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キャンベルの法則が発動しないように、ふりかえりのグラウンドルールを作った
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
① 数値で評価しない
② 数値を⽬的にしない
(測定されるものは操作される)
③ メンバーを⽐較しない ④ 分析はするが、⼈を責めない
グラウンドルールはふりかえりの冒頭で何度も伝える
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メンバーの協⼒もあったおかげで
Findy Team+ で定量的なものをふりかえる習慣がついた
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
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「開発⽣産性」の定義は⼈それぞれ持っている
「アジャイル」や「⼼理的安全性」と同じくらい
捉えどころが難しい
ここが⼀番⼤事なポイント
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
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開発⽣産性の取り組み︓中期
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チームビルディングの改善など
定性的にしか評価できない取り組みもある
この成果はどうまとめるのがよいのか︖
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ある時、メンバーから
SPACE というフレームワークを教えてもらった
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
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SPACE とは
下記のディメンションを⽤いて、定量と定性の両⽅から開発⽣産性を捉えるフレームワーク
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
Satisfaction and well-being
満⾜度、ヘルシーさ
Performance
価値(質的なもの)
Activity
⾏動量(レビュー数など量的なも
の)
Communication and collaboration
コミュニケーション、認知負荷の低さ
Efficiency and flow
フロー効率、作業の中断のなさ
各ディメンションを個⼈・チーム・システム
の 3 つの観点で捉える
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SPACE でできること
トレードオフが可視化できる
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
コミュニケーションは得意だが、アウトカムが少ない
⇒ なかよしチーム
アウトカムは多いが、満⾜度が低い
⇒ 燃え尽き症候群
SPACE だと数値のハックは
起こりにくいかも
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Hacobuの開発⽣産性の取り組み
Notion で SPACE の表を作ってチームの⽬標管理をやってみた
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各チームで SPACE を使ったチーム⽬標管理を始めた
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
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開発⽣産性の取り組み︓現在
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どれを改善すべきかはチームによりけりだが
最終的にはどのチームも
Performance を⾼めていけるようになろう
というゴールを作った
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Hacobuの開発⽣産性の取り組み
① チームビルディングや作業効率化などに取り組んで満⾜度が向上し
② 量をこなせるようになれば
③ 質に転化する
④ 結果が出ると満⾜度も上がる
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SPACE を使う上で悩ましいこと
Hacobuの開発⽣産性の取り組み
1つの実績が複数のディメンションにまたがる場合のまとめ⽅
各ディメンションにそれぞれの観点で実績をまとめてみたが
視認性が悪かった
SPACE に載せる実績の粒度
経営者向けの報告とチーム内での共有ではまとめる粒度が異なる
この辺はまだ模索中・・・
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今後の展望
各チームで SPACE を使ってみたフィードバックをもらって
改善していきたい︕
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