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2024/12/10 AWS事業本部 運用イノベーション部 高山 晃太朗 イノベーショントークから見る クラウド運用の未来を振り返ってみた #cmregrowth

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自己紹介 高山晃太朗 (たかやまこうたろ う) • AWS事業本部運用イノベーション部 • 金融系インフラSE4年 -> クラスメソッド3年 (コンサルティング部(2年と4ヶ月) → 運用イノベーション部) • 運用監視基盤開発、運用コンサル • 最近触っている/興味のある技術 : CDK、CloudWatch、Jira Service Management

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イノベーショントーク is 何? AWSのシニアリーダーから直接 革新的(Innovation)な洞察を得られるセッション Building the future of cloud operations at any scale (COP202) [メインスピーカー] Nandini Ramani : Vice President, Monitoring & Observability, AWS

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イノベーショントークで見せたAWSクラウド運用の未来について 1.クラウドガバナンスの変革 2.観測の変革 3.分析の変革 出典 : Building the future of cloud operations at any scale (COP202)

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クラウドガバナンスの変革

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クラウドガバナンスの変革 リソース利用状況の横断的な可視化 リソース活用の是正やコントロールへの課題

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クラウドガバナンスの変革 ⚫ Resource control policies(RCP) ✓ AWS リソースへの外部からのアクセスを中央集権的に制限できる予防的コントロール ⚫ Declarative Policies(宣言的ポリシー) ✓ AWS サービスのベースライン構成などを中央集権的に制限できる予防的コントロール ⚫ AWS Systems Manager の新しいエクスペリエン ス: ノード管理の簡素化 ✓ EC2 インスタンス、ハイブリッド、マルチクラウド環境で実行されているサーバーなど、マルチ環境で実行 されているノードの運用を効率化 ✓ Amazon Qを活用したノード状況の確認も可能に

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観測の変革

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観測の変革 月間20,000兆メトリック/1日あたり665兆メトリック

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観測の変革 ⚫ Amazon CloudWatchがサービスコンソールにオブザーバビリ ティデータのコンテキストを追加し、分析を高速化 ✓ メトリクスとログのリアルタイム分析により、問題の根本原因特定と運用効率の向上を実 ✓ リソース間の関連性を視覚的に表示し、システム全体の把握を容易化 ⚫ Amazon CloudWatch Container InsightsがAmazon ECSのオブ ザーバビリティ機能を強化 ✓ EC2およびFargate上で実行されるECSワークロードの包括的な可視化を実現 ✓ コンテナレイヤー間の階層的な分析が可能となり、個別コンテナのメモリリークなどの問題を効率的に特定 ⚫ Amazon CloudWatch が AWS での AWS サービスとワークロ ード向けのオブザーバビリティソリューションを提供開始 ✓ JSM、Apache Kafka、Apache Tomcat、NGINXなど主要サービス向けの事前定義済みダッシュボード ✓ メトリクスアラームの自動設定機能により、監視環境の迅速な構築を実現

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観測の変革 CloudWatch Alarmから関連メトリクスとトポロジーマップ を確認できる

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分析の変革

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分析の変革 大量のデータがパフォーマンス分析と原因特定を 複雑化し、ビジネス成果の妨げ

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分析の変革 ⚫ CloudWatch Application Signalsがアプリケーショントランザクショ ンスパンの完全な可視化機能を提供 ✓ CloudWatch Application Signalsの検索および分析のエクスペリエンス強化 ✓ アプリケーショントランザクションスパンに対してビジュアルエディタと Logs Insights クエリを通じて、ア プリケーションのパフォーマンスの影響を調査可能 ● Amazon CloudWatchとAmazon OpenSearch ServiceがZero-ETL 統 合されたアナリティクス体験を提供開始 ✓ 両サービスの統合された新しい分析体験とゼロ ETL 統合 ✓ CloudWatchでVPC、CloudTrail、WAFなどの事前構成済みOpenSearchダッシュボードを提供 ● Amazon OpenSearch Service、データ探索とコラボレーションを強 化する次世代 UI を発表 ✓ OpenSearch Service はモダンな運用分析エクスペリエンスを提供 ✓ またがるデータの洞察を一つのエンドポイントから得ることが可能に

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分析の変革 CloudWatch からOpenSearchのSQLやダッシュボードを利 用できる

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運用調査の変革 1.クラウドガバナンスの変革 2.観測の変革 3.分析の変革 出典 : Building the future of cloud operations at any scale (COP202) 4. 運用調査の変革

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運用調査の変革 CloudWatch 運用調査機能 ● CloudWatchメトリクス/アラー ムなどを起点にAmazon Q Developerが調査を支援 ● 調査に内容に対して、仮説やド キュメント、Automationランブ ックを提示 ※バージニア北部でプレビューで利用可能

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まとめ ⚫ 各々サービスをビルディングブロックとして利用 する状況からシームレスに運用・調査できるよう になった ⚫ CloudWatchに生成AI自らが調査を支援する新し いAI Ops(Cloud Ops)のかたちをみせてきた https://aws.amazon.com/blogs/mt/top-announcements-for-aws-cloud-operations-at-reinvent-2024 AWSのまとめブログ →

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一番の運用のアップデートは

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一番の運用のアップデートは 出典 : Amazon Linux AL2023 and beyond (CMP206) Amazon Linux 2 のEOS 延長なのかも知れない...

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