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DX実現への鍵。 デジタル技術で拓く新規事業の可能性 2024 / 11 / 12 NCDC株式会社 代表取締役 早津俊秀

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• ビジネスはSOAで変革する。(IDGジャパン) • スマートデバイス×業務システム導入ガイド (秀和システム) プレゼンター紹介 ⚫ 1995年の新卒入社時からITを活用した新規事業の企画、実現を数多く経験。 ITの広範囲な経験・実績と国立大学法人の講師も務めるビジネス の知識、起業の経験からビジネスとITを繋ぐ。ワークショップやファ シリテーションによるサービスの新規立ち上げやビジネスコンサル ティングを得意とする。 経歴 日本電信電話にてエンジニア、新規ビジネスプロデュースを経験後、HP, BEA、オラクル等の外資系IT企業にてITコンサルタント、製薬ベンチャーでの IT部門を統括。ベンチャー支援等の後 NCDCを創業。 NCDC株式会社 代表取締役CEO 早津 俊秀 和歌山大学経済学部 非常勤講師 元グロービス経営大学院 客員准教授 2

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Business 新規事業立ち上げからの伴走 業務改革やIT改革の支援 Design ユーザ視点での設計 Technology 技術による課題解決 Innovation Consultant デザイナーやエンジニアと協力して、新 規サービス立案の支援や新規性の高い システムの要件定義を行う。プロジェクト 全体のマネジメント役も担う。 UX/UI designer UIデザインはもちろん、デザイン 思考やUXデザインのフレーム ワークを用いて上流工程(サー ビス全体のUX設計)を担う。 Engineer モバイルやWeb、クラウド、IoTや AIなど、新しい領域の技術に特 化。つくるだけでなく技術コンサ ルティングができる知見を持つ 者も多数在籍。 ⚫ AWS サービスパートナー ⚫ AWS Lambdaパートナー ⚫ 内製化支援推進AWSパートナー NCDCの事業領域 ⚫ 3領域でサービスを展開 ⚫ 各領域のスペシャリスト を社内に揃える体制 3

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DXの定義や導入状況について 4 「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会の ニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、 プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること(経済産業省)」 ※「DX動向2024」IPA 2024年6月27日 1001人以上の企業では 米国以上の導入状況。 取り組み自体は始まって いるが・・・

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広範囲なDXとその実現性の傾向 5 Marketing DX Sales DX 請求 DX HR DX 等 R P A AI/IoT/Big Data/Networkを 活用した業務システム • 画像分析を活用したシステム • デバイスからのセンシングデー タを活用したシステム • 位置情報と通信を活用した システム ITを活用した新しいサービス • 航空会社の〇〇Payサービス • 化学メーカーが特定業界向け SaaS提供 • 部品メーカーが働き方に関する SaaS提供 • 業務システムのコンビニ化 • 導入はしやすい • 従来同様のシステム開発の 知識が必要 • それなりの規模の開発になる 場合が多い • 既存のシステムや既存の業務から 完全に切り離して構築が可能 個別業務へのSaaS適用 システム化・データ化が 難しかった領域のシステム化 新しい収益源を 小さな失敗ができるよう小さく 始める 必要に応じてどんどん導入し ていくことがおすすめ DXの本流。しっかり取り組ん で高い効果を期待したい

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DX実現の最大の壁 6 DX導入や推進をスキルや経験を持って進められる人材がいない ※OpenAI DALL-E • テクノロジーの基本知識 • システム開発の知識 • ビジネスモデル・ビジネス分析の知識 • 業務プロセスの知識 • ・・・・・・ • ・・・・・・

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新規サービス・新規事業からのDX 7 テクノロジーを活用した新規サービス立ち上げから経験を積んでスキルを上げていく Marketing DX Sales DX 請求 DX HR DX 等 R P A AI/IoT/Big Data/Networkを 活用した業務システム • 画像分析を活用したシステム • デバイスからのセンシングデー タを活用したシステム • 位置情報と通信を活用した システム ITを活用した新しいサービス • 航空会社の〇〇Payサービス • 化学メーカーが特定業界向け SaaS提供 • 部品メーカーが働き方に関する SaaS提供 個別業務へのSaaS適用 システム化・データ化が 難しかった領域のシステム化 新しい収益源を 小さな失敗ができるよう小さく 始める 必要に応じてどんどん導入し ていくことがおすすめ DXの本流。しっかり取り組ん で高い効果を期待したい

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新しい収益源を生む新規サービス・新規事業のパターン ⚫ 完全に新規立ち上げ ⚫ 現在のリアルサービスの延長 ⚫ 介護施設事業者がオンラインのサービスを立ち上げる ⚫ 自動車メーカーがアプリのサブスクのサービスを立ち上げる ⚫ 社内システムの外販 ⚫ 工場内の品質管理システムを外販する ⚫ 鉄道会社のメンテナンス系システムを他鉄道会社に外販する ⚫ 協力会社向けに外販 ⚫ ゼネコンが協力会社向けの安全管理システムのサブスク提供を始める 8 様々なパターンがあるので、ものすごく敷居が高いものばかりではない

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DX推進で必須なスキルセット ⚫ DXのベースとなるテクノロジーに関する知識:テクノロジーの目利き力(What) ⚫ なにがどこまでできるのか?を知っておかないと実現性の判断がつかない ⚫ システムの基本構造(アーキテクチャ) ⚫ AI、データ分析、生成AIなどの基本概念やできること、苦手なこと、世の中にどれくらいすでに 用意されているのか? ⚫ 業界動向 ⚫ システム開発・プロジェクト管理に関する知識:システム開発の目利き力(How) ⚫ 新規サービス立ち上げの多くの部分のコストとリスクは大部分はこちら ⚫ システム開発工程がブラックボックスになってしまうと、企業側からマネジメントできない ⚫ プロジェクトマネジメントの基本、開発プロセス ⚫ 実現方法の理解 ⚫ 見積もりの妥当性判断 9 これらの知識がないままDXを推進していくのは難しい

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DX実現への鍵 10 テクノロジーとシステム開発の知識と経験を積ん でいけるような人材を育てていく。 後の経営陣候補としていく。 そして、新しい収益源を創っていく。 ※OpenAI DALL-E 新しい収益源を目指しつつ、必須スキル持つ人材を育成していく 新規事業に取り組むことがDX実現の鍵

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⚫ 全8回のワークショップを通して、新規サービス・新事業のアイデア出しから、事業性検討・評価、 具体化までを行うサービスです ⚫ 顧客の新規事業支援や、NCDCの新規ビジネス立ち上げプロジェクトを実際に経験しているコンサルタントが講師 を担当します ⚫ 新規サービス及び新規事業のターゲット分野・範囲についてはお客様個別にカスタマイズします ⚫ 例えば「10年後に実現するモビリティに関するITを活用したサービスを考える」 「地方を活性化するエンターテイメントサービスを考える」等 NCDCからのご提案|Ideation Workshop 11 サービスアイデアを 発散して数多く出す いくつかを選定して ビジネスモデルを 可視化する 収益性の評価を行う 新規サービスの 概要を 具体化する

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NCDCからのご提案| DX人材育成ブートキャンプ ⚫ 3日間でテクノロジーの基礎やシステム開発の基礎をケース課題を中心に学ぶ集中型のコース ⚫ 座学とケーススタディを繰り返し実施することでDXを推進できる知識を短期間で習得 ⚫ DX人材としてのスタートが切れる状態へ ⚫ お客様の目指す人材像に合わせて内容はカスタマイズ可能です 12 DX推進に必要なスキル ビジネスの目利き力 ビジネスモデル分析 デザイン思考・UXデザイン テクノロジーの理解 システム・アーキテクチャ AI・生成AIのポイント理解 クラウド化の本質 プロジェクト推進の理解 開発プロセス nonIT者向けの プロジェクト推進

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