーについて
 【名前】朴 亨根(パク ヒョンクン) 【所属会社】(株)ぜろばこ
 【メール】[email protected] 【UiPath関連経歴】  ・2017年UiPath OC/UR/STのインストール/設定、実装、教育実施。  ・2018年は主に都内で導入初期のUiPath教育実施。  ・2018年6月UiPath専門の韓国法人設立(ソウルに単身赴任)。導入初期/ 
  持続可能なRPA向けセミナーや開発トレーニング(約1千人)、導入コンサル、 
  導入PJT受託。2022年韓国法人をUiPath Diamond Partnerレベルに育て売却。  ・日本に戻り、2023年(株)ぜろばこで一人の民(^^)として業界への貢献を希望。   ※UiPath RPAデベロッパー上級資格(UiARD)有 
 【強み】  ・RPAにおける、ICT視点以外のアプローチ方法支援(組織文化、戦略、方向性など)  ・UiPathデベロッパー養成、内製化支援 
  ・RPA導入先の経営陣から現場担当まで幅広く支援できる知見 


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4 記事を検索する キーワードを入力 毎日 Google ニュース検索 各記事内の HTMLタグ クリーニング エラー 発生 終了処理 (メール送信) 終了 (結果確認) (例:会社名/商品名) 各記事別 OpenAI モデレーショ ン 判定② OpenAI FineTune モデルからの 判定③ 最終 結果 Excel OpenAI API Y N ※ 毎日自社又は自社製品に対する、気になるニュースをピックアップ! 学習データの作成や、それを 使ったファインチューニング 後のモデルを使用 各記事内の センシティブ ワード有無 判定① ニュー ス一覧 Excel OpenAI API

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5 事前作業:OpenAI側
 【アカウント登録】  ・https://openai.com 
 
 【支払い情報などの設定】  ・ログイン後、クレジットカード番号の登録
   ※API使用により使われたトークン数で課金
  
 【API Key作成】  ・該当画面上で作成(Create)ボタンの押下で生成
   ※API使用時の認証用
   ※ここでは、UiPathとの連携時に、Integration Serviceのコネクターは不使用


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6 事前作業:UiPath側
 【Orchestratorへの設定】  ・ニュース検索用のキーワード(例:会社名、商品名)、OpenAIのAPI Key、OpenAI
   のFinetuneモデル名など外部で設定を必要とする情報をAssetに登録 
 
 【Studio上での準備】  ・Attended用開発Framework   ※遊び心で使ってみただけです。
   ※規定のアクティビティパッケージ以外には、HttpRequest使用の為に
    WebAPIアクティビティパッケージをインポート


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7 実装ステップ
 【実装ステップ1】  ①OpenAIのFinetuneモデルを生成する為に、学習用データを作成(対象文字列を読み込み、
   Studio内で学習用データが自動に作成できるように実装)  ②作成した学習用データを事前検証する為の実装
   (StudioでHttpRequestアクティビティを使わず、OpenAI側提供のPythonコード使用) 
  ③検証済みの学習用データをアップロードと同時にFinetuneモデルを作成
   (StudioでHttpRequestアクティビティを使わず、OpenAI側提供のPythonコード使用) 
 【実装ステップ2】  ①OC Assetから取得した情報をもとに、Googleニュースの検索結果から該当一覧作成
  ②気になるワードが含まれているニュースなのかをStudio上のロジックで実装
  ③OpenAIのモデレーション判定機能使用の為の実装
   (StudioでHttpRequestアクティビティを使わず、 OpenAI側提供のPythonコード使用) 
  ④事前生成済みのOpenAI Finetuneモデルから判定をもらう為の実装
   (Http Requestアクティビティ使用)
  ⑤全ての判定結果(Excelファイル)を担当メールに送信


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8 デモ
 Studio上に実装した、一部のワークフローファイルと
 プロセスの実行結果については、事前に録画しておいた動画で説 明させて頂きます。


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9 デモ


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 個人的には、2017年からオートメーション業界に関わってきた以来、ずっと RPA+AIを実現する為には、技術力を含め相当な手間や費用を覚悟の上、味わ えるものかと思っていました。
 
  単純に、UiPathからOpenAIを触ってみたこのデモでは、AIの機能を呼び出し て使ってみた程度に過ぎないですが、
  最近リリースされているUiPath製品群では、まさにAI機能が、RPAをコントロー ルするオートメーション世界を実現していくようなので、もっともっと楽しくなりま した。
 2023年 11月 18日
 朴 亨根
 [email protected]