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2 なぜ熊本で都市交通を語るのか? 行動変容と交通インフラの動的制御による スマートな都市交通基盤技術の研究開発 代表:伊藤昌毅 期間: 2021年度〜2024年度 予算: 年間総予算3億円×最大4年(約12億円弱) NICT Beyond 5G 研究事業

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3 研究メンバー 組織 所属・役職 代表者 担当分野 東京大学 情報理工学系研究科 准教授 伊藤昌毅 交通情報、AI交通信号 生産技術研究所 教授 大口敬 交通工学、道路信号 空間情報科学研究センター・生産技術 研究所 教授 瀬崎薫 情報ネットワーク、IoT、モバイル空間セ ンシング 情報理工学系研究科 准教授 塚田学 ITS通信技術 工学系研究科 教授 中尾彰宏 次世代サイバーインフラ 生産技術研究所 教授 中野公彦 機械生体システム制御工学 生産技術研究所 教授 ペニントン マ イルス デザイン先導イノベーション 生産技術研究所 准教授 本間健太郎 空間デザイン数理 トラフィックブレイン 代表取締役 太田恒平 ダイヤ改善、交通情報 MaaS Tech Japan 代表取締役 日高洋佑 MaaSデータ基盤 公共交通分野については、熊本をフィールドに研究中

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熊本の交通って・・・ 4 鉄道が貧弱 政令市ワーストの渋滞 熊本駅は 街外れ 広大な 鉄道空白 寸止め 熊本電鉄 空港まで 1時間 都心は 1両の市電 が混雑

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5 熊本を離れる喜び 熊本より福岡に就職したい? 華やか、便利…大学生の本音 2022.06.29 https://kumanichi.com/articles/707212 熊本にとって”ライバル”とも言える隣県の福岡を就職先に選んだ若者たちの本音に迫った 熊本県立大4年の女性(21)(福岡市の建設会社に就職予定) 地下鉄など交通インフラが整備された福岡。女性は「通勤時にひどい渋滞に 悩まなくて済むと考えると、熊本を離れる喜びも正直ある」 熊本市出身の男性(22)(福岡市のベンチャー企業の広告代理店) 年10回ほど遊びに行っていた福岡市を身近に感じていて、 街の華やかさのほか、交通や買い物など利便性の高さにひかれた

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なぜ熊本か 6 ◼交通課題:鉄軌道が乏しく、渋滞が激しく、公共交通分担率が低い • 政令市ワーストの渋滞が重要な社会課題。バスの活用が肝。 ◼都市交通政策:独立採算が成り立たなくなっているが政策が乏しい • 過疎地生活交通、三大都市圏鉄道と比べ国策が乏しい。都市交通計画も挫折してきた。 ◼データ:ICカード・バスロケ・オープンデータが揃う ◼協力体制:共同経営推進室を中心とした産官学連携体制がある • 2019年に九州産交バスの遅延改善、バス・電車無料の日の分析を一緒にやってきた。 交通が重要な社会課題 解決のカギとなる要素がある

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本日の相関図 話題提供 Beyond 5G 枠 熊本 枠 知恵袋 枠 サポート 太田恒平 トラフィックブレイン 代表取締役 オーガナイザー・ 「熊本都市交通リノベーション」 伊藤昌毅 東京大学 准教授 機材・進行 溝上章志 熊本学園大学 教授 コメンテーター 今釜卓哉 九州産交バス 共同経営推進室担当 課長 「共同経営のホントのところ」(仮) 牧村和彦 計量計画研究所 理事 「都市交通政策のこれまで、これから」

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8 討議

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イン トロ 自由 討議 • 現地有識者からの補足、討議に向けたコメント【溝上】 • 登壇者へのコメント・質問【ほか4名】 ■経緯 なぜ都市交通政策は機能しなかった? 2000年前後に一瞬盛り上がった? 都市交通⇔「地域公共交通」 欧州メソッドは遠い憧れのまま? ■「公共交通2倍」に向けて何が必要か? 計画の立て方 ネックはデータなのか? サービスレベル 道路・立地政策 組織体制 運賃・収支・投資・官民契約 政治・市民への発信/対話 ■課題解決に向けて 助けてほしいこと 学識・学会への期待 クロー ジング • Beyond 5G PJ 研究代表より【伊藤】 12分 26分 2分 討議

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自由討議 ◼経緯 • なぜ都市交通政策は機能しなかった? • 2000年前後に一瞬盛り上がった? • 欧州メソッドは遠い憧れのまま? • 都市交通⇔「地域公共交通」 ◼「公共交通2倍」実現に向けて • 計画の立て方 • 調査との距離感 • サービスレベル • 道路・立地政策 • 組織体制 • 運賃・収支・官民契約 • 政治・市民への発信/対話 ◼課題解決に向けて • 助けてほしいこと • 学識・学会への期待 sli.do #kuma https://app.sli.do/event/5XenQHRn9giEQ khrFsxDSM/live/questions