よい設計のプログラムを作るには

Slide 1

Slide 1 text

良い設計のプログラムを作るにはアジャイル時代に必要とされる設計

Slide 2

Slide 2 text

アジャイルの時代

Slide 3

Slide 3 text

アジャイル時代に必要とされる設計目指すところはそんなに変わらないですけどね。

Slide 4

Slide 4 text

アジャイル時代に必要とされる設計ただ途中経過は結構違っているかもしれない。

Slide 5

Slide 5 text

アジャイルでプログラムはどう変わったか少々の手戻りはどんとこい変更はいつでも修正できる

Slide 6

Slide 6 text

アジャイルでプログラムはどう変わったかそもそも理想的な設計は一つに決まらない

Slide 7

Slide 7 text

アジャイルでプログラムはどう変わったか機能が変更されれば最適な設計も変わる

Slide 8

Slide 8 text

アジャイルでプログラムはどう変わったかテスト駆動開発では、内部設計はリファクタリング時に行う。常にゴールが変わる中で、常に最適を保つ。

Slide 9

Slide 9 text

設計方針

Slide 10

Slide 10 text

DRY DRY Don't repeat yourself 絶対に二度書かない

Slide 11

Slide 11 text

DRY 本当に同じことは絶対に二度書くな！別に2回書くのが面倒だからじゃないから。影響範囲調べる必要がないコートにする。

Slide 12

Slide 12 text

DRY 厳密に絶対かと言えばさすがにそうじゃないけど。たまたま同じ書き方になっているだけで違う意味の場合。どう工夫してもその言語では絶対共通化できない場合。無理やり共通化したほうが明らかに読みにくくなっている場合。

Slide 13

Slide 13 text

YAGNI YAGNI You ain't gonna need it いずれ必要にならない

Slide 14

Slide 14 text

YAGNI 必要にならなくても存在する以上は必ずコストがかかる。必要になった時に当初想像していた仕様で問題ないことは少ない。後で追加がよほど面倒な時はさすがに話が別だが。

Slide 15

Slide 15 text

オブジェクト指向設計昔からの「正しい設計」に近づけていく

Slide 16

Slide 16 text

抽象化人間に対してプログラムを書く char*ではなく string型を使う “YYYYMMDD”ではなくDate型を使う

Slide 17

Slide 17 text

識別子には適切な名前を付ける解読しやすい読めば分かるので解読する必要もない numberOfPeopleOnTheUSOlympicTeam maximumNumberOfPointsInModernOlympics checkTotal currentDate linesPerPage

Slide 18

Slide 18 text

識別子には適切な名前を付ける辞書や類語辞典を使う語順は正しい文法で現在分詞や過去分詞をつかう手を抜くな!!

Slide 19

Slide 19 text

推敲門を推すというか敲くというか一晩考える。もちろん文法は全部使えるのが当然です。日本語の文章を推敲するのと全く同じ作業。