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2プロダクトをコネクト! 同時開発のしんどさと楽しさと心強 さと 株式会社エンペイ 町村彰

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自己紹介 町村彰 - エンジニア、歌手 - フロントエンド・モバイルが主戦場 - 株式会社エンペイ - 幼稚園・保育園業界を中心に、集金業務の支援・キャッシュレス化をやっています

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今回の背景 - ???「あなたたちには、2プロダクトを同時に開発・保守してもらいます」 - 俺「了解です!」(俺、コンテクストスイッチ苦手なのだが……なにより1つのプロダ クトに関しては画面を見たことすらほぼない…) - チームメンバーは エンジニア3人、PdM2人、マネージャー1人 - 本リリースしたばかりのモバイルアプリ & 本リリースから1年たったwebアプリ

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今回の背景 - ???「あなたたちには、2プロダクトを同時に開発・保守してもらいます」 - 俺「了解です!」(俺、コンテクストスイッチ苦手なのだが……なにより1つのプロ ダクトに関しては画面を見たことすらほぼない…) - チームメンバーは エンジニア3人、PdM2人、マネージャー1人 - 本リリースしたばかりのモバイルアプリ & 本リリースから1年たったwebアプリ

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今回の背景 - ???「あなたたちには、2プロダクトを同時に開発・保守してもらいます」 - 俺「了解です!」(俺、コンテクストスイッチ苦手なのだが……なにより1つのプロダ クトに関しては画面を見たことすらほぼない…) - チームメンバーは エンジニア3人、PdM2人、マネージャー1人 - 本リリースしたばかりのモバイルアプリ & 本リリースから1年たったwebアプリ

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阻害要因1 - ドメイン・言語知識がバラバラで、認知負荷がきつい、分担もむずい

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解決策1 リソースの遊びがないことを自覚して… - スプリントバックログ絶対完遂の精神 - スプリントゴールとスプリントバックログを合わせる - 振り返り/プランニング/デイリースクラムもこの観点でやりました - 無理だったらより優先度の高いスプリントゴールに注力する - プランニングでちゃんと「確約」することが大事 - 開発に関しては、1スプリント1プロダクトに集中する - 「コンテクストスイッチ厳しいな …」系のProblemはほとんどなし

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阻害要因2 - プロダクト間の優先順位って、どうやってつければ…?

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解決策2 - PdMに毎スプリント明示的に喧嘩してもらう - 優先度争いをプランニングの前にしてもらい、完全に合意した状態を作っといてもらう - プランニングの時に、合意に至る過程も共有してもらってチームでの納得感を担保する => ボードはそのままで、優先度をはっきり共有することができた

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成果 ベロシティ向上!

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心強さと属人性 - スクラムマスターの資格を持つリーダー・マネージャー、技 術スタックを広げていく意志と力を持ったメンバー、そして穏 便に喧嘩するPdMたち - 特にPdMの優先度争いが滞ったらとても無理だった =>次への課題

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次に待ち受けていること ???「次は3プロダクト見てもらいます」 & チームメンバーの増加 - ボードの一本化 - ペアプロの多用 - 4keysを真面目に追ってみよう

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抽象化した知見 - 振り返りの質は、プランニングできまる - 小さく、小さく! - 属人性を嫌いすぎない

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より詳しい情報 エンペイ公式ブログ - 1つのチームで複数プロダクトを開発するということ。その光と 闇