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2024.2.22 株式会社Fusic 中林真悠 1 クラウド×九州企業 ~福岡発 IT 企業 Fusic が地元企業と取り組ん できた課題解決~ #地方だからできる

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自己紹介 中林 真悠 株式会社 Fusic (フュージック) • 事業推進部門 AWSチームリーダー/コンサルタント - 初期提案、アドバイザリー、プロジェクト管理 - お客様とエンジニアの間に入る • AWS Solution Architect Professional 出身 • 宮城県仙台市出身 • (仙台→山形→仙台→福岡) • 福岡在住歴2年半くらい 趣味 • 楽器を弾くこと(軽音楽部所属) • 福岡のお店巡り 2

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今日の内容 3 1. 会社紹介 2. 地方×クラウド 3. 九州×クラウド事例紹介 4. まとめ

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01 会社紹介

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株式会社Fusicについて 5 ◼ 設立年月日:2003年10月10日 ◼ 拠点:福岡市中央区天神4-1-7 第3明星ビル 6F ◼ 社員数:101名(2024年2月時点) - 九州大学大学院在学時に起業 - 創業時の想い - “判で押したようにみんなが東京や大阪に行くことに違和感を覚え、僕らが住みたい街、好き な街である福岡に活躍の場を創りたい” 代表取締役社長 納富貞嘉 取締役副社長 浜崎陽一郎

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Fusicの事業について 6

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Fusicの強み 各技術の結合力 7

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AWSパートナーとしてのFusic 8 20 10 2022 「APN ALL AWS Certifications Engineers」3名 「APN AWS Top Engineers」3名選出 2012 AWSのグローバルパートナープログラム 「APNコンサルティングパートナー」に認定 2016 AWSの「AWSパブリックセクターパートナー」に認定 AWS保有資格数 Specialty 66 Professional 44 Associate 74 Foundational 22 合計 206 ・Advanced Tier ・Service Path - AWS導入運用支援やコンサルティング ・日本初のPublic Sectorパートナー

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フィールドプロジェクト:お米作り 9 2022年からFusicではお米作りを始めました。 福岡県糸島市にある棚田をお借りして、IoTデバイスを設置して、日々データを記録しています。 今後、協力してくださる農家様と一緒に色々な実証実験を進めていきます。

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02 地方×クラウド

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# 地方だからできる 11 なぜ地方こそクラウドなのか? 地方(地方都市) リソース不足の課題感が強い - 人員 - スケジュール - コスト クラウド - 柔軟性 - 拡張性 →必要なときに必要な分をすぐに準備ができる 地方の課題感との相性が良い →「地方だからできる」とは?

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バックグラウンド 12 • 前職:通信会社 • 地方支店に配属(2018~2021) • SE • ネットワーク設計 • 現場作業/現場監督 • PM/ベンダーマネジメント 現場作業 • LANケーブルを作る • 床下配線 • 地方拠点まで機器を交換しにいく →データセンターで物理的な作業経験ができてよかった 物理を管理する人たちの努力の上に成り立ってる

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当時の現場仕事で感じていたこと 13 - 人手不足による一人ひとりの作業負担の重さ - 拘束時間が長い(データセンターへの移動時間など) →運用だけでも精一杯 改善や新しいことに取り組めない 一方で・・・ 地方企業同士だからこそ課題を共有しあえる 実際の現場を見ることで顧客の課題についてリアルに捉えることができる

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クラウドとの出会い 14 東北の企業から福岡のFusicに転職し、本格的にAWSを触れ始める クラウドネイティブな考え方 • サーバーありきで考えない • 構成を柔軟に変更できる アップデートの早さ • オンプレだと調達したサーバに合わせた数年単位のアップデート • 便利な機能・サービスが次々に追加し、ベンダも対応していく 単純なクラウド移行だけでなくクラウドならではの利点を活用することで ・リソースの最適化(人の稼働は減らすが可用性は確保) ・環境・時代の変化にも柔軟に対応できる

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03 九州のお客様×クラウド事例

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事例① 既存のシステムをクラウド へリフトする

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宗像大社様 17 背景 • 日本神話に登場する日本最古の神社の一つ • 2017年世界遺産登録 • デジタル導入に積極的で崇敬者管理システム※をすでに利用していた ※神社版顧客管理システム 課題 • IT担当がおらず兼務しているため 運用負担はなるべく減らしたい (巫女さんがSQLをたたいたり、、) • OSのサポート期限が切れており セキュリティに不安がある

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宗像大社様「崇敬者管理システムリプレイス」 18 ご祈願などを受けられた方々を「崇敬者」とし、その お名前やご住所、祈願種別等をシステムにて 管理するシステム • 厄年検索や和暦返還といった神社ならではの機能 の実現 • 物理サーバー管理からの開放 ◆ 自社サーバーの管理コストが減った ◆ 神社の本来業務へ時間を割けるようになった

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九州大学「AWS Direct Connect を用いたサイトのAWS移行」 19 課題 • 大学が保有するIPの活用 • セキュアな接続・認証 ◆ 運用負荷の軽減 ◆ セキュアなハイブリッドクラウド環境 ◆ 合格発表などでの一時的なアクセス増に柔軟に対応 構築内容 • Direct ConnectでSINETと接続 • 学内のファイアウォールを経由す るセキュアな構成を実現

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九州大学「Amazon WorkSpacesを用いた教育情報システムの構築」 20 課題 • 学生へのVDI環境提供 • コストを抑える必要 ◆ セキュアにかつスピーディに同一環境を配布 ◆ 必要以上のコストがかからないよう最適化 構築内容 • Amazon Workspacesの提供 • 学内ADとの認証連携 • 学生へ専用コンソールを提供し、 学生自身で起動や停止ができる • 月末には自動で削除する

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株式会社 QPS研究所様 QPS-SAR 地上局系システムの構築 21 構築内容 • ElasticSearch Servieを利用してリアルタイム でのデータ可視化 課題 • 初期投資を抑えつつ事業拡大に対応する • 短い時間で正確かつリアルタイムに 人工衛星の状態を把握する ◆ ハードウェアの管理が不要のため人工衛星開発へ集中 ◆ 人工衛星の増加に柔軟に応えられる拡張性

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事例② 新しいシステムを クラウドで構築する

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株式会社南福岡自動車学校(ミナミホールディングス)様 23 弊社HP お客様の声ページへ掲載 • 自動車学校業界で先進的な取り組みを多く実施 • 学科教材「DON!DON!ドライブ」 • 自動車学校向け事業 • AI教習所

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株式会社南福岡自動車学校(ミナミホールディングス)様 24 背景 コロナ禍となり指定自動車教習所でのオンライン学科教習の実施が警察庁に承認 →学科教習のオンライン化を積極的に進めたい 課題 導入検討時 • 教習ならではの要件や制約 - 本人確認が必要 - 動画を常に見ているか確認 - 複数デバイスに対応した動画配信システム 拡大時 • コロナ禍となりオンラインの需要が急激に増加

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株式会社南福岡自動車学校(ミナミホールディングス)様 25 導入期:AWS上に用意されているサービスを組み合わせてスピーディな開発を実現 動画を様々なデバイスで視聴できる ように変換 →Elemental MediaConvert 本人確認、受講確認 →Rekognition 機械学習による高性能な顔認証が利用 できるマネージドサービス アクセス増に耐えられる動画配信 →S3+CloudFront

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レノファ山口様「AIを活用した映像解析・試合分析システム」 26 課題 • プロサッカーチームで試合後に監督コーチ陣が手作業で試合分析 • 戦術立案の作業時間に要する 機械学習×AWS 推論部分:ECRのコンテナを動作させるAWS BatchのStep Functions Webシステム:Amplify →フルサーバレス

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レノファ山口様「AIを活用した映像解析・試合分析システム」 27 ◆ 戦術立案のための作業時間を大幅に削減 ◆ フルサーバレスでスピーディな構築

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クラウド導入支援 事例③

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クラウド導入の最初のステップとは? 29 さまざまな障壁 • なにから始めればいいのかわからない • リードできる人・組織がいない • クラウドに必要なスキルをもった人材がいない →クラウドができる会社にすべて委託すればよい? クラウドジャーニー →クラウド化(クラウドネイティブ化)への継続的な取り組み 一時的にクラウドへ移行するだけではなく、継続的に取り組むための土台が重要

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佐賀銀行様 内製化支援 30 JAWS FESTA 2023 KYUSHUで発表 佐賀銀行様発表資料より抜粋

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佐賀銀行様 内製化支援 31 ①ワークショップ • 対象とする業務課題について絞り込む • 課題解決のためのクラウドアーキテクチャを考える →弊社はワークショップと技術的なアドバイスを実施 →主役はあくまでお客様自身 →その後の主体的なクラウドジャーニーへつながる 実際に開発したシステム:「銀行内の資料を一箇所に集約し検索できるシステム」 ②ハンズオン • 内製化に必要な技術を実際に手を動かして経験する 弊社の支援はクラウドの考え方と技術的なQAのみ →設計や作業はすべて佐賀銀行様で実施できるように支援

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佐賀銀行様 内製化支援 32 弊社の支援はクラウドの考え方と技術的なQAのみ →設計や作業はすべて佐賀銀行様で実施できるように支援 ①ワークショップ • 対象とする業務課題について絞り込む • 課題解決のためのクラウドアーキテクチャを考える →弊社はワークショップと技術的なアドバイスを実施 →主役はあくまで銀行様 ②ハンズオン • 内製化に必要な技術を実際に手を動かして経験する

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ワークショップを実施 33 内製化支援の効果 →”実現したいシステムを考え、設計し構築することを通じ、AWS上のシステム構築のイメージが できるようになった” →現在ではベンダ依頼なしでAWS基盤上での行内システム内製化開発を進めている 佐賀銀行様発表資料より抜粋

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佐賀銀行様 内製化支援 34 “わからなかったところは、メンバー自ら調べたり検証してみたりなど、能動的なスキルアップに取り組んでいました。” “Fusicさんは、手取り足取り教えるというよりは、自ら考えられるようになるための道筋を示してくれているように感じ ました。 そのおかげで、参加メンバーも深い興味関心を持ち、取り組むことができていました。 これは内製化を目指すために非常に重要なポイントだと感じています。”

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#地方だからできる 35 • 地方の課題感×クラウドの特徴の相性 • 当事者意識が強い→本当に必要なものを作りたいというモチベーションが高い × モチベーション 自ら できるという経験 →2つがかけ合わさることで本当に必要なDXが進んでいく クラウドありきではなく顧客自身の課題感を捉えた解決 ポイント① ポイント②

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#地方だからできる 36 • 機能だけではないクラウドの特徴 - 柔軟性 - 拡張性 - 情報共有できるコミュニティ - 支援体制 - オンプレミスでは既存ベンダが強い - クラウドではあくまで顧客が主役 - ベンダはパートナーとして近い距離で支援する ポイント③

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まとめ 37 • 地方こそクラウドの導入メリットは大きい • 既存システムのリフトでも運用負担軽減によってやるべきことへ注力 • クラウドを利用して新規事業をスムーズに展開 • 内製化のファーストステップを支援 #地方だからできる - クラウドとの機能的な相性が抜群 - 高いモチベーションとクラウドでの経験のかけあわせ - 単なるベンダではなく「パートナー」として伴走できる

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ご清聴いただきありがとうございました Thank You We are Hiring ! https://recruit.fusic.co.jp/