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小さく始める 自作入門! ~RedisっぽいKVSを作って学んだこと~

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やまけん Profile SaaS企業でバックエンドエンジニアをしています。 最近、TechBullの運営になりました。 趣味 サッカー観戦、旅行、Podcast聴くこと 少し前に群馬で滝行体験ツアーにいきました。 yamaken_0216

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何か自作してみたいな〜。 って思う時期ありますよね。

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Key-Value Store作ってみよう!

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なぜ、Key-Value Storeを選んだのか 身近なミドルウェアで仕様が明確 使い方を理解しており、動作イメージが掴みやすい 最小構成が数十行で完成 小さく始めて段階的に機能追加できる 参考となるOSSがある Redis, Valkey, Memcachedなどのコードを参考にできる (今回はRedisを参考にしました。 )

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Redisの説明 正式名称 : REmote DIctionary Server インメモリKVS RESP ( REdis Serialization Protocol)で通信 データ構造 String, List, Set, Hash, Sorted Set... その他の機能 永続化、 Pub/Sub、 トランザクション...

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redis-cli (Client) redis-server ユーザー Redis の説明 コマンド入力 入力されたコマンドを RESPにシリアライズする Responseされた RESPをデシリアライズする RequestされたRESPを 解析して、処理する Request Response 結果を返す

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redis-cli (Client) redis-server ユーザー Redis の説明 コマンド入力 入力されたコマンドを RESPにシリアライズする Responseされた RESPをデシリアライズする RequestされたRESPを 解析して、処理する Request Response 結果を返す 今回自作するところ

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どう作っていくのか。 コアはシンプルなので簡単な流れだけ紹介!

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どう作っていくのか。 1. 基本的なRESPを理解する 2. TCPサーバーとPINGコマンドを作る 3. SET,GETコマンドを実装する 4. 好きなように拡張しよう

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どう作っていくのか。 1. 基本的なRESPを理解する 2. TCPサーバーとPINGコマンドを作る 3. SET,GETコマンドを実装する 4. 好きなように拡張しよう

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1 . 基本的なRESPを理解する RESPとは、Redis Serialization Protocolのこと Redisクライアントとサーバーが通信するためのテキスト ベースのプロトコル RESP2とRESP3がある この段階では、基本的なプロトコルのRESP2を使う

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1 . 基本的なRESPを理解する 出典: Redis 公式ドキュメント https://redis.io/docs/latest/develop/reference/protocol-spec/

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どう作っていくのか。 1. 基本的なRESPを理解する 2. TCPサーバーとPINGコマンドを作る 3. SET,GETコマンドを実装する 4. 好きなように拡張しよう

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2.TCPサーバーとPINGコマンドを作る TCPサーバーを作る 好きな言語 標準ライブラリで提供されているものを使うと簡単! 簡易的なPINGコマンドを作る PINGというコマンドがリクエストされたらPONGと返す

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どう作っていくのか。 1. 基本的なRESPを理解する 2. TCPサーバーとPINGコマンドを作る 3. SET,GETコマンドを実装する 4. 好きなように拡張しよう

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3.SET,GETコマンドを実装する SETコマンドを実装する リクエスト SET key名 value名 ハッシュ(連想配列)に保存する レスポンス OKを返す

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3.SET,GETコマンドを実装する GETコマンドを実装する リクエスト GET key名 ハッシュ(連想配列)からkey名の値を取得する レスポンス 取得した値を返す これで、最小構成でインメモリKVSは完成

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どう作っていくのか。 1. 基本的なRESPを理解する 2. TCPサーバーとPINGコマンドを作る 3. SET,GETコマンドを実装する 4. 好きなように拡張しよう

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4.好きなように拡張しよう 拡張する機能候補 TTL機能の追加 型の追加( String , List, Set, Hash, Sorted Set...) データの永続化 ...

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自作時に参考になったもの 公式ドキュメント 今回はRedisのドキュメントを参考になった GitHub 自作KVSしてる人のコードもあるので参考になる LLM コードリーディングや仕様の壁打ちに使った

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まとめ 公式ドキュメントを読もう 最小構成でどう作るかが大事 LLMを使って理解をする 興味を持った方、ぜひ一緒に自作しましょう!

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Thank you!