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チームでおこなうDevRel活動

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Findyのキャリアまとめ機能を利⽤した 私の⼆つ名はなんでしょう?

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A.テクノロジーおしゃべりさん (作成)お絵描きばりぐっどくん

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DevRel/技術広報は チームでやるもの! 今⽇伝えたいこと

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今⽇話すこと / 話さないこと ● DevRel / 技術広報の役割、⽬的 ● 組織、チームづくりの考え⽅ ● 各社の取り組み事例 話すこと ● テックブログやイベントの具体的な 運営ノウハウ、Tips  ● マネジメントの仕⽅や育成⽅法 ● エヴァンジェリストへのなりかた 話さないこと

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Agenda 01. DevRel / 技術広報のトレンド 02. 技術広報が抱える課題/⽬標設計

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北川 雅⼠ Masashi Kitagawa DevRel チームリーダー ⼤⼿証券系シンクタンクにて⾦融系SIerとして6年半、リース会社 基幹系システム、地銀向け投資信託のシステム開発に従事。その 後、⼈事部にて新⼈研修なども経験し、ファインディ株式会社へ ⼊社。 エンジニア向けキャリア⾯談を⾏うユーザーサクセスチームに約2 年おり、昨年よりDevRelチームの⽴ち上げ、リーダーとしてイベ ントの開催や⾃社メディア「Findy Engineer Lab」の運営を⾏う。 定期的に⼩説の沼にはまり、脳をリセットします。 共著『FinTechと⾦融の未来 10年後に価値のある⾦融ビジネスとは何か?』 @OnigiriMa_shi

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DevRel / 技術広報のトレンド 01

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なぜDevRel/技術広報が増加しているのか? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド ● 開発環境、開発⽣産性、カルチャー、社内のエンジニアの働き⽅などの発信 ● どういうスキルが⾝につくか? ● 技術的に⾯⽩みは何か? エンジニア向けの情報発信、関係構築が課題に 新たにDevRel/技術広報といった役職を作る企業の増加 ※あとで話しますが、DevRel、技術広報どちらで呼ぶかは各社で異なります ● 市場全体のエンジニア不⾜ └ ハイスキルなエンジニアと接触できる機会の減少 エンジニア採⽤競争の激化

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どういう⼈がやっているの?

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どういう⼈がDevRel/技術広報として関わっているのか? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド エンジニアが兼務 社内の有志でテックブログやイベント運営を兼任 採⽤広報 / ⼈事 採⽤担当者がエンジニア採⽤の⼀環として兼任 CTO / EM / テックリード / VPoE が兼務 既に社外に繋がりのあるマネジメントレイヤーが兼任 開発者マーケティングとしての DevRel ⾃社プロダクトの認知拡⼤、利⽤促進のための専⾨職 専任の技術広報 or DevRel 元エンジニア、元広報、元⼈事などからアサイン 兼任、ひとり担当が多い

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どういう⽬的でやってるの?

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役割と⽬的は? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド 役割 ⽬的 事業会社 社外向け テックブログの運営 オンライン/オフラインイベントの実施 カンファレンススポンサー協賛 採⽤ 認知向上 社内向け ①の活動全般 ⾃社カンファレンスの開催 社内開発環境の整備 社内勉強会 社内エンジニアの発信増加 社内の開発⽣産性の向上 開発者向けマーケティング ⾃社プロダクトのセミナー開催 コミュニティ運営 ⾃社プロダクトの認知拡⼤ 利⽤者の増加 求める役割/名称は、各社のカルチャーやフェーズ、⽴場による

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技術広報が抱える課題 02

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DevRel/技術広報業務担当者へヒアリングした課題感 ⽴ち上げフェーズ 社内コンセンサス ‧上層部/経営陣の理解が得られない 戦略⽴案/組織組成 ‧正社員雇⽤の難易度が⾼い ‧技術広報のノウハウがない ‧⼀緒にやるメンバーがいない ⽬標設計 ‧適切な⽬標/KPI設計が難しい 実⾏フェーズ 企画 ‧イベント/メディアなどの企画が⼤変 ‧他社とのつながりが薄い ‧予算が取れない、稟議がおりない 準備 ‧イベントの集客が⼤変 ‧テックブログのレビュー⼯数がかかる 運営 ‧エンジニア特有の価値観、カルチャーを理解し た上での発信が難しい ‧効果計測がしづらい 運⽤フェーズ 継続運⽤ ‧社内エンジニアとの距離が遠い ‧⼯数が⾜りない ‧兼務しているので時間が取れない

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短期のマーケ的施策で採⽤/ブランディングの成果達成は効果測定が困難 技術広報が抱える課題 ウェビナー オフライン イベント カンファレンス 協賛 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧ 採⽤ ノベルティ制作 テックブログ 採⽤/ブランディングのKPI測定の難しさ 2021/06 2022/10

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 まずは何を⽬的としてやるのか? を明確にすること

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 ⽴ち上げして⼀定期間は成果が出ないことを 前提として、やり切ることに重きをおく

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DevRel/技術広報の役割事例 技術広報が抱える課題 A社 B社 社内向けDevRelとして 「自社内の開発生産性を高めるため、社内エンジニアが働きやすくなるため」 開発者マーケティングとして 「自社製品やプロダクトを開発者に使ってもらいたい。開発者により良い環境を届けた い」 C社 D社 採用 「採用戦略の一環として戦略的に実施、下流の採用ファネルまで繋げたい」 ブランディング 「まずはブランディング。技術力が強い会社と最初に想起してもらう」 求める役割は、各社のカルチャーやフェーズ、立場による “DevRel”とするか、”技術広報”とするかも、役割や目的によって各社に合わせて名付けるところが多い

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 とにかく最初は数!!! 資産を貯めること

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 明確な指標が出てきたら、それをKPIにおく

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役割と⽬的は? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド 役割 ⽬的 KPI事例 事業会社 社外向け テックブログの運営 オンライン/オフラインイベ ントの実施 カンファレンススポンサー協 賛 採⽤ 認知向上 PV数 満⾜度アンケート カジュアル⾯談数 社内向け ①の活動全般 ⾃社カンファレンスの開催 社内開発環境の整備 社内勉強会 社内エンジニアの発信増 加 社内の開発⽣産性の向上 社内アンケート 記事発信増加数 開発者向けマーケティ ング ⾃社プロダクトのセミナー開 催 コミュニティ運営 ⾃社プロダクトの認知拡 ⼤ 利⽤者の増加 リード獲得数 登録数

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じゃあ、どういう体制にする?

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DevRel / 技術広報の役割事例 DevRel / 技術広報に求められるスキル/キャリア 全てをひとりでやるのは不可能... ましてや兼務で... テックブログ運営 オンライン / オフライン イベント運営 社内勉強会 / 社内イベントの開催 採用スカウト 社内カンファレンス運営 社内ドキュメントの整備 記事 / ブログレビュー カンファレンス スポンサー出展 ノベルティ制作 コミュニティ運営 SNS運用 登壇

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兼務のみではかなり難しい! 専任を⼀⼈は⽴ててほしい‧‧‧

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まずは熱い志をもったメンバーを募る

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その⼈がやりたい、得意分野のコンテンツを やり切ること

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DevRel/技術広報の業務事例 技術広報戦略⽴案 ‧⽬的/KPI/ブランディング戦略など⾃社に合わせた⽅針策定 プロジェクトマネジメント ‧イベント実⾏ ‧プロジェクトマネージャー コンテンツ制作 ‧ライティング/編集 ‧動画/⾳声 ‧イベント企画 マーケティング ‧SNS運⽤ ‧広告/プロモーション リレーション構築 ‧社内外のエンジニアなどとの繋がり チームで分けたり、得意分野でタスクを任せる必要がある ここができるよ!

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海外ではDevRelの仕事は細分化、チームとして活動している DevRel / 技術広報に求められるスキル/キャリア マネージャー テクノロジーエバンジェリスト デベロッパーアドボケイト コミュニティマネージャー テクニカルライター トランスレーター DevRelチーム マーケティング チーム …

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海外では⼀つ⼀つの仕事が専⾨職

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Findyでは?

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FindyでDevRelが⽴ち上がるまで

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イベント実績 ● イベント開催数  ○ 265回 ● 平均申込数 ○ 330名 ● connpassメンバー数 ○ 2022年9⽉ 約6000名 ↓↓↓ ○ 2023年11⽉ 約16000名 約9000名増加

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イベントは各部署からの兼務が1-2名で実施 ⽉1回程度のイベント実施 基本的にキャリアイベントが多く、技術イベントは少なめ 北川も、兼務でイベント企画 DevRel⽴ち上げ前夜

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⽚⼿間だと、 どうしても納得のいく企画や量を⾏えない

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本業として、 エンジニア向けイベントやカンファレンスに しっかり向き合えるチームを作ろう

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DevRel 組成 🎉

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Findyはマーケや採⽤とは切り離して、 DevRelチームをおいてます

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挑戦するエンジニアの プラットフォームをつくる。 テクノロジーによる社会変⾰の時代に最も必要なことは、エンジニアの可能性を拡げることです。 Findyは、アルゴリズムとヒューマニティの融合によって、 すべてのエンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームをつくります。 個⼈のチャンスを⽣み出し、組織の⽣産性を向上させ、社会の⼈材資産を好循環させる。 エンジニアプラットフォームが、デジタル社会の発展を加速していきます。 Vision / ビジョン

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スキル偏差値 想定年収予測

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FindyのDevRelの 役割 とは?

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「挑戦するエンジニアのプラットフォーム」 への⼊り⼝

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挑戦したいエンジニアが、 発⾒し、学び、出会える 場所や機会、コンテンツを作る

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自社カンファレンス メディア(Findy Engineer Lab) 動画コンテンツ(アーカイブ動画) オフラインイベント カンファレンススポンサー参加 オンラインイベント 発⾒する 学べる 出会える

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DevRelの役割とは? ● 挑戦するための不安を取り除く ● 新しい価値観を知れる ● 新しい仲間、知らない⼈に出会える ● 新しい⾃分に出会える ● 挑戦するための後押しとなる ● ワクワク感、⾼揚感、安⼼感が味わえる

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これからどうしていくのか?

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世界中のエンジニアが 挑戦できる⼟台をつくりたい

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DevRelチームとして、 それぞれの得意を活かして仕事をしていきたい

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We are hiring!

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ヒアリングに協⼒いただいた DevRel / 技術広報のみなさま ありがとうございました!!!

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ご清聴ありがとうございました