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PdM/事業責任者が考える エンジニアとしてやって良かった事3選 Hikaru Baba

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今日、お話したいこと - 自己紹介 / DeNAでのキャリア紹介 - DeNAにもしJOINしたら??をイメージしてください - PdM/事業責任者が考えるエンジニアとしてやっていてよかった事 3選 - エンジニアだから得られた環境 / 気付き

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自己紹介 / DeNAでのキャリア紹介

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自己紹介 / キャリア紹介 馬場 光 ( BABA HIKARU ) 2012年 株式会社ディー・エヌ・エーにエンジニアとして新卒入社 ソーシャルゲーム事業本部 配属 2015年 新規事業戦略室 異動 個人間カーシェアリング「Anyca」リリース 2017年 「Anyca」事業責任者/PdMに就任 2021年 株式会社DeNA SOMPO Mobility 代表取締役社長 (現任) 株式会社DeNA SOMPO Carlife 代表取締役副社長 (現任)

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10年間のキャリアをざっくり エンジニア研修 ・研修初日にHello, World ! ・テストでは、ほとんどワースト5 ・配属は8月、本番権限(一人前)は12月 

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10年間のキャリアをざっくり エンジニア研修 ソーシャルゲーム:運用エンジニア ・夕暮れのバルキリーズ、戦国ロワイヤルというゲームの運用チームに配属 ・ひたすらにコードを書く

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10年間のキャリアをざっくり エンジニア研修 ソーシャルゲーム:運用エンジニア ソーシャルゲーム:リードエンジニア ・システム障害での(機会)損失は数千万 ・システム全体の質を担保する

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10年間のキャリアをざっくり 「Anyca」:サービス立上げ / サーバー担当 ・同期と共に新規事業の提案 ・エンジニアは、CTO(当時)と2人 ・バックエンド全般、営業からリリースまで

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10年間のキャリアをざっくり CTO(当時) ユーザーさんが触るとこ、 全部やろうかな! 了解です! では、それ以外やります!

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10年間のキャリアをざっくり ブラウザ スマートフォン 車両 クレジットカード決済 SMS送信サービス (電話番号認証) オーナーへの 振込システム 保険会社 CSオペレータ 保険会社 保険データ サーバ

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10年間のキャリアをざっくり CTO(当時) ブラウザ スマートフォン 車両 クレジットカード決済 SMS送信サービス (電話番号認証) オーナーへの 振込システム 保険会社 CSオペレータ 保険会社 保険データ サーバ

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10年間のキャリアをざっくり 「Anyca」:サービス立上げ / サーバー担当 「Anyca」:リードエンジニア / Androidアプリ開発 ・必要最低限の機能でリリースしたため、追加機能をどんどん開発 ・Androidを内製化したい ・2017年は、11日に1度リリース

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10年間のキャリアをざっくり 「Anyca」:サービス立上げ / サーバー担当 「Anyca」:リードエンジニア / Androidアプリ開発 「Anyca」:事業責任者 兼 プロダクトマネージャー ・一緒に事業を立ち上げた責任者が子会社社長へ ・事業責任者/プロダクトマネージャーにBiz転向

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10年間のキャリアをざっくり 子会社設立 ・事業の更なる成長のためにSOMPO HDとの合弁会社を設立 ・新規事業(マイカーリース事業)を行う子会社も同時に設立

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10年間のキャリアをざっくり 子会社設立 代表取締役社長 / 副社長に就任 ・2021/4より代表取締役として2社の経営

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担当事業について

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今だから思う、 エンジニアとしてやっていてよかった事 3選

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・ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる ・頭の中 < パワポ < プロトツール < 開発中アプリ ・他責からの卒業

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ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる - 例) AnycaのPdMをしているとき、「クルマ好き」向けの施策をやりたい 感覚 - 乗ってみたいクルマがある - クルマ雑誌を購入する - クルマをメーカーではなくてモデルで言う Anyca内のデータで定義すると、、? - ログイン頻度が高い - クルマページのPV数がXXX 以上 - お気に入りクルマ数がXXX 以上 などなど

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ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる ログイン頻度 お気に入りクルマ台数

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ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる ログイン頻度 お気に入りクルマ台数 馬場

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ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる ログイン頻度 お気に入りクルマ台数

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ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる - 自分自身の感覚の数値化、見える化ができるという成功体験 - 自分が感覚的にもデータ的にもターゲット群であれば、自分に向き合って決める - そうでない場合は、データやヒアリングの重要度をあげる

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・ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる ・頭の中 < パワポ < プロトツール < 開発中アプリ ・他責からの卒業

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頭の中 < パワポ < プロトツール < 開発中アプリ - 頭の中で考えた施策をそのまま作るよりも、アプリを開発しながら何度も触 り、そこで意思決定した方が良いものにできる可能性が高い ※ 大したことない施策に早々に気付けることも多い - 百聞は一見にしかず、百見は一験にしかず - 手元で作ってみて体験することができるという圧倒的な強み

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頭の中 < パワポ < プロトツール < 開発中アプリ - 社長やPdMになっても、、 - whyは決める、howはエンジニアに任せきる体制に。 - PdMの承認なしでエンジニアが仕様変更の意思決定できる - 例えば戦略策定 - 小さく早く試せるものがないかを常に探している

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・ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる ・頭の中 < パワポ < プロトツール < 開発中アプリ ・他責からの卒業

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他責からの卒業 - コードを一通り書き終わってEnterを押す時、毎度間違ってるはずがない! と自信満々ですよね? - そして、だいたいエラーが出て、あちゃーとなりますよね? - プログラムは純粋なロジックの世界なので、少しでも間違いがあったらちゃんとエラーを出してくれ ます - そして、エラーの原因はほぼほぼ我々エンジニアが書いたコードにあります( 自分のせい ) - だから、まず 自分の書いたコードを疑い、修正するという動きが自然に身につきます

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他責からの卒業 - 社長やPdMになっても、、 - 例えば営業 - 毎回、準備をやりきって自信満々に先方に提案にいきます - そしてこちらも、一発でオールOK!契約!とはほぼなりません笑 その時に、 相手に対して「なんでわかってくれないのか?」ではなくて、 「どうしたら上手く伝わったのかな?」と、 自分自身の提案内容や話し方に原因を探すようにしています。

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他責からの卒業 - 世の中はプログラムみたいにロジックだけの世界ではないですが、、 - 上手くいかない時、皆さんがプログラミングをいつもするように、他責では なく自責でコミュニケーションをすれば多くの場合、良い方向に積み上がる

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まとめ ・ターゲットユーザー群と”自分自身”の距離感を測れる ・頭の中 < パワポ < プロトツール < 開発中アプリ ・他責からの卒業

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最後に - エンジニア時代に経験できてよかった、エンジニア環境にいて良かったと心 から思っているスキル/マインドでした - 日々の開発が、今日からより有意義になると嬉しいです

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