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("͞Εͨ3%41SPYZ Λࢼͯ͠Έͨ KBXTVH KBXTVHDIJCB JAWS-UG 千葉 オンライン #6

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⾃⼰紹介 ⽒名:和⽥ 健⼀郎 アイレット株式会社 エンジニア JAWS-UG 千葉 運営メンバー SORACOM UGの運営にも最近参加 好きなAWSサービス: AWS Lambda 実は最近共著で本書きました。

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71$-BNCEBͱ͸ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • VPC内リソースにアクセスするためのLambda関数のこと • VPCにアタッチしたLambdaというのが正しいかな • ⼀番多いであろう(多分)⽤途はLambdaのデータストアと して、RDBMS(RDS)を使うケース • エンプラ⽤途では割とあったのでは

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71$-BNCEBͱ͸ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB 今の会社⼊って、 最初に担当した案件、 VPC Lambda + RDS(Aurora)案件でした。 (2016年、Node.js v4.3時代)

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71$-BNCEBͱ͸ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB (その当時の) VPC Lambdaの問題点 l ENI作成問題 l DBコネクション問題 しかし、2019年のアップデートで、 この辺が全部解消されました

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71$-BNCEBͱ͸ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB 2019年にあったアップデートは、以下 1. ENI作成タイミングの変更 2. Provisioned Concurrency 3. RDS Proxy(厳密にはLambdaのアップデートではない)

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71$-BNCEBͱ͸ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB 詳しいことは、 AWSJのSA下川さんの資料をご覧いただくといいかなと思いま す https://speakerdeck.com/_kensh/serverless-services- update-at-aws-re-invent-2019

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB 2019年のアップデートと書きましたが、 RDS Proxyは、Previewとして使えていて、 GAになったのは、2020年7⽉のことでした 今回はPreview時にも検証してたんですが、 GAになったので、 RDS Proxyをあり・なしでどう変わるのかを検証してみました

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB 先に謝っておきますと、この検証の元ネタは、 7/28に開催された「RDS+Lambda が始まる。過去のアンチ パターンはどう変わるのか」 であった、AWSJの福井さんのDEMOになります

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB 構成 RDS Proxyなし RDS Proxyあり

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • テスト条件 • 処理件数は500件と1000件で実施 • SQSへのメッセージ送信は10件毎に5秒Waitしながら実施 • なるべくLambdaの起動数を増やしたいので • SQSは3回リトライ失敗するとDLQ⾏き • RDS(Aurora)のmax_connectionsは100に設定 • Auroraだったので、もともと45だった(汗) • RDS Proxyは50%の接続を設定 • SQSトリガーのLambdaはDBコネクション接続後、90秒 SleepしてからデータInsert

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • 500件のケース

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • 500件のケース

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • 1000件のケース

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3%41SPYZݕূͯ͠Έͨ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • 1000件のケース

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·ͱΊ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • RDS Proxy 想像以上にすごい • 意図的にコネクションが溜まるようなロジックにしたけど、 ちゃんとエラーなく処理される • しかも、単純にRDS Proxyに接続先を変えただけ • 今回は⾮同期処理でテストしたけど、同期処理(API-GW 経由)のRESTAPIで使うとどうなるかは別途検証したいと ころ • ピン留めという事象もあるらしいので、利⽤の際は注意必要 • RDS Proxy⾃体は別にLambda専⽤ではないので、活⽤でき るケースは多そう • お⾦かかるので、ご利⽤は計画的に

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·ͱΊ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB • Aurora(MySQL)でやってしまったが、⾮AuroraのMySQL でも試した⽅が良かったかもしれないのは反省 • SQSトリガーって、EventのRecordsオブジェクト内に複数 メッセージを格納していることを失念(知らなかった)して いた。 • SQSトリガーの復習にもなったので今回よかった • VPC Lambda⾃体は、使いやすくなったので、VPC内のリ ソースアクセス以外にも、別APIを叩く際のIP固定にも活⽤ できるケースもありそう

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͓ΘΓ +"846(ઍ༿ ΦϯϥΠϯ 7PM KBXTVH KBXTVHDIJCB ご静聴ありがとうございました